星とぽんず。
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#287 [我輩は匿名である]
 
 
「でも、ありがとな」


『ん?なにが?』

「いや‥ほら。さっき言ってたけど、あいつにはそんな友だちいなかったから」



あ、

「はづき、ほんとにうれしそうだった」


やっぱ、気のせいじゃない。

⏰:09/07/27 16:18 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#288 [我輩は匿名である]
 
 
柔らかい笑顔。
やさしい瞳の色。
    メ



『よかった』


歩志が、そんな表情すると        カ オ
あたしも、頬が緩む。
 
 

⏰:09/07/27 16:21 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#289 [我輩は匿名である]
―――――――――
―――――
―――


『‥二時間目‥プール?』


「うん」

あっさり頷きやがったな、コイツ‥。



新学期がはじまって、
早くも一週間が過ぎた。
 

⏰:09/07/27 16:25 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#290 [七瀬]
 
 
『うそーー!そんなの、あたし聞いてない!!』


「昨日、マッキーが言ってたじゃん。出張でいない長江先生の代わりに」

『‥うそぉ』


「ぽんずちゃん、聞いてなかったんでしょー」

『‥‥うん‥』


完全に聞いてなかった。

⏰:09/07/27 16:29 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#291 [七瀬]
 
寝てたし、爆睡だし。


『どぉしよ‥』

「始まって、早々忘れ物ってことで。さあ、移動移動」

むぅ〜、冷たいな〜。


っあ!

『はづきちゃんに借りてこよっと!』

もしかしたら、はづきちゃんも今日プールかも。

⏰:09/07/27 16:33 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#292 [七瀬]
 
 
「え?今日、水泳あるかって?」

二階、下の5組の教室に来たのは今日で3回目。

以前の2回は、
委員会でだった。


「ありますよ」 

もしかしたら、もしかすると。

そう思って、少し遠いとこまで、来てみたけど、
その甲斐があったみたい。

⏰:09/07/27 16:39 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#293 [七瀬]
 
 
『貸してください!』

手を合わせて、
お願いしてみる。


が、

「えっとぉ‥‥」


あまり、
反応がよろしくない。


顔を上げると、また頬に手を当てている。
 

⏰:09/07/27 16:42 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#294 [七瀬]
 
 
「あのぉ‥」


『あ!まさか、はづきちゃんも忘れたの?』

それなら、
それで仲間意識。


「‥いえ。一応持ってきました」


ガクッ

一気にテンションDown。
 

⏰:09/07/27 17:37 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#295 [七瀬]
 
 
「‥ごめんなさい」

そんな、あたしを見て
はづきちゃんは申し訳なさそうに、言った。


『ううん!元はと言えば、忘れたあたしが悪いんだし、気にしないで下さい!』


「いや‥貸してもいいんですけど‥‥わたし入れるかどうかわからないんで‥」 

⏰:09/07/27 17:40 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#296 [七瀬]
 
『あ、もしかして、はづきちゃんも二時間目?体育』

「はい。そうですよ」


あちゃー、忘れてた。


この高校は前にも言ったとおり、女子が圧倒的に少ない。

だから、女子体育は違う組と共同で行う。

今日は、あたしのクラスの2組とはづきちゃんのクラス5組が共同の日だった。

⏰:09/07/27 17:44 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


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