星とぽんず。
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#101 [七瀬]
『がんばれ!がんばれ!
林原ー!』
あたしは、我を忘れて
かなり応援した。
今、振り返ると、
顔から火が出そう。
でも、それだけ
林原を応援したい気持ちがあった。
あたしの、叫びが通じたのか、林原は相手と互角に張り合っている。
:09/06/02 04:15
:N703iD
:crs90Bzo
#102 [七瀬]
‥でも、
結果は負けだった。
『お疲れ、林原』
あたしが駆け寄ると、
林原は、「負けちゃったな」って笑った。
やっぱり身長差が
かなり大きかったみたいで一瞬の隙を突かれた。
でも‥頑張ったよ、林原。
:09/06/03 04:33
:N703iD
:Mpz7J7ZI
#103 [七瀬]
暑い中、体を動かしたからか、林原の頬は赤く、少し息も荒かった。
『‥すごいよ。
あんな大きな相手に立ち向ってくなんて』
「でも、今回だけは勝ちたかったなー」
林原は悔しそう。
でも、きっとあたしが
いちばん悔しい。
:09/06/03 04:40
:N703iD
:Mpz7J7ZI
#104 [七瀬]
隣を見ると、さっきの
林原の対戦相手が。
やっぱ、身長差が違いすぎる。
不公平だよ。
あたしは、
無意識に睨んでいた。
「‥‥ぷっ‥はははは」
すると、
いきなり笑いだした。
:09/06/03 15:58
:N703iD
:Mpz7J7ZI
#105 [七瀬]
な‥なになに!?
なんで笑ってんの!??
頭が着いていかない。
あれ‥
この声って、まさか‥‥
「久しぶりだね。
ぽんずちゃん」
相手が面を外した瞬間、
あたしは、『あっ!』と、自然に声が漏れていた。
:09/06/03 16:01
:N703iD
:Mpz7J7ZI
#106 [七瀬]
『‥‥あ‥歩志!?』
「驚きすぎ」
そうやって、
まだクスクス笑うアイツとは対象的に驚きを隠せないあたし。
だ‥だってだって!
『なんで、歩志がここにいんの?なんで、剣道してんの!?』
「質問攻めだね」
びっくりするじゃん。
:09/06/03 16:07
:N703iD
:Mpz7J7ZI
#107 [七瀬]
「まず、最初の質問から、答えてくと、俺は剣道部だから、ここにいんの。」
うんうんと首を縦に振る。
「‥で、2つ目の質問にも、答えなきゃダメかな?
同じ答えなんだけど」
あ‥そういう皮肉混じりな言葉が歩志らしい。
『‥けっこう』
:09/06/03 16:11
:N703iD
:Mpz7J7ZI
#108 [七瀬]
「理解してくれたなら、なにより」
あー‥‥やばい。
やばすぎ。
その顔とか、
その声とか。
久しぶりすぎて、
しかも、いきなりで。
免疫ないよ、あたし。
だから、
そんな笑顔見せんな〜っ‥
:09/06/03 16:15
:N703iD
:Mpz7J7ZI
#109 [七瀬]
いきなりの不意打ちに、
かなりどきどきなあたし。
「だから、負けたくないって言ったの」
『‥林原』
いけない。
興奮しすぎて、忘れてた。林原のこと。
「でも、今日初めて対戦したけど、林原くん強いねー」
:09/06/03 16:20
:N703iD
:Mpz7J7ZI
#110 [七瀬]
「嫌味かよ」
なんか‥ヤな雰囲気‥‥
「違うよ。もし俺と林原くんの身長差が10pしか変わらなかったら、負けてたね、俺。」
「‥やっぱ、嫌味じゃねーかよ」
それから、林原が牛乳を飲んでたのを、あたしはしばしば目的することになる。
:09/06/03 16:24
:N703iD
:Mpz7J7ZI
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