らぶずっきゅん!!!!
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#272 [七瀬]
 
 
「まー、お前にしちゃよくデキタ方だと思うけど‥」

そう言って、
俺は下を向いた。




「和希‥切れてないんだろ?」


それは、
とてもおだやかな声で

怒りも悲しみも、なにも漂わせてはいなかった。

⏰:09/09/03 21:24 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#273 [七瀬]
 
 
「世間は狭いっていうけど、やっぱり東京は人も多いし、よっぽどなことがない限り会うことなんてない。楽観主義なお前が、こんなに心配そうな顔してるなんて、大学が一緒なんだろうって思った」


陽は、俺のことを
よく知ってるんだな‥。

皮肉にも、こういうときに友達の大切さが感じられた。
 

⏰:09/09/03 21:25 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#274 [七瀬]
 
 
「でも、もうなにもないなら、会ったっていいじゃないか。しょせんは元カノなのだから。
‥でも、お前は心配で心配で仕方なかった」



その続きは、
また今度にしてほしいなー。

なんて思いながら、
ほどけた靴ひもを、ぼんやり見ていた。
 

⏰:09/09/03 21:26 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#275 [七瀬]
 
 
「なぜなら‥」

「そうだよ」

言い訳もなにもしない。

だって、ぜんぶこいつの
言うとおりだから。



「‥そうか」


なんで‥


「‥そんな顔すんだよ‥」

⏰:09/09/03 21:27 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#276 [七瀬]
 
 
陽の悲しげに笑った顔は、俺を困惑させた。


殴ってくれてもいいのに。

最低だって、
罵ってくれてもいいのに。


いや、そうしてくれ。



そんな瞳で見んな。
    メ
 
 

⏰:09/09/03 21:28 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#277 [七瀬]
 
 
「‥怒らないわけ」

「怒らない」

優しく静かに。
でも、はっきりと陽は言う。





「でも、もう引かない」


陽は立ち上がった。
 

⏰:09/09/03 21:28 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#278 [七瀬]
 
 
「俺は、ただ葉山に笑っててほしいだけ。
でも、いまお前には、
任せられないと分かった」


俺は、なにも言わず
ただそれを聞く。



「遠慮、しないから」


陽はそう言って校門前へと、戻って言った。

⏰:09/09/03 21:29 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#279 [七瀬]
 
 
ってか、あいつセコくね?

自分は、言うだけ言って‥なんかかっこいーじゃん。

あんな風に言われたら、
俺だってうなずくしか
できないし。

あの
良いとこ取りヤローめ。


ほんとは、もっと
‥責めてほしかった。


変な意味じゃなくってね。

⏰:09/09/03 21:30 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#280 [七瀬]
 
話が多少ずれたけど、





「‥俺もけじめ‥着けないとな」



いい加減にしないと、
また千頼泣かせちゃう。
 
 

⏰:09/09/03 21:31 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


#281 [七瀬]
――――――――――…


「ふぅ〜‥よかったぁ」

「もう、しっかりしなよ?千頼は、いつもなんか抜けてるんだからー!」

「ごめんごめん」


さんざんないない
騒いだ挙句、

先生にもう一度プリントをもらうことにした。

いまは、職員室から
教室へ帰っているところ。

⏰:09/09/03 21:32 📱:N703iD 🆔:wDwXTER2


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