星とぽんず。
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#222 [七瀬]
 
 
 
「なに話してたの?」

『え?』


「さっきの金魚すくいの、おばさんと」

『べっ‥べつに!
‥ってか"おばさん"って』


「だっておばさんじゃん」


‥まつりさんが聞いたら、キレちゃうだろーな。

⏰:09/07/08 18:36 📱:N703iD 🆔:yq2OZnQI


#223 [七瀬]
 
 
「‥ま、いーや」

すると、歩志はまたさりげなく


「買いにいきましょーか?約束通り、タコせんとかき氷」

あたしの手を奪った。


『うっ、うん!』
 

⏰:09/07/08 18:38 📱:N703iD 🆔:yq2OZnQI


#224 [七瀬]
 
 
‥というわけ。


まつりさんのことを
思い出すと、
自然と口が緩んでしまう。



「気になる‥」


アイツはまだ言ってた。
 

⏰:09/07/08 18:44 📱:N703iD 🆔:yq2OZnQI


#225 [七瀬]
 
 
『あ、見て見て歩志!』

「んー?ってあれ‥」


『うんうん!』

あたしの
輝く目線の先には


『リンゴ飴!!』


飴に包まれたフルーツたちは、宝石のようにキラキラしている。
 

⏰:09/07/08 18:47 📱:N703iD 🆔:yq2OZnQI


#226 [七瀬]
 
 
『歩志、確かりんご好きって言ってなかった?』

さっきと違って、
あたしがアイツの手を引っ張った。


『リンゴ飴、買う!?』

しかし、


「いや‥いいよ、俺は」

返事は思ったようなものじゃなかった。

⏰:09/07/08 18:49 📱:N703iD 🆔:yq2OZnQI


#227 [七瀬]
 
 
『ええー!?なんで?
なんでなんで!??』

買うだろうと、ほぼ確信していたあたしは驚いて聞いた。


「俺‥苦手なんだよね」

たくさんある宝石たちの中から、一つを指さす歩志。



「その"飴"が」
 

⏰:09/07/08 18:52 📱:N703iD 🆔:yq2OZnQI


#228 [七瀬]
 
『えー!
甘くておいしいのに‥』


「それに」

歩志は一つ、間を置いた。


「リンゴ飴なら、ここにあるじゃん」



‥ん?


『あ、あたし!?』
 

⏰:09/07/08 18:59 📱:N703iD 🆔:yq2OZnQI


#229 [七瀬]
 
 
「うん。さっきリンゴ飴みたいに真っ赤だった」


『さ、さささ‥さっきっていつよ?いつ!??』

「いつだったっけなぁ〜」


まつりさんに言われたときじゃないよね!?

あのとき、歩志
おみこし見てたじゃん!!

違う違うはず‥。
 

⏰:09/07/08 19:02 📱:N703iD 🆔:yq2OZnQI


#230 [七瀬]
 
 
「ぎゅっとしたときとか」


『な‥なんだ‥そのときのことか‥‥』

ちょっと安心。
ちょっと残念。


「なに?他にもあったの」

『ううん!なんでもない!なんでもないから、ほんとに!!』

ま、セーフということで。

⏰:09/07/10 18:49 📱:N703iD 🆔:9Oo/vUlM


#231 [七瀬]
 
 
あたしは、お母さんのおみやげに姫りんごを一つ、

すねるので、
お父さんにも、みかん飴を一つ、

自分用に、ぶどう飴といちご飴を買った。


お姉ちゃんは、お祭りにきてるはずだから、買わなかった。


あたしの両腕はふくろで、いっぱい。

⏰:09/07/10 18:52 📱:N703iD 🆔:9Oo/vUlM


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