サークル ー番外編ー
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#249 [柚子]
「迎えに来るって何がですか?」
純くんの質問に部長さんは
「ここにソースになる話が載ってるぞ」
と、新しいページを開いた。
:09/10/30 05:06
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:UjKXiWL2
#250 [柚子]
私は何とも言えない緊張感を覚えながらその話を読んだ。
それはある少女の話だった。
彼女には好きな人がいた。同じ大学に通うAくんだ。
:09/10/30 05:09
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:UjKXiWL2
#251 [柚子]
Aくんはみんなから好かれている人気者だった。逆に彼女は友達のいない暗い子だった。
彼女はAくんとは違った意味でまわりの注目を浴びていた。
注目を浴びる原因は彼女の顔にあった。
:09/10/30 05:13
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#252 [柚子]
彼女はかなりの出っ歯だった。そのせいで幼い頃から苛められてきた彼女はまわりの人間と距離をとるようになった。
出っ歯を気にして人と話すことができなくなった。
そんな陰気な雰囲気が余計に彼女を悪目立ちさせた。
:09/10/30 05:15
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#253 [柚子]
「あの出っ歯の暗い子」
そんな風にまわりは彼女を笑った。それは大学に入学しても変わらなかった。
だがAくんは違った。自分から彼女に話しかけていた。
:09/10/30 05:18
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#254 [柚子]
Aくんのような接し方をされたのは初めてだった。
しかもAくんは男前だし、人気者だ。彼女はAくんを好きになった。
だがAくんは彼女を利用していただけだった。
:09/10/30 05:20
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:UjKXiWL2
#255 [柚子]
真面目に講義に出ている彼女に代弁を頼んだりノートをコピーさせてもらったり…と、楽して単位を取る為に彼女に近付いたのだ。
そのことは彼女以外みんな知っていた。
彼女だけ知らずにAくんへの想いを募らせていった。
:09/10/30 05:22
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#256 [柚子]
Aくんの友達は
「お前悪い男だなー」
と笑い話にしていたが、たとえ利用されているだけでもAくんから話しかけられているということを妬む女子もいた。
:09/10/30 05:25
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#257 [柚子]
その日は彼女の20歳の誕生日の前日だった。
彼女のことを妬む女子は、彼女にこう訊いた。
「Aくんに告白しないの?」
告白すればフラれるとわかっていてそう訊いた。
:09/10/30 05:28
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:UjKXiWL2
#258 [柚子]
妬む女子を仮にB子としよう。
B子は彼女の味方のふりをしてAくんに告白するように彼女を説得しその気にさせた。
一時間ほど説得を続けB子はついに
:09/10/30 05:31
:P906i
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