ピンクな気分。U
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#116 [のの子]
 
別に何回も落としてるし傷とか気にしてないけど一応手にとって確認。

大丈夫か‥

「はぁっなんかマジついてねぇー。」

ため息をついて顔を上げると、俺の視界に見覚えのある金髪男が入った。

「あれって‥」
.

⏰:09/10/24 23:31 📱:SH06A3 🆔:iEIVt7Sg


#117 [のの子]
 
スノードロップの‥

「昇さん‥久しぶりに見たな。」

駅前は人通りが多いのに何bか先を歩いてる昇さんは髪の毛の色ですぐわかった。

向こうは気づいてないみたいだけど、俺からはニコニコ笑ってるのがわかる。

‥隣にいんの女か?

昇さんの隣に小さな頭があるのがわかった。

それにしても

「Tシャツにジャージってラフすぎだろ、あの女‥」
.

⏰:09/10/25 10:39 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


#118 [のの子]
 
ふんわりした髪を揺らしながら昇さんの隣を歩く女。

ダボダボのTシャツに裾半分切ったジャージ姿で、駅前というのもありちょっと目立つ‥

でも女連れてるなんて珍しいな。

「‥まっ帰るか。」

気づいてないし、女といるのに声をかけるのも気まずいからそのまま帰る事にした。

携帯を見ると落ちた衝撃か電源が切れて画面は真っ暗になっていた。
.

⏰:09/10/25 21:35 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


#119 [のの子]
 
‥今頃泣いてんだろうな。

真っ暗な画面に写る自分の顔は情けない顔をしていてちょっと笑えた。

何もできない。

俺は二人の関係にとっては部外者だ。

しょうがない。ってか当たり前だし‥

でも‥今のあいつは一人。

竜二がいなくなったあいつは一人。

なら俺が‥
「昇さんっ!」
.

⏰:09/10/25 21:41 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


#120 [のの子]
 
「やっと見つけたっ!ったく何してんすかぁ〜。今日集まるって言ってたじゃないっすかぁ!」

「うわっ何探してんだよ、気持ち悪いなぁ!後で行くし俺いなくても亮くんいんだからいいじゃんっ!今デート中なのっバカ!」

「いやっその亮さんに探してこいって言われて
「あぁーっ!亮くんのせいにすんのとか最低っ。」

「ちょっ勘弁してくださいよぉ。」

‥‥‥‥‥うるさっ。
.

⏰:09/10/25 21:48 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


#121 [のの子]
 
デカい声のする方向にはやっぱ昇さん。

相変わらずの自由人だな‥

昇さんと下っ端っぽい茶髪の男が話す少し後ろに女がキョロキョロと慌てるように立っていた。

可哀相ー‥とか思って見ていると、さっきは見えなかった女の顔が見えた。

困ったように苦笑いしながら昇さんをなだめだしたのは紛れも無い


「…っ‥聡美?」

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⏰:09/10/25 21:56 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


#122 [のの子]
聡美Side

「のっ昇さんデートじゃないですし、私ここで大丈夫なのでっ‥」

「いや、良い雰囲気が壊れたしこのままバイバイはちょっとお兄ちゃん寂しいぞ。」

駅まで送ってもらったものの後輩?の人が現れて昇さんの機嫌は何故か悪くなってしまった。

「亮さんの命令無視したら俺が殺されるんですからぁ〜。マジで早く来てくださいよぉ!」

後輩さんも必死。

「えぇ〜‥確かに亮くん怒ったら恐いけどさー‥」

チラッと私を見てきたので、ニコッと笑うと昇さんは大きなため息をつく。
.

⏰:09/10/25 22:05 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


#123 [のの子]
 
「はぁあぁっ‥俺こんなんでもこいつらの総長だからさ、行かなきゃ‥こんなバイバイでごめんね?」

ヨシヨシ、と頭を撫でる昇さんは本当に寂しそうでなんか胸が暖かくなった。

「はい。Tシャツ返しにまた来ますね。」

「うん。連絡して?今度はもっとゆっくり話そう。」
優しく笑う昇さんに私も笑うと‥‥

ガバッッッ!!
っ!

.

⏰:09/10/25 22:13 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


#124 [のの子]
 
体を何かに引っ張られたかと思うと、その何かに包まれた。

温かい‥

ビックリしてその何かを見上げるとそこには

「えっ彰君っ?なんで

「お前は黙ってろ。‥お久しぶりです、昇さん。」

「うわぁ〜何この再会‥久しぶりだね、少年。何してんの?」

昇さんも一瞬驚いた顔をしたけどすぐニコッと笑った。

.

⏰:09/10/25 22:21 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


#125 [のの子]
 
「ちょっと本屋に‥」

「なんすか、こいつ?」

「ん〜‥腐れ縁てやつ?まぁ悪い子じゃないからお前は黙って見てろって。」

後輩さんが彰君を睨んでるのを見て、私は喧嘩になるんじゃないかって一気に不安が沸く。

「あっ彰君、喧嘩はダメだよ?」

彰君に抱きしめられるようになっていた私は、彰君の服を引っ張って小さな声で話す。
.

⏰:09/10/25 22:29 📱:SH06A3 🆔:wL13Kal2


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