星とぽんず。
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#337 [七瀬]
活発に動いていた
頬が止まった。
「今日もあげよっかなーって思ってて、待ってたの」
あ、だから、あたしが講堂出たときいたんだ。
『ご、ごめんなさい!
あたしが食べちゃって』
あわてて、残りのケーキをはづきちゃんに渡した。
:09/07/31 15:15
:N703iD
:Hvrvfru.
#338 [七瀬]
すると、はづきちゃんは、はっとしたように首を振った。
「ううん!気にしないで!あゆ、部活長引くみたいだったし、それに‥」
頬が赤らむ。
「また作って、あゆに持っていけばいいだけだし‥」
――ズキン
なにこれ。
:09/07/31 15:19
:N703iD
:Hvrvfru.
#339 [七瀬]
『‥は‥はは‥そっか』
そう言うのが、精一杯だった。
そんなあたしに気付いてるのか、そうでないのか。
わからないけど、はづきちゃんは話を進めた。
「前に言ったと思うけど、わたしとあゆは小さいころの幼なじみなの」
:09/07/31 15:21
:N703iD
:Hvrvfru.
#340 [七瀬]
あたし、なんて、
ヤな子なんだろう。
「ほら、あゆんちって、建築事務所でしょ?」
せっかく
できた友だちなのに。
「わたしの家も、あゆのところで創ってもらって、それからかな?わたしの家とあゆの家が仲良くなり始めたの」
はづきちゃんの話、聞きたくない。
:09/07/31 15:25
:N703iD
:Hvrvfru.
#341 [七瀬]
『そうなんだ』『へー』
『そう』
あたしは相づちを打つしかできない。
「あゆがりんご好きだって言うから、小さいころ、ママと一緒にアップルパイ作って持っていったの」
"そうなんだ"
「じゃあね、あゆ、アップルパイ食べれないんだって」
"へー"
:09/07/31 15:30
:N703iD
:Hvrvfru.
#342 [七瀬]
「あゆね、りんごは好きだけど、加工されたりんごは嫌いなんだって。生のりんごしか食べれないの」
"そう"
「おかしいでしょ?」
思い出すように
楽しそうに。
クスクス笑う
はづきちゃん。
:09/07/31 15:32
:N703iD
:Hvrvfru.
#343 [七瀬]
「柚子ちゃんも、そう思わない?」
そんな言い方しないで。
自分だけしか知らなかったような言い方。
あたしも知ってたよ。
歩志がりんご飴食べれないの。
でも、悔しい。
あたしが知る前から、
はづきちゃんは知ってたんだ。
:09/07/31 15:36
:N703iD
:Hvrvfru.
#344 [七瀬]
悔しい悔しい悔しい。
やだやだやだやだ。
そんな歩志、
思い出さないで。
見ないで。
:09/07/31 15:37
:N703iD
:Hvrvfru.
#345 [七瀬]
「柚子ちゃん?」
――ハッ
「大丈夫?顔‥青いけど」
あたしは、驚きを隠せずにいた。
『うん‥大丈夫だよ』
自分の中に、
こんなに汚い感情があったなんて。 キ モ チ
:09/07/31 15:40
:N703iD
:Hvrvfru.
#346 [七瀬]
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―――――
―――
「ふつうじゃないの?」
『そう…なのかな』
Lサイズのポテトも三人で、食べたら、あっという間になくなる。
「そうだよそうだよ!まりの言うとおりだよ!」
:09/07/31 15:47
:N703iD
:Hvrvfru.
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