サークル ー番外編ー
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#199 [柚子]



case.2 門倉

>>106-198



⏰:09/06/27 13:40 📱:P906i 🆔:IQXY3RA6


#200 [柚子]

case.3 綾子

20歳になるまでに忘れなければならない言葉がある。

そんな噂話を聞いたのは、遥か昔、私がまだ小学生だった時だ。

⏰:09/08/10 20:20 📱:P906i 🆔:i4rwxxeQ


#201 [柚子]

よくある怪談。

でも当時の私を怖がらせるには十分だった。

その話を聞いた日は姉に一緒にお風呂に入ってもらったくらいだから。

⏰:09/08/10 20:22 📱:P906i 🆔:i4rwxxeQ


#202 [柚子]

怖さというのは、実際に身を持って体験でもしない限り、時と共に薄れていくものなのだろうか。

大学生になった私は、その話のことはすっかり忘れてしまっていた。

思い出したのは、つい先日のことだった。

⏰:09/08/10 20:24 📱:P906i 🆔:i4rwxxeQ


#203 [柚子]

姉と一緒に実家で夕飯を食べていた時だった。

その日の食卓は、20歳の誕生日を二週間後に控えた私の昔話で盛り上がっていた。

「昔は泣き虫だったのに、もう成人なんて早いわね」

⏰:09/08/10 20:32 📱:P906i 🆔:i4rwxxeQ


#204 [柚子]

とかまぁ、そんな感じで次々と私の恥ずかしい過去が掘り返されていた。

その中にあの話が出てきたのだ。

口にしたのは姉だった。

⏰:09/08/10 20:34 📱:P906i 🆔:i4rwxxeQ


#205 [柚子]

「綾子、昔はすっごい怖がりだったよね」

姉の言葉に、私は苦笑しながらとぼけてみせた。

「えー…そうだっけ?」

⏰:09/08/10 20:35 📱:P906i 🆔:i4rwxxeQ


#206 [柚子]

「そうだよ。綾子、学校で怖い話聞いてくるたびに私と一緒にお風呂入ってたもん」

苦笑するしかなかった。

とぼけてはみたものの、確かに私の記憶にある出来事だった。

⏰:09/08/10 20:41 📱:P906i 🆔:i4rwxxeQ


#207 [柚子]

「そういや何か20歳になるまでに忘れなきゃいけない言葉があるとか言ってなかったっけ?」

笑いながら姉が発した言葉で、眠っていた私の記憶が唐突に蘇った。

“*******”

⏰:09/08/10 20:47 📱:P906i 🆔:i4rwxxeQ


#208 [柚子]

その日からだ。私の周りで不可解なことが起こり始めたのは。

20歳までに忘れなければならない言葉。

あと二日で私は20歳になる。

⏰:09/08/11 00:07 📱:P906i 🆔:NffYOibQ


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