サークル ー番外編ー
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#311 [柚子]

「純、お前その社名の意味わかるか?」

「え…R霊感ある人、Y寄よっといで、S心霊現象、M求む…??」

全くわからずに適当にゴロを合わせただけの俺の答えは部長の笑いのツボをくすぐってしまったらしい。

⏰:09/11/07 13:25 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#312 [柚子]

「お前ほんっとバカだな」

と、散々笑った挙げ句俺の手から名刺を取り上げた。

右手に持った名刺を俺に見せながら

⏰:09/11/07 13:26 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#313 [柚子]

「ヒントをやろう」

と、笑った。

「ヒントですか…」

部長はSとMの間を指差し言った。

⏰:09/11/07 13:28 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#314 [柚子]

「もしお前も協力するならここにJの文字を入れてやる」

「あ…!」

ようやく社名の意味の理解できた俺は、不覚にも泣きそうになってしまった。

⏰:09/11/07 13:29 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#315 [柚子]

RYSJM

亮太、優、空、純、桃

安易にも思えるその社名は俺の涙腺を刺激するには、十分だった。

⏰:09/11/07 13:31 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#316 [柚子]

「なんだ、お前。もしかして泣いてんのか?」

「なっ…泣いてないですよ!」

「まぁ、いい。それでお前の返事は?」

もちろんイエスだった。まだみんなと過ごせる。断る理由はなかった。

⏰:09/11/07 13:34 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#317 [柚子]

次の日、新しく印刷した名刺が届いた。

五人全員揃ってから部長が一人一人に配ってくれた。

「ちょっと…これ、おかしいんじゃない?」

⏰:09/11/07 13:36 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#318 [柚子]

口を開いたのは空さんだった。

「何であたしの名前が三番目なのよ?」

と、頬を膨らませている。

部長は思い出したように笑いながら

⏰:09/11/07 13:37 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#319 [柚子]

「ゴロを合わせたらその順番になったんだ」

と、俺が言った言葉を引用して説明した。

「霊感ある人寄っといで、心霊現象じゃんじゃん求む…だからな」

⏰:09/11/07 13:39 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


#320 [柚子]

「何それ。バカじゃない」

空さんの言葉に優ちゃんも桃ちゃんも笑いだした。

「考えたのは純だ」

みんなの視線が集まるのを感じ、俺は下を向いた。

⏰:09/11/07 13:41 📱:P906i 🆔:j/HSyc7s


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