春の希望と・・・Part2【BL】
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#159 [コロ]
>>155から

石「秋さん、この拘束
 はずしますね・・・
 シャワー浴びましょ。
 歩けますか?」

秋「ぁ・・・・っ・・」

戸惑いながらも、秋は小さく頷いた。
 

⏰:09/09/10 23:57 📱:SH700i 🆔:KB2JLQtw


#160 [コロ]
 
腕の拘束を解くと、手首には痛々しい痣が出来ている。

ベッドの淵に座らせ、体を支えてやると、ふらつきながらも秋は立ち上がって歩きはじめた。

短い距離だが、今の秋には長く感じるだろう。
 

⏰:09/09/11 03:19 📱:SH700i 🆔:BeB0y652


#161 [コロ]
 
途中、何度か転びそうになったが、石田が支えているお陰で転倒はしなかった。

シャワー室に着き秋に声をかけると、秋は一人で大丈夫だと言ったので、石田はその場で待つ事にした。

直ぐに水が流れる音が響いたが、その中に秋の啜り泣く声も聞こえる。
 

⏰:09/09/11 03:37 📱:SH700i 🆔:BeB0y652


#162 [コロ]
 
今、秋の泣き声は痛いほど心に響いてくるのに・・・
どうして初めて犯した時の望の泣き声は、何も感じる事が出来なかったのか。

聞こえていたけど、まるでBGMの様に聞き流していた。

あの時、もっとちゃんと耳を傾けていれば、自分は望をここまで傷付けずに済んだかもしれない。

⏰:09/09/11 03:48 📱:SH700i 🆔:BeB0y652


#163 [コロ]
 
どんなに後悔しても、今となっては遅すぎる。

最悪な出会いだった。
中西への恨みを晴らすために利用したし、気付いてはいけない感情だと、さっき自分に言い聞かせた。


だけど・・・

やっぱり、自分は・・・
 

⏰:09/09/11 05:29 📱:SH700i 🆔:BeB0y652


#164 [コロ]
 


―――・・・

 パタンッ


石「!・・・」

いつの間にか時間は過ぎていた様で、シャワー室の戸が閉まる音が聞こえ、石田は秋の服が無い事に気が付いた。

⏰:09/09/12 05:14 📱:SH700i 🆔:xzU.0Jp2


#165 [コロ]
 
辺りを探しても、それらしい物は見当たらない。

石「秋さん・・・
 服なんですけど――」

聞いた方が早いと思い、シャワー室の外から秋に声をかけたが、秋の返事に石田は言葉に詰まってしまう。

秋「ぁ・・・ごめんね
 服は無いんだ・・・。」
 

⏰:09/09/12 05:25 📱:SH700i 🆔:xzU.0Jp2


#166 [コロ]
 
服は無い?

一枚も・・・?

石「ここに着て来た服
 とかありますよね?」

秋「・・・探せば、どこかに
 あると思うけど・・・
 今僕が着て良い服は
 無いんだ。」
 

⏰:09/09/12 05:30 📱:SH700i 🆔:xzU.0Jp2


#167 [コロ]
 
つまり鈴原の言い付けで
秋は服を着る事を許されていない。

秋「でも、大丈夫だよ・・・」

そう言った秋は、数分後
バスタオルに身を包んでシャワー室から出てきた。
 

⏰:09/09/12 05:41 📱:SH700i 🆔:xzU.0Jp2


#168 [コロ]
 

秋「石田くん・・・」

石「ぁ・・・大丈夫ですか?」

秋「うん、ごめんね
 変なとこ見せて・・・」

石「いや・・・俺こそ、
 突然来てすいません」
 

⏰:09/09/14 01:06 📱:SH700i 🆔:LKbme8nU


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