星とぽんず。
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#272 [七瀬]
 
 
「はづきは18だよ」

そんな、はづきちゃんのようすを見て、歩志が、口を挟んだ。


『へ?18‥歳?』

「そ。俺らより2こ上」


『う、うそーー』

じぃーっと、恥ずかしそうにしている、はづきちゃんを見た。

⏰:09/07/15 21:22 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#273 [七瀬]
 
 
「はい‥そうなんです。
あゆの言うとおりです‥」


別に、はづきちゃんが
子どもっぽいってわけじゃない。

むしろ、そう言われれば、18歳に見える。


ただ、あたしくらいしか
身長がないし、


『てっきり同い年かと‥』 

⏰:09/07/15 21:26 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#274 [七瀬]
 
 
「はづきは正真正銘の18歳だよ。ちなみに俺とはづきは幼なじみ」


‥へー、そうなんだぁ。



「あ、そうそう。言っとくけど、はづきは俺らと同じ1年生だから」


『えっ?なんで??』
 

⏰:09/07/15 21:30 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#275 [七瀬]
 
 
「2年間休学してました」


「はづきは、昔から体が弱かったからね」


たしかに、白い顔は
健康そうには見えなかった。


「でも、少し体調がよくなったから、
やっぱり、休みがちになっちゃうけど、学校来ようって思って‥」
 

⏰:09/07/15 21:34 📱:N703iD 🆔:1V.eaxfY


#276 [七瀬]
 
 
『そうなんですか‥』


その健気なすがたに
思わず、感動してしまった。

『あ‥なんかすいません。馴れ馴れしく呼び捨てにしてしまって‥』


「いーえー。いいんです」

はづきさんは
大きくかぶりを振った。
 

⏰:09/07/21 00:29 📱:N703iD 🆔:cWCs/.Bs


#277 [七瀬]
 
 
「正直うれしかったです」

『え?』


「ほら‥わたし、こうやって名前呼んでくれる友だちって、あまりいなかったから‥」

はづきさんは、
少し目線を下げた。


「うれしいです。
 "はづきちゃん"」

照れくさそうに、言った。

⏰:09/07/24 21:24 📱:N703iD 🆔:.eR6q1vI


#278 [七瀬]
 
 
『は、はづきちゃん!』

はづきさんは、少し驚いたように、こちらを見た。


『こんなことで、喜んでくれるなら、いっくらでも呼んじゃいます!
‥‥‥"はづきちゃん"』


すると、また照れたように下を向いた。
 

⏰:09/07/26 23:56 📱:N703iD 🆔:T6L90Ygw


#279 [七瀬]
 
 
「‥ありがとう」

小さく言った
はづきちゃん。

歩志を見ると、少し微笑んでたように見えたのは、
気のせいだろうか‥。


「じゃあ、出しに行こっかな。ノート」

「あ、うん。
あゆ、ごめんね」

「もういいって」

⏰:09/07/27 00:01 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#280 [七瀬]
 
 
あたしは、まりの言うとおり、ほんとうに鈍かった。

鈍感だった。



林原についても、

今、目の前にいる
二人についても。


だから、はづきちゃんが
手をかざした頬を赤く染める理由を

あたしはまだ知らない。

⏰:09/07/27 00:08 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#281 [七瀬]
 
 
「じゃあ、はづき。
俺ら、部活だから」

『ばいばーい、はづきちゃん』


先生んとこに、ノートを
提出しに終えた。


「はい。あゆ、柚子さん。さようなら‥」


『あ、待って。はづきちゃん』
 

⏰:09/07/27 00:14 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


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