星とぽんず。
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#357 [七瀬]
 
 
あたしは、決心した。


高校入って、
新しくできた友だち。

念願だった、かわいい
女の子の友だち、

はづきちゃんを
大切にする。



そして、もう一つ。

歩志を、あきらめない。
 

⏰:09/08/03 22:06 📱:N703iD 🆔:xQiMWEfo


#358 [七瀬]
 
まりや三咲の言うとおり、ほんとうに、はづきちゃんが歩志を好きだったら、

この二人の決意をつらぬくことは難しい。



だけど決めたの。


あたし、
けっこう好きみたい。


アイツも。
はづきちゃんのことも。
 

⏰:09/08/03 22:08 📱:N703iD 🆔:xQiMWEfo


#359 [七瀬]
 
 
そして、もういっこ。



ちゃんと言うんだ。


林原に。


はっきりさせなきゃ。

いつまでも、林原に
依存してちゃいけない。


だって、林原も
けっこう好きだから!

⏰:09/08/03 22:11 📱:N703iD 🆔:xQiMWEfo


#360 [七瀬]
 
 
あたしの決断は
まちがってなかった。

そう思える日が来るまで、そう思える日を作るために


優柔不断で、アイツと林原に、うじうじしてた

過去のあたしは捨てます!


松田柚子、まだ暑さの残る日の想いだった。
 
 

⏰:09/08/03 22:15 📱:N703iD 🆔:xQiMWEfo


#361 [七瀬]
―――――――――
―――――
―――


「‥んだよ、それ」

部活終わりの、日が暮れて少し涼しくなってきた日。


「そんなの、ねーだろ」

辺りも、暗くなり始めている。


『ごめん、林原』

あたしは言った。

⏰:09/08/04 17:03 📱:N703iD 🆔:JmkDUx7w


#362 [七瀬]
 
 
『あたし、決めたの』

強く強く。
決心したことを、ちゃんと林原に聞いてもらうんだ。


『あたしは、やっぱり‥』

「アイツか」


林原の目が、あたしを捕らえる。


「八田歩志か」
 

⏰:09/08/04 17:05 📱:N703iD 🆔:JmkDUx7w


#363 [七瀬]
 
なにも言わず、
コクンとうなずく。


「‥ら」

小さく響く声。


「俺、ぜってー認めねーから!」

次は、大きく響いたと思ったら、

林原はだんだん小さくなっていった。
 

⏰:09/08/04 17:08 📱:N703iD 🆔:JmkDUx7w


#364 [七瀬]
 
 
『‥』

言った。
あたしは告った。
     イ  


"林原の気持ちには答えられない。好きな人がいる"


これでもかってくらい
大きく見開かれた目と、

わなわなと震える唇が


今でも、頭に残る。

⏰:09/08/04 17:11 📱:N703iD 🆔:JmkDUx7w


#365 [七瀬]
 
 
これで、
よかった‥んだよね?

あたしは
まちがってないよね?

頭に浮かぶ疑問符たち。


すっきりさせるつもりが、よけいにむしゃくしゃするのは、なぜだろう。


あたしには、わからない。 
 

⏰:09/08/04 17:14 📱:N703iD 🆔:JmkDUx7w


#366 [七瀬]
―――――――――
―――――
―――


「どうしたの?」


『えっ?』

いきなりのことに、
少し声が上ずる。


「元気ないけど」

『そっ、そう?』

⏰:09/08/04 21:33 📱:N703iD 🆔:JmkDUx7w


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