星とぽんず。
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#134 [七瀬]
 
 
‥あたしが
言いたいのはね。



「‥‥‥‥‥‥」


空気空気!!

『‥お願いしまーす』


なにこのシーン‥
ってした空気!
 

⏰:09/06/12 22:33 📱:N703iD 🆔:WolmTlXQ


#135 [七瀬]
あたし、女だよ!?

かわいー‥‥くはないけど一応女の子だよ!??


こんな男臭いところで、
紅一点。

ふつうは、もっと盛り上がるもんなんじゃないの‥?


なんなのなんなの!!

この雰囲気といい、
みんなの表情といい。

もっと希望に溢れた顔をしても、おかしくないはず。

⏰:09/06/12 22:37 📱:N703iD 🆔:WolmTlXQ


#136 [七瀬]
 
 
「‥よろしくおねがいしまーす」

なに、その返事!


やっと返ってきた返事は、希望のカケラもなかった。


あんたら、
ほんとに運動部か!?

もっと、
でかい声は出せんのか?

そんなに、あたしが
気に食わんのか‥‥?

⏰:09/06/12 22:43 📱:N703iD 🆔:WolmTlXQ


#137 [七瀬]
 
 
「メン!」


‥どうやら、あたしが
気に食わんかったらしい。


練習に入ると、さっきとは比べものにならないくらいみんな、腹の底から、大きな声を出していた。


‥うん。
こいつらは確かに運動部だった。

そして‥正直者だった。

⏰:09/06/12 22:47 📱:N703iD 🆔:WolmTlXQ


#138 [七瀬]
 
 
もー!なんなのさ!

かわいい子が良かったな、って?

そういうこと‥



‥思ったより、
楽しくないかも。

林原の言ってたとおり、
特になにもすることがなく、ただその光景を、ボンヤリ眺めながら

そう思った。

⏰:09/06/12 22:50 📱:N703iD 🆔:WolmTlXQ


#139 [七瀬]
 
 
今日だって、
なーんにもすることがなく、見てるだけ。


この三日間、
ずっとこういう状態。

あたしがしたことといえばお茶を沸かしたことくらい。


『‥はぁ』

ため息は減るどころか
増えるばかり。

⏰:09/06/13 15:23 📱:N703iD 🆔:XsbPLW1s


#140 [七瀬]
 
 
 
「松田、どう?」

いつものように、眺めていると、


『んー‥ビミョー』

休憩時間に入ったみたいで林原が声を掛けてきた。


「微妙?」

『うん‥なんか思ったのと違うかも』
 

⏰:09/06/14 20:50 📱:N703iD 🆔:A0QwqCZY


#141 [我輩は匿名である]
 
「ふーん‥珍しいな」

林原は、丸い目を
よりいっそう丸くした。


「松田が、弱音吐くなんて」


『‥ん〜‥なんでだろ‥
暑いし、なーんもすることないし‥』

「要するにヒマ?」

『‥うん。忙しいと、それはそれで困るけど』
 

⏰:09/06/20 18:21 📱:N703iD 🆔:15LlxJw2


#142 [七瀬]
 
「じゃあ行くか!
久しぶりに!!」


『‥へ?』

な‥なにいきなり。


「だから」

ひとつ間を置いて
林原は言った。


「気分転換」

ものすごく
目を輝かせながら。

⏰:09/06/20 18:26 📱:N703iD 🆔:15LlxJw2


#143 [七瀬]
 
 
『ほんと久しぶりだね〜』

この部屋。
この雰囲気。


「だろ?長くご無沙汰だったもんな」

机の上には、
カルピスとコーラ。

そして、
あたしの大嫌いだったあれ。
 

⏰:09/06/20 18:31 📱:N703iD 🆔:15LlxJw2


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