悪 魔 の 誕 生 日
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#201 [七瀬]
それにしても
今日は疲れた。
あ、違った…
“今日も”か。
ピリリ…
震える携帯を開くと
京介からのメールだった。
:09/04/22 18:28
:N703iD
:Di.X6F5w
#202 [七瀬]
“楽しかったか?
お姫さまとのデートは。”
はあ…
“今、帰ったとこ。
クタクタだよ。
姫とお前のせいで。”
素早く送り返した。
しばらくすると
また携帯が鳴りだす。
ブザーが止まらないことから、どうやら電話のよう。
:09/04/22 18:33
:N703iD
:Di.X6F5w
#203 [七瀬]
着信“京介”
『…んだよ。』
「別にぃ。楽しかったかなと思ってさ。」
『だから疲れた…』
「お前さ、毎日言ってるよな、“疲れた”って。」
苦笑いする京介の声。
『だって、まぢ疲れる…』
:09/04/22 18:37
:N703iD
:Di.X6F5w
#204 [七瀬]
ため息混じりに答える。
「でも、なんか楽しそうだよ、お前。」
『えっ?…そうか。』
楽しそう?
「うん。
なんか楽しそう。」
『なんだよ、それ。
まるで、今までが楽しそうじゃなかったみてぇじゃないか。』
:09/04/22 18:59
:N703iD
:Di.X6F5w
#205 [七瀬]
「うーん、そういう意味じゃなくて…」
京介の浮かない返事に
『んじゃ、
どーゆう意味だよ。』
少しイライラしながら
聞き返す。
「…んー、だからぁ。
なんというか、こう……
変わった。」
:09/04/22 19:05
:N703iD
:Di.X6F5w
#206 [七瀬]
『…変わった?』
わけ分かんね。
変わったって…
「うん、変わったよ。」
『“それは女遊びをしなくなった”ってこと?』
これにも浮かない様子。
「う〜ん、そういう意味でもあるけど…」
イライラというより
知りたい気持ちが勝っていた。
:09/04/22 19:09
:N703iD
:Di.X6F5w
#207 [七瀬]
『…なんなんだよ。
京介、焦らさねえで、言ってくれよ。』
「いや…それが俺にもよく分からないんだよ。」
なんだそれ。
「ただ、楽しそうなんだ。」
“楽しそう”
その言葉が頭を共鳴する。
:09/04/22 19:12
:N703iD
:Di.X6F5w
#208 [七瀬]
「ま、頑張れよ。」
京介との電話を終えた。
俺の気持ちは
うやむやしていて、
自分自身よく分からない。
でも、
“真姫と出会ってから
俺は変わった”のは確かだろう。
それは自分が薄々感じていたことだった。
ただなにが変わったのかは分からないまま。
:09/04/22 19:18
:N703iD
:Di.X6F5w
#209 [七瀬]
今日は散々……
担任に
たーっぷりと絞られた。
とりあえず、
これから頑張るということで、今回だけは免れた。
…といっても、
“これから”という言葉はずっと前から言ってたから担任はあまり信用してないみたいだった。
:09/04/22 19:28
:N703iD
:Di.X6F5w
#210 [七瀬]
実は俺も
その場しのぎで言ったし。
でも今回だけは
まぢで頑張らないと…
とりあえず学校にだけは
きちんと行こう。
そして授業だけは
出ておこう。
ま、こうしてれば
留年はないっしょ!
:09/04/22 19:31
:N703iD
:Di.X6F5w
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