星とぽんず。
最新 最初 🆕
#282 [七瀬]
 
 
いきなり、呼び止め
戸惑うはづきちゃんを
よそに、あたしは
こっそり耳打ちをした。


『あたしのことは、呼び捨てでいいですから』


「え、でも‥」

より困惑する、はづきちゃんに


『もし、いやでしたら、
"柚子ちゃん"で』

⏰:09/07/27 00:18 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#283 [七瀬]
 
少しくすぐったいくらい
笑い掛けた。


「また二人で‥なに話してんの」

歩志が口を挟む。


『ひーみーつっ!!』

人差し指で唇を押さえる
しぐさをして見せた。


「ちょっとー。
最近、"秘密"多いよー?」

⏰:09/07/27 00:21 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#284 [七瀬]
 
 
『いいの!歩志は!
これは女同士の"秘密"なんだから!』


ね?って、はづきちゃんに視線を送ると

クスクス笑った。


「ケチー」

まだ歩志は、なんか言ってたけど‥笑
 

⏰:09/07/27 00:24 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#285 [七瀬]
 
 
「じゃあ、今度こそ。
ほんとに、ばいばいです。あゆ‥‥」

ちょっと間ができる。
でも、いやな気分はしない。



「‥‥柚子ちゃん!」

むしろ、気持ちいい。


夏には似つかわしくない
さわやかな風が、あたしたち三人を包んだ。

⏰:09/07/27 00:29 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#286 [七瀬]
 
 
「なるほどー。そういうこと」

はづきちゃんと別れ、
廊下を歩いていると、


「やるじゃん。"柚子ちゃん"」

歩志が笑って、言った。


『‥まーね』

心なしか、照れてしまった。
 

⏰:09/07/27 13:22 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#287 [我輩は匿名である]
 
 
「でも、ありがとな」


『ん?なにが?』

「いや‥ほら。さっき言ってたけど、あいつにはそんな友だちいなかったから」



あ、

「はづき、ほんとにうれしそうだった」


やっぱ、気のせいじゃない。

⏰:09/07/27 16:18 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#288 [我輩は匿名である]
 
 
柔らかい笑顔。
やさしい瞳の色。
    メ



『よかった』


歩志が、そんな表情すると        カ オ
あたしも、頬が緩む。
 
 

⏰:09/07/27 16:21 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#289 [我輩は匿名である]
―――――――――
―――――
―――


『‥二時間目‥プール?』


「うん」

あっさり頷きやがったな、コイツ‥。



新学期がはじまって、
早くも一週間が過ぎた。
 

⏰:09/07/27 16:25 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#290 [七瀬]
 
 
『うそーー!そんなの、あたし聞いてない!!』


「昨日、マッキーが言ってたじゃん。出張でいない長江先生の代わりに」

『‥うそぉ』


「ぽんずちゃん、聞いてなかったんでしょー」

『‥‥うん‥』


完全に聞いてなかった。

⏰:09/07/27 16:29 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#291 [七瀬]
 
寝てたし、爆睡だし。


『どぉしよ‥』

「始まって、早々忘れ物ってことで。さあ、移動移動」

むぅ〜、冷たいな〜。


っあ!

『はづきちゃんに借りてこよっと!』

もしかしたら、はづきちゃんも今日プールかも。

⏰:09/07/27 16:33 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194