その手に触れさせて (短編集)
最新 最初 全 🆕
#1 [さ う す ぽ ー]

さ う す ぽ ー です(^ω^)
小説を書くのは初めてで
思いっきり素人です(笑)

頑張って書きますので
温かく見守って下さい*

⏰:09/07/26 20:06 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#2 [さ う す ぽ ー]

*アンカー
>>004-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

*感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4492/

⏰:09/07/26 20:11 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#3 [さ う す ぽ ー]

*主は趣味で書いているので、
更新はかなりスローペースです。

*小説更新を催促する書き込みは
ご遠慮ください(´・ω・`)

⏰:09/07/26 20:14 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#4 [さ う す ぽ ー]


その手に触れさせて

⏰:09/07/26 20:16 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#5 [さ う す ぽ ー]

私は人の手の温かさを忘れた。

最後に握った手は冷たかった。

人の手なんて、握っちゃいけない気がして。

未だに触れることが出来ない。

⏰:09/07/26 20:19 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#6 [さ う す ぽ ー]

──「美弥ちゃんっ!」

そう、あたしの名前を呼ぶのは近所に住む「悠真くん」だった気がする。

「なに?」

歳は1つ下。…と言っても、当時はまだ5歳だった。
「あーそぼ!」
「だめ!今からパパとママと一緒におでかけなの」
「あそぼ!」

⏰:09/07/26 20:23 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#7 [さ う す ぽ ー]

「だめって言ってるの!」

あたしは手を振り払った。まだ何も知らない、4歳の悠真くんの手を。

小さな彼の体を突き飛ばすには、あたしの力で充分だった。

「…うわぁーーっ!!!!」

悠真くんは車に轢かれ、意識不明の重体。あたしが覚えているのは、パパとママが必死に頭を下げている姿だけ。

⏰:09/07/26 20:28 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#8 [さ う す ぽ ー]

病院から家に帰ることになった。ママと手を繋いで帰った。

ママの手は冷たかった。


「美弥ぁ?負のオーラ出てますけど。大丈夫なんですか?」
「…大丈夫だよ」

あれから10年もの年月が経った。悠真くんの居た街からは引っ越し、今は冴えない女子高生をやっている。

「んじゃ綾、パン買ってくるからー」
「わざわざ言わなくても良かったのに」
「…冷めてんね」

⏰:09/07/26 20:34 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#9 [さ う す ぽ ー]

「…いいから。行ってきなよ」

中学時代からの友達・綾那を送り出して、溜めた息を吐き出す。

未だ消えない、罪悪感。

パパとママが話していたのを聞いていると、どうやら悠真くんは元気にやっているらしい。

…だけど。

アタシガ、ヤッタ。

それは、紛れもない事実。消すことも隠すことも出来ない。

勿論、許されることでもない。

⏰:09/07/26 20:44 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


#10 [さ う す ぽ ー]

「もっかい会えたらな」

せめて謝ることくらいは出来るのに。あたし…自分の口から謝ってないよ…

「なになにっ?誰に?」
「…羽山さん!」
「羽山ぁ?ああ、芸人の」
「面白いんだから」
「美弥って、地味系な割にはお笑い好きだよね」

余計なお世話。
って言うのは我慢しておいた。

「さっ!食べようっ」

⏰:09/07/26 20:54 📱:P705i 🆔:KoR1J.Ug


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
↑ msgβ
💬
🔍 ↔ V 📝
C-BoX E194.194