黒猫の唄。
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#97 [あんず]
 




ドキン、と胸が騒ぐ。

猫でも人間でも変わらない、人間になっても変わらないご主人様の手の温かさに、安心感を覚える。


ご主人様の手が好き。
優しくて、温かい…
ご主人様の手が大好き。

 

⏰:09/09/27 23:27 📱:W61K 🆔:rtofEr46


#98 [あんず]
 




「そういえば、リアの瞳はブルーなんだね。
凄く綺麗だ。」


ご主人様は突然私の目を覗きこみ、目を細めて笑う。


「本当…ですか?
嬉しいです……。」


ご主人様の顔が凄く近くて、私は少し顔を赤くしてしまった。

 

⏰:09/09/27 23:35 📱:W61K 🆔:rtofEr46


#99 [あんず]
 




そんな私とは裏腹に、
突然ご主人様は少し顔を曇らせた。

どこか悲しげな表情。


「……どうか、したんですか?」


私は心配になり、ご主人様の手を強く握り締めた

 

⏰:09/09/27 23:40 📱:W61K 🆔:rtofEr46


#100 [あんず]
 




「…少し、色んなことを思い出してしまったんだ。ごめんね、心配かけて。」


ご主人様はそう言いながら無理したような笑顔を私に見せる。
今にも泣きそうな表情。


「…ヒロ、さん。
無理して笑わなくてもいいですよ…?」

 

⏰:09/09/27 23:44 📱:W61K 🆔:rtofEr46


#101 [あんず]
 




そう言うと、ご主人様はまた目を細めて笑った。


「…ありがとう。」


「私で良ければ、何でも聞きます…。役に、立ちたいんです…!!」

私は強くご主人様を抱き締めた。

ご主人様の大きな背中に必死に手を回し、離れないように服をぎゅっと握りながら。

 

⏰:09/09/27 23:47 📱:W61K 🆔:rtofEr46


#102 [あんず]
 




すると背中に
優しい温かさを感じた。

…前を見ると、目を固く閉じながら私の肩に頭を乗せているご主人様。


背中に回された
ご主人様の手。

私はどんどんと鼓動が早くなっていった。

 

⏰:09/09/27 23:51 📱:W61K 🆔:rtofEr46


#103 [あんず]
 




「…君に見せたい人がいるんだ。」

ご主人様は目を閉じたまま、呟いた。


私は「はい」と言いながら、ご主人様を強く抱き締めた。


少し肩を震わせるご主人様は、今にも消えてしまいそうだったから。

 

⏰:09/09/28 00:07 📱:W61K 🆔:.BwwR9Ac


#104 [あんず]
 



するとご主人様は顔を上げ、私の手を引きながら寝室に向かった。

早いご主人様の足取りに、私は小走りで着いていった。


 

⏰:09/09/28 00:09 📱:W61K 🆔:.BwwR9Ac


#105 [あんず]
 




寝室に入り、
ご主人様は私をベッドに座らせた。


「ちょっと待ってて。」と言いながら、ゴソゴソと茶色のテーブルの引き出しから何かを取り出す。


それは1枚の紙。
―――…写真だった。

 

⏰:09/09/28 00:11 📱:W61K 🆔:.BwwR9Ac


#106 [あんず]


今日の更新は
ここまでにします!!

明日も更新すると
思うので、ぜひ
見てください(*´∀`)


感想、どんどん
待ってます∩^ω^∩x

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4514/

⏰:09/09/28 00:13 📱:W61K 🆔:.BwwR9Ac


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