その妖し淫らにつき -弐-
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#22 []
>>2 アンカー

⏰:09/07/27 14:34 📱:SH906iTV 🆔:PTAI259.


#23 [我輩は匿名である]
せっかくの面白い話も誤字のせいで台なし…

⏰:09/07/27 16:55 📱:SH905i 🆔:Bhja65dM


#24 [ひえぃ]
たくさんの雨が降りしきる中
遠くで御琴姫の楽しそうに笑う
声が聞こえる気がした。



「オロチは…??」

タガメさんに問いかけるが
首を横にふられる。

「…彼は色々気付き始めてる。
私の力はどうやらここまでのようね…
真相は彼の心に隠されてる」

行っておいで。

タガメさんは綺麗な笑顔で言った。

⏰:09/07/30 01:18 📱:PC 🆔:kWzlNQTo


#25 [ひえぃ]
「…はぁ…はぁ…」

もう雨などどうでも良かった。
服はビシャビシャで足は泥だらけ。
森に暗も立ち込める。

オロチがどこに行ったのか分からない
けれど足は勝手に進んでいく。

乱暴で口は悪くて
非道だけれど守ってくれた。

ひどいこともされた
けど優しく抱きしめてくれた。

「…会いたいよ」

辺りは完全に暗闇に包まれ
桜の足も止まる。

⏰:09/07/30 01:25 📱:PC 🆔:kWzlNQTo


#26 [ひえぃ]
妖しでも人間でも
そんな事はどうでもいい。

御琴姫だって
人を愛した。その罰としての死
ならば受けてたつよ。

「…オロチ」




ふと立ち止まった場所を見渡すと
どこか見覚えのある風景だった。

「…ここ、村の人に騙されて
くくり付けられた大木…」

初めて
あいつと会った場所。

⏰:09/07/30 01:29 📱:PC 🆔:kWzlNQTo


#27 [ひえぃ]
すると
大木の横から大きな影がゆっくり
のびてきた。

「白影…」

オロチの飼い蛇だ。
私の事を覚えてるように
もう襲ってわ来なかった。

不思議と私も怖くない。
少し雨に怯えてるように
桜に優しくすり寄る。

「お前のご主人さまは
どこに行ったのかな…??」

ちょうどいい。
大木が雨宿りになり
桜は腰をおろした。

⏰:09/07/30 01:34 📱:PC 🆔:kWzlNQTo


#28 [ひえぃ]
「…これじゃぁまるで…」







「最初に出会った時と同じ……か」


もう声だけで分かった。
相変わらず冷たい声。
馬鹿にしたように鼻で笑う。

いつも唐突に現れて人を困惑
させる。

「…………」

⏰:09/07/30 01:38 📱:PC 🆔:kWzlNQTo


#29 [ひえぃ]
「あの時、なぜお前を殺さなかったのか
これが唯一の計算違いだな…全ての歯車は
動き出し、そしてまた止ろうとしてる」

桜はゆっくり一歩づつオロチに
近づく。

「…死ぬの?」

「…お前によって滅ぼされる。
俺は御琴と馬鹿な妖しの子だからな
肉体的な傷では死ねん」

すぐ目の前にある綺麗な肌に
桜は手の甲をあてた。

「…嫌だよ。
こんなにいっぱい傷ついて寂しがりの
あんたなんてただじゃ死なせない。
こんなに性格が悪くて素行も悪い癖に
心の傷なんかで死ぬなんて北の主が
格好つかないよ…」

⏰:09/07/30 01:51 📱:PC 🆔:kWzlNQTo


#30 [ひえぃ]
そのままゆっくりと
オロチの広い胸の中にうずくまるように
入り背中に手を回した。

「よくいう…
お前はやはり御琴とは違うな。
あの女が愛した人間の男を想う
気持ちが受け継がれたんだろう…」

顔を彼の胸にうずめると
まるで人間にしか感じない。
体温だって温かい。

「教えてオロチ…
昔に…昔にあったすべての事を…」

⏰:09/07/30 01:55 📱:PC 🆔:kWzlNQTo


#31 [我輩は匿名である]
書いてぇ

⏰:09/08/02 21:09 📱:SO903iTV 🆔:oslCeVUE


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