サークル ー番外編ー
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#279 [柚子]
とことん上から目線なその言葉に、私は無言のまま部室を飛び出した。
その夜、夕食を終えた私は姉の部屋でこれでもかってくらい部長さんの愚痴をこぼした。
姉は笑いながら私の話を聞いていた。
:09/10/30 11:52
:P906i
:UjKXiWL2
#280 [柚子]
「ほんっっとムカつく、あの男!」
と、暴言を吐く私に姉は
「まぁまぁ。でもその部長さんの言うことも一理あると思うよ」
と、部長さんの肩を持った。
:09/10/30 11:54
:P906i
:UjKXiWL2
#281 [柚子]
「でも私、ほんとに視たんだよ!」
「はいはい。私だって可愛い妹が嘘ついてるなんて思ってないよ」
「じゃあ…」
:09/10/30 12:07
:P906i
:UjKXiWL2
#282 [柚子]
「でも、視えたのは綾子が信じて怖がってるからってのはあると思うよ」
そう言って姉は私の頭をポンポンと優しく叩いた。
「そうゆうの信じてないって言うんだよ…」
:09/10/30 12:09
:P906i
:UjKXiWL2
#283 [柚子]
「信じてるわよ。でも視えたにしても原因はあの言葉のせいじゃないと思うよ」
「えっ?」
「だって20歳の誕生日まで私も覚えてたから。あの言葉」
:09/10/30 12:13
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:UjKXiWL2
#284 [柚子]
姉はもう一度私の頭をポンポンして
「気にしないのが一番よ。怖いなら今夜は一緒にいてあげるから」
と、微笑んだ。
:09/10/30 12:16
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#285 [柚子]
それから姉と思い出話とか大学のこととか話した。
「綾子がもう20歳なんて信じられない」
って10回は言われたんじゃないだろうか。
:09/10/30 12:18
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:UjKXiWL2
#286 [柚子]
気付いたら日付けが変わっていた。
「あ…」
携帯のディスプレイに表示された時刻に思わず声が漏れた。
:09/10/30 12:21
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:UjKXiWL2
#287 [柚子]
私の声に姉も時刻を確認し笑顔を見せた。
「誕生日おめでとう。ね?私の言った通り大丈夫だったでしょ」
「うん。ありがとう」
:09/10/30 12:23
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#288 [柚子]
「綾子の20歳の豊富はビビリを直すことだね」
などとからかわれながら夜中まで姉と話した。
誕生日から一週間。私はあの部室の前にいる。
:09/10/30 12:39
:P906i
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