らぶずっきゅん!!!!
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#342 [七瀬]
 
 
「なに言ってんの‥」

さらに呆れてしまった。


「だぁーって、
彼氏は遠ーい遠ーい離れたとこにいるんでしょ?
バレないバレない!」

「‥そういう
 問題じゃなくって‥」


「一回くらい
 いーじゃんっ!!!」

花寿美は引かない。

⏰:09/09/12 10:29 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#343 [七瀬]
 
 
「千頼だって、
 まだここに来て数週間」

引くどころか、
ヒートアップしてきた。


「まだ慣れない土地‥。
ちょーっと、友だちの輪を広げよう、とか思わないわけ!??」

「‥それが、
 合コンですか‥」

ため息をつかずには
いられなかった。

⏰:09/09/12 10:30 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#344 [七瀬]
 
 
「いいじゃんいいじゃん。実はね、人数一人足りないの」

てへっと、
舌を出す花寿美。


「‥‥」

「お願い!千頼!
座っとくだけでいーの!」

しまいには、
手を合わせだす始末。

あたしは、
神さまでも仏様でもない。

⏰:09/09/12 10:30 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#345 [七瀬]
 
 
「‥‥じゃあ仕方なく‥」

「わあっ!ありがと千頼! 大好きぃ〜〜!!」

抱きつこうとしてきた
花寿美を手で制す。


「陽から、許可が出たら、 ね!」

花寿美も真剣な目でうなずいた。


夜言おう‥。

⏰:09/09/12 10:33 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#346 [七瀬]
――――――――――…


――ピリリリリ‥


いつもの時間。
ブーブーと揺れる携帯。


「もしもしー」

いつもの風景。


「もしもし、俺」

やすらぎの時がやってきた。

⏰:09/09/12 10:34 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#347 [七瀬]
 
 
「今日は、なんか変わったことなかった?」

いつもの質問。


「大丈夫。いつもどおり」

ぶっきらぼうな声から、
伝わってくる。


「そっか。良かった」


彼のやさしさ。
 

⏰:09/09/12 10:34 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#348 [七瀬]
 
 
「陽は、どう?」

「俺も、いつもどおり」

「よかった」

あたしたちの会話は、
いつもこれから始まる。



「‥あ、実は今日ね」

あたしは、陽に
合コンのことを話した。
 

⏰:09/09/12 10:35 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#349 [七瀬]
 
 
「‥というわけ、
 なんだけど」


陽が無言になってしまったので、

「‥でもっ、もし嫌だったら、今からでも断るし‥」

慌てて、付け足した。


「‥あのなぁ」

しばらくしてから、
陽は口を開く。

⏰:09/09/12 10:36 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#350 [七瀬]
 
 
「ただでさえ、毎日会えなくて、こうして声聞くだけで、いや‥声聞くだけでも十分なんだけど‥」

陽の声がだんだん小さくなっていく。

それが、あたしには
たまらなくうれしかった。


「そのだから‥不安だったりするわけで」


なんか、かわいくない!? 

⏰:09/09/12 10:37 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#351 [七瀬]
 
 
「‥ふふ、わかった。
明日、花寿美に断っとく」

あたしは、うれしさ半分、恥ずかしさ半分といった
気持ちで陽に伝えた。


「‥いや、いいよ。
やっぱり行ってきても」

「いいよ?どうせ行っても、座っとくだけだし!」

「ううん。たまには、そういう付き合いも大切だろうし、行っといで」

⏰:09/09/12 10:39 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


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