俺 色
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#17 [瑛]
>>11
 


海砂の髪の毛をふわふわに巻いていく
ぶっちゃけゆる巻きが一番似合う
まじで俺好み………

でもきっと圭太にその愛おしい柔らかい髪の毛も触れられてんだろうな。

俺はそんなことを考えながらもゆっくり髪の毛を指に絡める

⏰:09/07/05 19:21 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#18 [瑛]
巻き終わったら仕上げにスプレーをかけてやる
でもあくまで海砂の柔らかい髪の毛をまとめるだけだからたくさんはかけない

これも俺色…俺が海砂の髪の毛好きだからこうしてる

圭太なんかより絶対、俺の方が想ってる……とか言って

⏰:09/07/05 19:24 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#19 [瑛]
「はい終わり」

この瞬間現実に戻される
もっと触れてたい…けど

「ありがとうっ」
海砂のこの笑顔が見れるならしょーがねえかって思ってしまう

はぁ…俺単純すぎ、情けなっ


海砂はストンと椅子から下りると
「まだ時間あるから」
って言って俺のベッドに横になる

⏰:09/07/05 19:27 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#20 [瑛]
「琉宇の匂いするう……」

ちょ…お前そういうの反則だろ
俺の理性が傾きかける

「…髪の毛崩れるだろーが」
とか如何にもらしい言い訳をつけて海砂をベッドから離す

「あっそうだねっ!」
海砂は髪の毛を気にしながらソファーに座り直した

⏰:09/07/05 19:30 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#21 [瑛]
「今日何時からあいつに会うわけ?」
「えーと2時に待ち合わせしてる」

ふーんと言いながら俺は時計に目を向けた

あと40分かあ…
って海砂早くに来過ぎだし


40分かぁ…………
俺は再び考えなおす
あーこのまま海砂を抱けたら…なぁんて冷静な顔をしながら考える

⏰:09/07/05 19:33 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#22 [瑛]
「ねーなんか話して」
海砂が俺を見ながら言った

「はっ?!なんかって何?」
「なんでもいいから盛り上がる話っ♪」
いやいや無茶ぶりだろ

ニコニコしながら俺が巻いてやった髪をすっと触る

「盛り上がる話…ねえ」
全然浮かばねーってか当たり前だろ!今の今までお前をどう抱くか考えてたんだから…(恥)

⏰:09/07/05 19:37 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#23 [瑛]
しびれを切らした海砂が呟いた
「もー琉宇つまんないー」
うぜ…(笑)

「じゃあさじゃあさ」
そう言いながら海砂が俺に近寄る

多分こいつにとっては無意識の行動
でも俺にとっちゃどきどきで、あー理性がほぼ傾きかけてるよみたいな

このままキスできたら…
このまま押し倒せたら…
このまま海砂を俺のものに出来たら…

頭の中がフル回転する

⏰:09/07/05 19:40 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#24 [瑛]
あーやべー………

俺が「海砂っ」と言いかけた時海砂が先に口を開いた

「琉宇って好きな子いるのー??」
きょとんとしながら尋ねる

海砂だよ。
そう言えたらどれだけ楽なんだろ

「知らねーよ」
俺は海砂から離れてベッドに横になった

⏰:09/07/05 19:43 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#25 [瑛]
「知らないってどーいうこと?」

あーほんとばか
天然すぎんだよ

知らない=秘密垂「る
の方程式だろーが、たいてい

鈍感すぎだからね
俺余計虚しくなるじゃねーか

「…まだ海砂には過激な話だよ」
「またそうやって子供扱いするー!!!」
海砂がぷりぷり怒り出す

怒ってる姿も滑稽で可愛くて、なんかもう全てが愛おしい

⏰:09/07/05 19:46 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


#26 [瑛]
「海砂まだまだ子供じゃねーか」
ばーかって言いながら俺は海砂に笑いかける
海砂は頬を膨らまして可愛く怒ってる

全然怒ってるように見えねーよ


その時海砂の携帯がなった
「あっ…ちょっとごめん」

海砂が携帯を鞄から取り出し話しだした

「圭太?…………ううん家だよっ大丈夫、ちゃんと行くから待ってて」

⏰:09/07/05 19:49 📱:SH001 🆔:DUOvTtd6


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