春の希望と・・・Part2【BL】
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#266 [コロ]
 

―――カチャ・・・

望「!?」

風呂場の扉が開いた。
途端に望の心拍数が上がる。

鈴原が戻って来るんだ

望「ッ――――」

カタカタと体が震えた。

⏰:09/10/06 09:42 📱:SH700i 🆔:fH709gfI


#267 [コロ]
 

逃げたくてもベッドに繋がれた足が、それを許してくれない。

望「ヒック・・・ゅ−・・き 」

足音がどんどん近づく。
心臓が痛い。

――ドクン ドクン

鈴「ん?よぉ、起きたのか」
 

⏰:09/10/09 04:26 📱:SH700i 🆔:HlUEBwkQ


#268 [コロ]
 
ビクリと肩が跳ねた。

頭が真っ白になり、息さえする事を忘れた。

望「―――・・・」

鈴「ビビってんのか?笑」

どうしてこの人は笑っているの?
この異常な状況の何が可笑しいの?
 

⏰:09/10/09 04:31 📱:SH700i 🆔:HlUEBwkQ


#269 [コロ]
 
殴られて、蹴られて、痣だらけの人間が目の前にいるのに・・・

自分が異常だって、なんで気付かないの?

鈴「俺、飯食うから。
 食ったらまたやるぞ」

望「ッ・・・―――ふぇ」
 

⏰:09/10/09 04:37 📱:SH700i 🆔:HlUEBwkQ


#270 [コロ]
 
まだ、あの異常な行為を続けるの・・・?

望「ヒック――・・・うぅッ」


もう止めて。


――――

―――
 

⏰:09/10/09 04:41 📱:SH700i 🆔:HlUEBwkQ


#271 [コロ]
 
―――19:00 食堂。

夜、石田は秋と部屋で食べた夕食の食器を食堂に返しに来ていた。

この場に秋がいないのは、鈴原の命令で、秋が勝手に部屋から出る事を許されてないからだ。
 
石「ごちそうさまです。」
 

⏰:09/10/11 05:00 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#272 [コロ]
 
石田が厨房に向けて声をかけると、少し若い男の声が返ってきた。

この寮の厨房で働く人は、全員が男だが、皆それなりに経験のある調理師。

料理は文句無しで美味い。
性格も良い人達ばかりなので、よく生徒が厨房に入り、皿洗いなどを手伝っていた。

⏰:09/10/11 05:11 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#273 [コロ]
 
何気なく奥の流しを見てみると、今日も一人・・・誰かが皿洗いを手伝っている。

石「・・・・・・・・。」

しかし石田は、その後ろ姿、特に頭部で揺れる真っ赤な髪で『誰か』が誰だか分かってしまった。
 

⏰:09/10/11 05:17 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#274 [コロ]
 
何故アイツが皿洗いを
手伝ってるんだ・・・?

疑問だけが頭に浮かび
暫く赤い髪を凝視していたら、洗い終わったのか、クルリと体を石田の方へ向けた。

彼は直ぐに石田の存在に気付き、へらっと笑ってみせた。
 

⏰:09/10/11 05:22 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#275 [コロ]
 
古「シンちゃ〜ん。笑」

石「何してんだ?古賀;」

古「柳さんが超イイ肉
 食わしてくれたからさ
 ・・・御礼してた。」

一体、普段の恐れられている不良は何処に行ったのか。
 

⏰:09/10/11 05:28 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


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