その妖し淫らにつき -弐-
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#1 [ひえぃ]
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#2 [ひえぃ]
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⏰:09/07/23 01:19 📱:PC 🆔:siGeVi8U


#3 [ひえぃ]
「…み…ことひめ…?」

彼の白い肌を触っていると
急に頭の中に浮かんだ知りも
しない女の人の名前が口から
つむがれた。

「!?…お前…なんで…」

オロチの顔に又先ほどのような影
が落ちた。

「分からない…御琴姫って??
私…こんな人知らない…」


イヤ、シッテイル

⏰:09/07/23 01:28 📱:PC 🆔:siGeVi8U


#4 [ひえぃ]
「いたっ!!」

また頭に語りかける…
夢人さん…あなたなの?

オモイダセ

思い出す?何を?
思い出して何が変わるというの?

オロチハ
シヌ

…オロチが死ぬ?

ソウトオクハナイミライ
ゾウオトノロワレシサダメニヨリ
オノレジシンヲウチカラクイヤブル
ダロウ…

⏰:09/07/23 01:33 📱:PC 🆔:siGeVi8U


#5 [ひえぃ]
憎悪と呪われし運命…

オモイダセ
ソレガユイイツノ…



「……………」

目をゆっくり開けると部屋から見える
いつもの庭が目に入った。

「(私また気付かない内に
意識が…)」

⏰:09/07/23 01:38 📱:PC 🆔:siGeVi8U


#6 [ひえぃ]
スンと鼻を鳴らすと
獣の匂いがした。

オロチが運んでくれたんだ。

もう一度
庭に目をやると
小雨がポツポツと降り出し
地面を黒く染めていく。


「…御琴…姫」


「あらぁ…これはこれは
ずいぶんな妖しの名前をご存じだこと」

後ろから話しかけられ
振り返るとそこには雨で濡れたタガメの
姿があった。

⏰:09/07/23 01:43 📱:PC 🆔:siGeVi8U


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