サークル ー番外編ー
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#281 [柚子]

「でも私、ほんとに視たんだよ!」

「はいはい。私だって可愛い妹が嘘ついてるなんて思ってないよ」

「じゃあ…」

⏰:09/10/30 12:07 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#282 [柚子]

「でも、視えたのは綾子が信じて怖がってるからってのはあると思うよ」

そう言って姉は私の頭をポンポンと優しく叩いた。

「そうゆうの信じてないって言うんだよ…」

⏰:09/10/30 12:09 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#283 [柚子]

「信じてるわよ。でも視えたにしても原因はあの言葉のせいじゃないと思うよ」

「えっ?」

「だって20歳の誕生日まで私も覚えてたから。あの言葉」

⏰:09/10/30 12:13 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#284 [柚子]

姉はもう一度私の頭をポンポンして

「気にしないのが一番よ。怖いなら今夜は一緒にいてあげるから」

と、微笑んだ。

⏰:09/10/30 12:16 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#285 [柚子]

それから姉と思い出話とか大学のこととか話した。

「綾子がもう20歳なんて信じられない」

って10回は言われたんじゃないだろうか。

⏰:09/10/30 12:18 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#286 [柚子]

気付いたら日付けが変わっていた。

「あ…」

携帯のディスプレイに表示された時刻に思わず声が漏れた。

⏰:09/10/30 12:21 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#287 [柚子]

私の声に姉も時刻を確認し笑顔を見せた。

「誕生日おめでとう。ね?私の言った通り大丈夫だったでしょ」

「うん。ありがとう」

⏰:09/10/30 12:23 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#288 [柚子]

「綾子の20歳の豊富はビビリを直すことだね」

などとからかわれながら夜中まで姉と話した。

誕生日から一週間。私はあの部室の前にいる。

⏰:09/10/30 12:39 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#289 [柚子]

結局あれ以来一度も霊もどきを視ることはなかった。部長さんの言葉は正しかった。

今日はその報告とこの間のお詫びに来た。

人数分のケーキも買った。

⏰:09/10/30 12:50 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


#290 [柚子]

謝りにきたって知ったらあの俺様部長何て言うかな。

「やっぱり俺の言った通りだった」

と、得意気な顔をするかもしれない。

⏰:09/10/30 13:13 📱:P906i 🆔:UjKXiWL2


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