らぶずっきゅん!!!!
最新 最初 全 
#288 [七瀬]
――――――――――…
放課後。
「はっるー!」
ぶんぶんと、手を振っているのに、陽は振り向くだけで、あまり反応しない。
「掃除当番、
いっしょだねぇ」
駆け寄ると、
やっと「ん」と反応した。
:09/09/05 23:09
:N703iD
:PSrvbbbw
#289 [七瀬]
大広場の掃除に、二人というのは、いくらなんでも少なすぎると思う。
「あっつーい‥」
先日の一緒に花火をしたときから、
なんとなく陽の態度が
よそよそしく感じたけど
「んー、だな」
今のところ、大丈夫みたい。
:09/09/05 23:10
:N703iD
:PSrvbbbw
#290 [七瀬]
「日焼けしちゃーう」
とか言って、木陰に入ると
「日焼けしないうちに、
さっさと、終わらすぞ」
ほうき渡された。
「はぁい‥」
しょうがない!
一回、家帰んないといけないしやりますか‥。
ほうきを握った。
:09/09/05 23:11
:N703iD
:PSrvbbbw
#291 [七瀬]
「この前まで、肌寒かったのに、今日は少し蒸し蒸しするねー」
昨日と同様に晴れ渡る空のせいか、気温が少し高い。
長袖に汗が薄らとにじむ。
「ほんと、
時間経つの早ーい!」
「そうだなぁ‥。
葉山がもうすぐ女子大生
なんて信じられない」
クスクスと笑う陽。
:09/09/05 23:12
:N703iD
:PSrvbbbw
#292 [七瀬]
「もぉーっ!陽ったら‥」
「ごめんごめん」
陽は、まだおかしそうに
笑っている。
「ひどーい‥」
ぷくっと膨れて見せると
「悪かったって」
ポンポンと頭をなでた。
:09/09/05 23:13
:N703iD
:PSrvbbbw
#293 [七瀬]
「‥なにその子ども扱い」
まだそっぽを向いていると
「冗談だよ。冗談」
「どーせあたしは、ガキんちょですぅー」
陽は苦笑しながらも
完璧楽しんでいる。
だって口元緩んでるもん。目じり下がってるもん。
:09/09/05 23:14
:N703iD
:PSrvbbbw
#294 [七瀬]
「‥かわいいよ」
‥‥うえっ?
「かわいい。葉山は」
あたしは、
かなりびっくりしながら、
フイと横を向いていた
顔を陽に戻した。
:09/09/05 23:15
:N703iD
:PSrvbbbw
#295 [七瀬]
‥なんてやさしい
目をしているんだろう。
カズ‥ごめんっ!
不覚にも、ちょっと
どきっとしちゃった。
「なんか、妹みたいで」
「‥‥‥は?」
:09/09/05 23:16
:N703iD
:PSrvbbbw
#296 [七瀬]
「いとこにいるんだよー。まだ4歳なんだけど、葉山にそっくり」
クククと思い出すように、陽は、一人笑いだす。
さっきとは違って、
爆笑に近い感じの笑い。
「なにそれ〜〜‥」
‥もう。
どきどきしたじゃん。
:09/09/05 23:17
:N703iD
:PSrvbbbw
#297 [七瀬]
「いやー、うん。でも」
「"いやー、うん。でも"
なによ」
「うん。だから」
陽は笑いを止めて、
顔を下へと向けた。
「その‥葉山のが
かわいい、よ‥‥」
:09/09/05 23:18
:N703iD
:PSrvbbbw
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194