星とぽんず。
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#144 [七瀬]
「よしっ!じゃあ歌うか!」
そういって、
今は、嫌いじゃないそれを手にとった林原。
『うんっ!』
あたしも、
マイクを握った。
るんるん気分で。
:09/06/20 18:34
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:15LlxJw2
#145 [七瀬]
『あぁ〜、
ストレス発散したぁ』
あれから、
もう一杯カルピスをおかわりして、
カルピスの氷が溶けて、水っぽくなるまで歌った。
『明日から、
またがんばれそう!』
両手を伸ばして、
背伸びをした。
:09/06/20 18:38
:N703iD
:15LlxJw2
#146 [七瀬]
「それはよかった」
にこって笑う林原に
負けないくらいの笑顔で
『ありがとう!林原』
言ってやった。
ドキドキさせられっぱなしなんて、やだし。
自分でも、よくわからない対抗心を抱きながら、
林原とバイバイした。
:09/06/20 18:43
:N703iD
:15LlxJw2
#147 [七瀬]
「ねー、ぽんずちゃーん」
林原とカラオケに行った
翌日のことだった。
『んー?
どうしたの?歩志』
あたしは、お茶を沸かしにやかんに水をくんでいるところだった。
「昨日、カラオケ行ったでしょー。林原くんと」
:09/06/20 21:07
:N703iD
:15LlxJw2
#148 [七瀬]
『‥行ったけど』
なんで知ってんだ、
コイツ。
「やっぱり。林原くんが、言ってたもん」
林原が‥。
「妬いちゃうかも」
ポツリと林原は言った。
:09/06/20 21:11
:N703iD
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#149 [七瀬]
訂正
×ポツリと林原は言った。〇ポツリと歩志は言った。
すいません><
:09/06/20 21:12
:N703iD
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#150 [七瀬]
『‥はははっ、
歩志、なに言ってん‥』
振り向いた瞬間
『‥の』
どきっとした。
だって、
ニヤッと口角を上げた意地悪な顔をしながらも
真剣なまなざしをした
歩志がいたから。
:09/06/20 21:16
:N703iD
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#151 [七瀬]
『‥‥‥』
しばらく、
なにも言えなかった。
ただ捕らわれたように、
その瞳を見ていた。
「なーんてね」
歩志が、おどけたように
舌を出すまで。
:09/06/20 21:18
:N703iD
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#152 [七瀬]
「‥‥明日」
『‥え?』
「あーしーた。
午後4時30分。駅前に来て」
歩志は、
いつもの口調で言った。
「じゃあ、
ぜんぶ許したげる」
:09/06/20 21:23
:N703iD
:15LlxJw2
#153 [七瀬]
許す‥‥?
「もうそろそろ行かなきゃ。じゃーねー」
歩志は、出ていった。
許す‥なにを‥‥?
部活が終わるまでの、
一時間と15分。
あたしの頭は、はてなで
いっぱいだった。
:09/06/20 21:26
:N703iD
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