虹色のオセロ
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#451 [ゆーちん]
「本性こんななのに、なんであいつらは気付かないんだろ」

「私の演技がハリウッド級だから?」

「…」

「ボケたのにツッコめよ。滑ったよ私」

「それよりさぁ」

「話変わっちゃうのかよ」

「栄之助からメール来てさ、今日サボるんだって。ママから叱ってやってよ。こんな日にサボるなんて卑怯な奴」

⏰:09/05/04 12:58 📱:SH901iC 🆔:RBZ4yaF.


#452 [ゆーちん]
はい?

そうなの?

サボってんの?

信じらんなーい。


せっかくカレーライスマンの歌詞の事でお礼しようと思ってたのに。


「つーか今日行っていい?」

「いや」

「いやよいやよも好きのうち、っつーことで蕾夢と行くから」

⏰:09/05/04 12:59 📱:SH901iC 🆔:RBZ4yaF.


#453 [ゆーちん]
っとにもぉ、どいつもこいつも!


「お土産付き。8時頃行くね」


それだけ言って、仁士は去って行った。


はぁーあ。

今日も疲れそう。

明日が土曜日でよかった。

⏰:09/05/04 12:59 📱:SH901iC 🆔:RBZ4yaF.


#454 [ゆーちん]
「ななみちゃん、れお、こんばんわぁ」


8時だよ、全員集合ー!

…って古い?


「こんばんは。今日もエラ可愛いね蕾夢」


蕾夢はさっそくレオとじゃれ始めた。


「エラ可愛い?」

蕾夢の兄が言う。

⏰:09/05/04 13:00 📱:SH901iC 🆔:RBZ4yaF.


#455 [ゆーちん]
「偉い可愛いの略」

「い、しか略してねぇじゃん」

「うっせ、早く入れ」

「お邪魔しまーす」


慣れたように入って来た仁士。


「今日は何の用」

「用がなきゃ来ちゃいけないの?」

「いけないの」

「つまんねぇ女」

⏰:09/05/04 13:00 📱:SH901iC 🆔:RBZ4yaF.


#456 [ゆーちん]
仁士はこのタイミングを待ちわびていたかのように、私の機嫌を治すお土産を出した。


「何これ」

「お土産」

⏰:09/05/04 13:01 📱:SH901iC 🆔:RBZ4yaF.


#457 [ゆーちん]
机の上に置かれたお酒。


「未成年飲酒を見逃せってか?」

「ちげーよ。七海へのプレゼント」

「私に?」

「バイト先の人がくれたんだ。俺のこと学生って知らなかったみたいでさ。未成年だからいらないって断ったら親にあげてって言われたけど…酒癖の悪い両親にエサ与える訳にいかねぇし」

⏰:09/05/06 16:39 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#458 [ゆーちん]
「で、私に?」

「そ。もしかしてお酒嫌い?いらないなら他の人にあげるけど」

「いや、あの…大好きです。お酒」

「酒飲み女もモテない女の条件だよなー」

「んあ?」


仁士にニヤリ笑われてしまったけど、素直に貰ってよかったよ。

ガキにはわからないだろうけど、このお酒、めちゃめちゃ美味しいって有名でしょ?

⏰:09/05/06 16:40 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#459 [ゆーちん]
「…ありがと」

「素直な女はモテる」

「あっそ」


蕾夢にはリンゴジュース。

仁士にはアイスティーを出してあげた。

私はさっそくもらったお酒を!


…飲みたいところだけど、さすがにそこまでお酒好きではないから仁士と同じアイスティー。

⏰:09/05/06 16:41 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#460 [ゆーちん]
「別に飲んでもよかったのに」

「さすがに未成年の前で飲めないでしょ。ましてや私、教師ですから」

「へぇー、教師なんだ。知らなかった」


そんな冗談ぶっかましの仁士は携帯電話を開き、いきなり私に手渡した。

⏰:09/05/06 16:43 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#461 [ゆーちん]
「何」

「読んで。栄之助から」


画面はメール受信BOXが表示されていた。

差出人は栄之助。

《ママに俺の気持ちバレた》


「何これ」

私が聞くと、仁士は眉を寄せた。

「こっちの質問なんだけど」

⏰:09/05/06 16:44 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#462 [ゆーちん]
蕾夢がテレビに夢中になってるうちに、私と仁士の会話は進む。


仁士は常にクールビューティーを保っていました。

堂々と煙草を吸いながら。

私もキャラ崩壊してたけどね。


「ママにバレたんだって。何バラしちゃったの?」

⏰:09/05/06 16:45 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#463 [ゆーちん]
「何もバラしてないし、栄之助の気持ちなんか…あ」

「今の、あ、は明らかに何か思い出した、あ、だよね」


そうだ、昨日の夜の事だ。

口には出さなかったけど、やっぱり栄之助も気づいちゃったんだ。

私が、栄之助の好意に気づいてる事。

⏰:09/05/06 16:46 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#464 [ゆーちん]
「思い出した」

「何、教えてよ」

「…昨日、栄之助ここ泊まったんだよね」


仁士は表情を崩し、呆れ顔になった。

⏰:09/05/06 16:47 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#465 [ゆーちん]
「ヤったの?」

「違う。ヤってない。ヤるわけないじゃん」

「ただ眠っただけ?」

「そ。あんたと蕾夢みたいに」

「あの栄之助と一晩を共にしたのに、襲われなかったあんたは魅力ゼロって事か」

「あ?ちげーし。襲ってきたけど拒否ったの。ヤってもいいけどママを無くすよ、って」

⏰:09/05/06 16:47 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#466 [ゆーちん]
蕾夢がテレビで笑う中、私たちは話を続けた。


仁士の野郎は、まるで自分んちかのようにリラックスムードで椅子に座ってやがる。


「したら?」

「性欲より、童心のが勝ったみたいでさ。ママを無くすのはヤダからっておとなしくなった」

⏰:09/05/06 17:54 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#467 [ゆーちん]
「つーまーりー、七海とマジでヤろうとしたから、栄之助は自分が七海に好意があるっつーのがバレてしまった、と思ってる訳か?」

「…え、何。ごめん、もっとわかりやすく説明して」

「お前本当に教師か?」

「教師じゃ…ないのかも」

⏰:09/05/06 17:54 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#468 [ゆーちん]
「ったくよー。だから、栄之助は七海が好きなんだよ。わかる?」

「ママとして?」

「んなわけねーだろ。女として」


…あぁ、やっぱりそうなんだ。

⏰:09/05/06 17:55 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#469 [ゆーちん]
「ずっと七海には内緒で、栄之助はその恋心を隠してきました。でも、昨日我慢の限界で七海を襲って。
で、その時七海がなんか余計な事を言ったため、七海に自分の気持ちがバレちゃったから、俺にメールしてきたんだな」

「余計なことって…何」

「知らねーよ、バカ!自分のペチャパイに手ぇ当てて聞いてみろ」

⏰:09/05/06 17:55 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#470 [ゆーちん]
「でもさ、結局は私とヤんなかったんだよ?つまりママを選んだってことじゃん」

「んー、まぁそうなのか」

「そこまでして、ママに執着する意味は何?やっぱ母親に甘えたことないから?」

「たぶんそうなんじゃね?あいつ今までもママいっぱいいたよ。でも過去のママとはみーんなヤっちゃってたけどね」

⏰:09/05/06 17:56 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#471 [ゆーちん]
「何それ。何で私とはヤんなかったんだろ。やっぱ‥」

「魅力がねーから」

「はぁ?」

「もしくは、本気で七海に惚れてるか、だな」


うっそぉー。

後者だとしたら、相当面倒だよ?

どうすればいいの。

⏰:09/05/06 17:57 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#472 [ゆーちん]
「ママに執着する意味はそんなに考えなくてもいいんじゃね?やっぱ甘え知らずで育ったから、その反動かもしんないし」

「もしくは、ただの口実。ママっていう役割に頼ってキスとかしてくる為だけの」

「俺が選ぶなら、もーっちょっと色気のある女をママにするけどな」

⏰:09/05/06 17:58 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#473 [ゆーちん]
「…喧嘩売ってんの?」

「うん」

殴ってやろうか、ガキめ。


「とりあえず栄之助の話はわかった。そういう訳ね」

「ただの友達なのに、あんたは優しいねー。男でそんな友達想いは珍しいよ。もしかしてソッチ系?」

⏰:09/05/06 17:59 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#474 [ゆーちん]
「あらやだ、僕疑われてるのかしら」

「だってさ、前に1万貸してって言われたときも、断られたら体売るって言ったし。男が体売るって意味わかってんのー?」

「わかってるよ。冗談に決まってんじゃん。金なくてもそこまでしねーし」

「ふーん、どうだか」

⏰:09/05/06 17:59 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#475 [ゆーちん]
「栄之助とは、小さいときから仲良くて同じ歳なのに弟みたいな奴でさ。友情っていうか愛情入ってんのかも。家族愛っつーの?蕾夢への愛情と似てんだよ、栄之助のは」


へー、私だけじゃないんだ。

「それわかる。私も蕾夢への感情と栄之助への感情が似てんだよね」

⏰:09/05/06 18:00 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#476 [ゆーちん]
「そうなの?なら栄之助の奴、七海を想ってても意味ねぇじゃん。結局は母性愛みたいなもんだろ?」

「んー…なのかも」

その後も、ぐだぐだと話をした。

アイスティー何杯おかわりしたんだろう。

かなりの量を飲んだ気がする。

⏰:09/05/06 18:01 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#477 [ゆーちん]
「にいに、おちっこ」

テレビが終わった蕾夢が言った。


「ん」

仁士はトイレに連れて行き、ズボンとパンツを脱がした。


「…ぐふっ」

「変態七海」

「だって可愛くって」

「一種のセクハラだな」

⏰:09/05/06 18:01 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#478 [ゆーちん]
トイレから出ると、二人は帰ると言った。

なので、お見送り。


「蕾夢、七海ちゃんにバイバイは?」

「ばいばーい」

ちーっちゃい手がヒラヒラ揺れる。

かっ、可愛すぎる。


「蕾夢、いつでもおいで。でも兄貴のほうはいらないよー」

「何でだよ」

「仁士が来たって役に立たないもん。蕾無は私の癒し系アイドルだから」

⏰:09/05/06 18:02 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#479 [ゆーちん]
蕾夢ともう一度バイバイをして、仁士にも一応お酒のお礼を。

で、帰ってった。


ここからはレオとの時間。

「ねぇレオ。栄之助、何思ってるんだろうね」

わかんないよ、ってレオが言う。

⏰:09/05/06 18:02 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#480 [ゆーちん]
「私を好きなのは確かなんだよね。これは自惚れとかじゃなく。でも、好きなら何で恋人じゃなくママを選んだんだと思う?」


んー、ってレオが考える。

⏰:09/05/06 18:03 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#481 [ゆーちん]
「何にせよ、栄之助とまた話さなくちゃなぁ。よくわかんないや。仁士が何考えてるのかも」


そんな金曜日の夜。

明日は、休みだ。

色々と一人で考える時間はたくさんある。

⏰:09/05/06 18:03 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#482 [ゆーちん]
―――

週明けの月曜日。

今日から普通の授業だ。

眠いー、だるいー、うざいー。


「事件でーす」


んな軽い口調で知らせるなよ、委員長。


「何〜。朝からテンションの下がるような話はいやだから」


ていうか、登校中によく会うよねー。

⏰:09/05/06 19:41 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#483 [ゆーちん]
「…二日酔い?」

「あー、バレた?昨日、あんたにもらった酒を飲んだのよ〜。めちゃ美味かった。完食ならぬ完飲」

「一人で?」

「まさか。友達と」

「だよな、さすが一人だと引く‥」

「でもその友達ってのがお酒ダメな子でさぁ」

「ドン引きです、柴田先生」

⏰:09/05/06 19:42 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#484 [ゆーちん]
んな、全開で引かなくても。

私と仁士の仲じゃん、ねぇ〜?


「なんか悩み事とか聞いて貰いながら飲んでてさ、いつのまにか飲みきってた。アハハ…自分でもビックリ」

「悩みって…栄之助?」

⏰:09/05/06 19:44 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#485 [ゆーちん]
「プラス、うざいクラス委員長」

「へぇー、そんな委員長いるんだ」

「…で、何よ事件って」

「その悩みの種の委員長じゃない方、壊れた」

「は?日本語で説明して」

「いや、日本語だけど」

⏰:09/05/06 19:45 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#486 [ゆーちん]
「栄之助が壊れたの?」

「うん」

「ぬあ?」


仁士は淡々と話す。

「朝電話あってさ、出てみたら弱った声でいきなり、ここどこ〜?って」

「はぁ?」

「んなもん俺が知る訳ねぇじゃん。だから詳しく聞けばさぁ、夕べ羽目外しすぎちゃったらしいんだよね」

⏰:09/05/06 19:46 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#487 [ゆーちん]
「羽目って…どのくらい?」

「未成年の飲酒、喫煙、不純異性交友」


一気に青ざめた、ママ。


「まさか警察に?」

「いや、警察沙汰にはなってなくて。朝起きたら知らないホテルに寝てて〜みたいな」

「なんだ、警察沙汰になんなくてよかった」

⏰:09/05/06 19:46 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#488 [ゆーちん]
いや、でも問題は他にもあるっしょ。


「私が拒否ったから手当たり次第ヤったのかなぁ」

「かもねぇ」

「栄之助、今日学校来るって?」

「あぁ、たぶん。詳しくは本人に聞いて。まぁでももしかしたら避けられちゃうかもだけど」

⏰:09/05/06 19:47 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#489 [ゆーちん]
「んー、あり得るね」

「二日酔いになってる場合じゃないね、マーマ」


仁士はニッと笑い、そのまま私を置いて友達と学校に入ってった。

⏰:09/05/06 19:48 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#490 [ゆーちん]
さーさーさー。

栄之助、あんたに聞きたい事が山ほどあるよー。

だから早く登校しろっ!

⏰:09/05/06 19:50 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#491 [ゆーちん]
その願いが通じたのは6時間目だった。


《栄之助、来たぞ》

登校してきたらメールちょうだいって仁士に頼んでおいてよかった。

ちゃんと報告してくれてありがと、さすが委員長。

…にしても登校遅っ。

⏰:09/05/06 19:51 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#492 [ゆーちん]
授業のなかった私は職員室で待機。

てゆーか抜き打ちテストの作成。

抜き打ちテスト嫌いだったなぁ〜、なんて思いながら黙々と作った。

一時間なんてあっという間。

結局テストは作りきれなかったから途中で作成放棄。

急いで2Cに向かった。

⏰:09/05/06 19:52 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#493 [ゆーちん]
「ななみんバイバーイ」

「また明日ねぇ」

えっ、ホームルーム終了?

早く行かないと栄之助に帰られるっ!


「さよなら〜」

教室から出て行く生徒に挨拶をしたななみんは、慌て教室に入った。

⏰:09/05/06 19:53 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#494 [ゆーちん]
よっし!

仁士ナイス!


「渡辺くーん」

仁士が栄之助を引き止めてくれていたおかげで、まだ教室に残っていた。


私が呼び掛けると栄之助は振り返り、どんな反応をするのかとドキドキした。

⏰:09/05/06 19:54 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#495 [ゆーちん]
「先生久しぶり〜」

…あら、いつも通りだし。

あからさまに避けたりするとか思ってたんだけどな。

「これから時間ある?」

「んー、ちょっとだけなら」

「色々聞きたい事あるんだ」

「うん、いいよ」


いつもの笑顔で、言う事聞いてくれた栄之助はとても昨日ぶっ壊れてたようには思えなかった。

⏰:09/05/06 19:55 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#496 [ゆーちん]
仁士にお礼を言ってから、私と栄之助は教室を後にした。


「更衣室?」

「うん」


周りを気にしてから、二人で更衣室に入る。

ここからは素でいられるから楽なんだ。

⏰:09/05/06 19:56 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#497 [ゆーちん]
「あのさママ」

最初に声を出したのは栄之助だった。


「金曜、学校サボってごめんね」

「…別にいいけど。何でサボったの?」

「ママに会いたくなかったから」

正直なんだか、意地悪なんだか。

⏰:09/05/06 19:57 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#498 [ゆーちん]
「朝まで一緒だったのに?」

「うん」

「嫌いになったの?私のこと」

「ううん、全然。これからもママでいてねー」


屈託のない笑顔だった。

色々聞きたかったのに、一気にやる気が失せる。


仁士に送ったあのメールでの、バレたってのは私が予想してる答えで合ってるのか聞きたかった。

⏰:09/05/06 19:59 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#499 [ゆーちん]
でも、よく考えるとさ、それを聞いたら、仁士が私にチクったのが栄之助に知られるんだよね。


二人の仲を悪くさすつもりなんてないから、聞けなかったよ…色々と。

⏰:09/05/06 20:01 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


#500 [ゆーちん]
でも1つだけ、ちゃんと聞けた。

「カレーライスマンのアンコール曲、あれ私に作ってくれたんでしょ?」

「アハッ、バレたかぁ〜」

「バレバレ。でもありがとう。普通に嬉しいよ」


この【バレた】じゃないんだよね?

栄之助が仁士に送ったメールの【バレた】は。

⏰:09/05/06 20:08 📱:SH901iC 🆔:aLDiVks2


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