虹色のオセロ
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#22 [ゆーちん]
結局クラス名簿は見ずに、風呂入って寝た。


レオと一緒に熟睡した。


明日から規則正しい生活になるんだから、頑張んないとな…。

⏰:09/04/22 11:16 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#23 [ゆーちん]
―――


私の作戦は成功だった。


適当に授業して、笑って、生徒と一定の距離取って。


嫌われずに、教師できた。


「ななみん、彼氏いんの?」


派手な女子にも友達みたく扱われた。

⏰:09/04/22 15:58 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#24 [ゆーちん]
腹立つけど、まぁいいや。


我慢すればいい。


「いないよ。」

「ななみんフリー?意外だぁ〜。」

「みんないるんでしょ?」

「まぁね。ラブラブすぎて困るべ?」

「羨ましいなぁ。」

⏰:09/04/22 15:59 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#25 [ゆーちん]
心の奥では、どうせすぐ別れるよって思ってる。


生徒を見てると、昔の私を見てるみたいだった。


ラブラブだって言っときながら、浮気ばっか。


彼氏コロコロ変わるし。


要はSEXできれば何でもよかった。

⏰:09/04/22 16:00 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#26 [ゆーちん]
まぁ、そんな悲しい事は卒業したけどね。


「ななみん先生。」


…殺してあげようか、ほずみん先生。


何であだ名に先生を付けるわけ?


キモいわ。

⏰:09/04/22 16:01 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#27 [ゆーちん]
「はい。」

「明日バレーボール大会なので、今日の放課後、準備の手伝いお願いします。」

「あぁ…はい。わかりました。」


レオ〜、帰るの遅くなる。


そう、テレパシー送信して、私はジャージに着替えに行った。

⏰:09/04/22 16:04 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#28 [ゆーちん]
「ジャージも似合うねぇ」


更衣室から出ると、バカ猿がいた。


2Cのチャラ男。


確か、名前は…


「渡辺栄之助。」

「あぁ、渡辺くん。ごめん、名前ど忘れして…」

「嘘。覚えてないくせに」

⏰:09/04/22 16:05 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#29 [ゆーちん]
「そんなことない。ちゃんと覚えてる。」

「じゃあ俺の斜め右後ろの奴の名前は?」

「…ど忘れ。」

「斜め右後ろ、いないし。俺1番後ろの席だもん。残念でした、嘘付きさん。」


鋭い。

こいつ何者?

⏰:09/04/22 16:06 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#30 [ゆーちん]
「…何か用?」

「俺と仲良くしてくんない?」

「…ん?」


何言ってんだ?


可愛い猿みたいな顔して、脳みそは猿より少ないのかな?


猿はいきなり私の手を引き、更衣室に入った。

⏰:09/04/22 16:07 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


#31 [ゆーちん]
あぁー。

めんどくさいかも。


この猿、鍵閉めちゃったし。


壁に押しやられてるし、私。


欲情猿ですか?

⏰:09/04/22 16:07 📱:SH901iC 🆔:8.MBcNuk


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