星とぽんず。
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#381 [七瀬]
 
 
「家族全員寝坊」

なんか‥中国語みたい‥。


「でも、めずらしいなぁ。しっかり者のお姉ちゃんまで、寝坊するなんて」

「あたしだって、寝坊ぐらいするわよ、寝坊ぐらい」

へらへら笑うお父さんと、てきぱき動くお姉ちゃん。 
 

⏰:09/08/07 20:00 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


#382 [七瀬]
 
「でも、柚子は最悪ね。よりによって、こんな日に寝坊するなんて」

と、一言言って、お姉ちゃんは「いってきます」と出ていった。


うん。まったくそうだよ。

指定の時間に来ないあたしを心配したマッキーがかけた電話で、

お母さんが起き、
お姉ちゃんが起き、
お父さんが起き‥あたしも叩き起こされた。

⏰:09/08/07 20:06 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


#383 [七瀬]
 
 
「朝ごはん、さっさと食べて、着替えなさい」

目玉焼きの乗ったお皿を、コトンと置いて、お母さんは言う。


「駅まで、送っていったげるから」

『はぁい‥』


遅刻しました松田柚子は、直接現地で1-2のバスと、合流することになった。
 

⏰:09/08/07 20:11 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


#384 [七瀬]
 
電話に出たお母さんに、
マッキーは苦笑しながら、「休みますか」と聞いたそう。


しかし、うちのお母さん。

すかさず「行かせます。なにがなんでも」と。


「柚子、パパは先に行くな。お母さんごちそうさまー」

洗い物をするお母さんに、まだ口にウィンナーを詰めながら、お父さんはお姉ちゃんに続いて、家を出た。

⏰:09/08/07 20:16 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


#385 [七瀬]
 
さ、あたしも
早くしないと‥。

イスから立ち上がり、
自分の部屋へ急いだ。

―――――――――
―――――
―――

「じゃあ、気をつけて。
いってらっしゃい、柚子」

『うん。ありがと』

「まぁ、待ち合わせは12時の昼ご飯時だから、今から行っても余裕で間に合うと思うから」

⏰:09/08/07 20:20 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


#386 [我輩は匿名である]
「ぽいずん」

⏰:09/08/07 22:40 📱:F904i 🆔:FZTnqMX.


#387 [七瀬]
匿名さん


「ぽんず」と「ぽいずん」なんか似てますねー^^
 
 

⏰:09/08/07 23:25 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


#388 [七瀬]
 
 
ガタンゴトン
ガタンゴトン…


ひとり旅…
とか言っちゃって。


ほんとは
近所の山を登るだけ。

あまり高くない山。

んで、てっぺんでお弁当食べて、集合写真なんか撮っちゃって。

ちょっと遊んで帰る。

⏰:09/08/07 23:40 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


#389 [七瀬]
 
んー‥遠足というより、
ピクニックだな、こりゃ。

あたしは、けっこう冷めてた――ふりをしていた―

遠足の内容もわかりきっていたし――2週間前から、しおりをずっと読んでいたから―

おやつだって、そんな‥‥――限られた値段のなかで精一杯選びました―


‥‥とりあえず、すごく楽しみでした。かなり前から。はい、すみません。

⏰:09/08/07 23:45 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


#390 [七瀬]
 
 
いろんなことを考えながらいつもより長い時間乗った電車を降りた。


ミーンミンミンミン…

蝉の鳴き声が、耳を支配する。


―着いたら、ここに電話するのよ―

今朝、お母さんに渡された紙切れをポケットから取り出す。

⏰:09/08/07 23:49 📱:N703iD 🆔:Rtsevn3Y


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