星とぽんず。
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#267 [七瀬]
 
 
「ああ、あの時は‥。
どうもすいませんでした。急いでたものですから‥」

そういって、
手を頬にかざすすがたは
"女の子"そのもの。


『いえいえ!
気にしないでください!
あれは、あたしも悪かったし‥』


「なに?
二人とも知り合い?」

⏰:09/07/15 19:58 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#268 [七瀬]
 
 
「知り合いというか‥」

"はづき"と呼ばれる女の子は

ちょっと困ったように、
照れたようにあたしを見上げる。


『あ、あたし柚子ってゆーの!松田柚子!!』

「柚子さんですね。
わたしは、飯田はづきです。よろしくお願いします」
 

⏰:09/07/15 20:02 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#269 [七瀬]
 
『はづきちゃん!
よろしくね!!』

手を出すと、


「は、はい‥」

雪のような
手を差し出した。



「‥あの、二人の世界に入らないでくれる?」
 

⏰:09/07/15 20:04 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#270 [七瀬]
 
 
‥忘れてた。


『ごっごめんごめん』

「もー」

その光景にはづきちゃんはクスクスと笑った。


「おもしろいですね、柚子さん」

「でしょー。飽きないよ。からかいがいありすぎて」

⏰:09/07/15 20:07 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#271 [七瀬]
 
 
『もう!歩志のバカっ!!』


はははは、と笑いが
静かな教室に響いた。



『‥ってか、はづきちゃん。敬語じゃなくっていーよ。タメなんだし。
呼び方も"柚子"でいいし』


「‥いや‥でも‥」

口ごもるはづきちゃん。
 

⏰:09/07/15 21:19 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#272 [七瀬]
 
 
「はづきは18だよ」

そんな、はづきちゃんのようすを見て、歩志が、口を挟んだ。


『へ?18‥歳?』

「そ。俺らより2こ上」


『う、うそーー』

じぃーっと、恥ずかしそうにしている、はづきちゃんを見た。

⏰:09/07/15 21:22 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#273 [七瀬]
 
 
「はい‥そうなんです。
あゆの言うとおりです‥」


別に、はづきちゃんが
子どもっぽいってわけじゃない。

むしろ、そう言われれば、18歳に見える。


ただ、あたしくらいしか
身長がないし、


『てっきり同い年かと‥』 

⏰:09/07/15 21:26 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#274 [七瀬]
 
 
「はづきは正真正銘の18歳だよ。ちなみに俺とはづきは幼なじみ」


‥へー、そうなんだぁ。



「あ、そうそう。言っとくけど、はづきは俺らと同じ1年生だから」


『えっ?なんで??』
 

⏰:09/07/15 21:30 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#275 [七瀬]
 
 
「2年間休学してました」


「はづきは、昔から体が弱かったからね」


たしかに、白い顔は
健康そうには見えなかった。


「でも、少し体調がよくなったから、
やっぱり、休みがちになっちゃうけど、学校来ようって思って‥」
 

⏰:09/07/15 21:34 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#276 [七瀬]
 
 
『そうなんですか‥』


その健気なすがたに
思わず、感動してしまった。

『あ‥なんかすいません。馴れ馴れしく呼び捨てにしてしまって‥』


「いーえー。いいんです」

はづきさんは
大きくかぶりを振った。
 

⏰:09/07/21 00:29 📱:N703iD 🆔:cWCs/.Bs


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