黒猫の唄。
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#196 [あんず]
 


そして私は、
最期の言葉を紡ぐ。


溢れるような笑顔で、

彼への感謝の言葉を、
彼への愛の言葉を。


 

⏰:09/11/24 23:22 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#197 [あんず]
 


「ヒロ…ッ、ご主人様…


ありがとう、
私を愛してくれて。


私に愛を教えてくれて、
ありがとう…。」

 

⏰:09/11/24 23:24 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#198 [あんず]
 


「愛してる、
この先も、ずっと…




ヒロ、ご主人様。




また、どこかで――…」


 

⏰:09/11/24 23:26 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#199 [あんず]
 



“またどこかで逢おう”



そう伝える途中に、
私は彼の目の前から
姿を消した。


 

⏰:09/11/24 23:29 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#200 [あんず]
 


途中だけど…
貴方には伝わったよね?

貴方には届いたよね?



ねぇ、ヒロ。

どんな形でもいい。


私、また貴方に逢いたい

 

⏰:09/11/24 23:32 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#201 [あんず]
 


神様、

私の最後の願いを
聞いて下さい。



いつでも、
どんな形でもいいです。


どうか、どうか
また彼に逢わせて下さい


 

⏰:09/11/24 23:35 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#202 [あんず]
 


欲を言えば…






ずっと、ずっと

彼の側に
いさせて下さい。


 

⏰:09/11/24 23:36 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#203 [あんず]



5. Last song



⏰:09/11/24 23:40 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#204 [あんず]
 


「うわぁー!!
お父さん見てみて、
星いーっぱい!!」


「おぉ、本当だなぁ。

――…ユナは本当に、
星空が好きだね。」


にこっと笑うお父さんの上に跨がり、肩車をしてもらう。肩車をすると星に触れそうで、ぐんっと思いきり手を伸ばす。


 

⏰:09/11/24 23:52 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


#205 [あんず]
 

「んんん〜っ、
届かないよぉ、お父さん大きくなって!!」


そう言うと、
お父さんはハハッと少し困ったようにに笑った。


「ユナ…星はな、すぐに
届くような物じゃない。
でかくなっても届かないくらい星は遠いんだ。」


 

⏰:09/11/24 23:56 📱:W61K 🆔:KrymBNm2


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