サークル ー番外編ー
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#339 [柚子]

仕方がないから部長の気の済むまで付き合うかと覚悟を決めた時だった。

「お前ら何やってるんだよ!」

背中から突然怒鳴り声が聞こえた。

⏰:09/11/07 15:45 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#340 [柚子]

明らかに俺と部長に向けられたその声に、写真を撮っていた部長も手をとめた。

「人が殺された場所の写真なんか撮って楽しいかよっ!!」

その言葉に最近この辺りのマンションで事件があったという話を思い出した。

⏰:09/11/07 15:52 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#341 [柚子]

ニュースでちらっと見ただけなので詳しい内容は覚えてないけど、今目の前にいる彼は事件の関係者なのだろうか。

今にも部長に殴りかかりそうな勢いだったので慌てて口を挟んだ。

「ちょ…ちょっと待って下さい。僕たちは別に楽しんでるわけではなくて…」

⏰:09/11/07 16:45 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#342 [柚子]

説明を終えないうちに部長が

「助けにきたんだ」

そう言った。

「はっ?」

今度は彼が呆気にとられたような顔をした。

⏰:09/11/07 16:50 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#343 [柚子]

「えっと…うまく言えないんですけどほんとです。助けにきたんです」

部長の言葉を捕捉しようとしたけど、なかなかうまい説明が思い付かなかった。

「説明難しいな…部長も何とか言って下さいよ」

⏰:09/11/07 16:51 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#344 [柚子]

横目で部長を見たけど助け船を出してくれる気はないようだった。

「多分言っても信じてもらえないと思うけど…」

一人テンパりながらも俺は説明を続けた。

⏰:09/11/07 16:53 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#345 [柚子]

「この道、大学の通学路なんだ。だからよく通るんだけど最近助けてって声がよく聞こえてて…」

こんな話をしてもどうせ信じてもらえないだろうなと思っていたらそこで初めて彼の表情に変化があった。

「…助けて?」

⏰:09/11/07 16:58 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#346 [柚子]

「はい。あと帰りたいって声も。多分同じ声だと思うんだけど」

「その声って高校生の女の子みたいな声じゃ…?」

一瞬聞き間違えかと思ってまじまじと彼の顔を見てしまった。

⏰:09/11/07 17:03 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#347 [柚子]

「お兄さんも聞いたんですか?あの声」

多分年上であろう彼に、お兄さんと名称をつけそう訊いた。

「聞いたというか…その声の主に会った…?のかな」

⏰:09/11/07 17:07 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#348 [柚子]

その言葉に部長が反応し

「それは生きてる時と死んでからとどっちだ!?」

って言いながら顔面ごと近付いて行った。

お兄さんはかなり焦った顔をしてた。

⏰:09/11/07 17:09 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


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