ピンクな気分。U
最新 最初 全 
#532 [のの子]
ねみぃ‥
「あっ彰君外の花に水あげといてくれる?」
「はぁい。」
俺は欠伸を我慢して、暑い夏の日差しに照らされた花に水をあげに行く。
可愛らしい白い壁のレストランの周りには、カラフルな花や小さな緑の木々が囲んでいた。
小さなレストランでも毎日ちゃんとお客さんは来るし、ランチは満席になる事がほとんどだった。
「‥商売繁盛してますねぇ。」
一人ボソッと呟きながらホースを手に水を撒く。
.
:10/02/23 22:45
:SH06A3
:73lvWJ/6
#533 [のの子]
シャァーーー
綺麗な虹が見えた。
――――――――
「ねぇ、この前いつ会ったか覚えてる?」
「えっ?あぁ‥えっと〜‥いつだっけ?」
「一週間と二日前。」
真琴が腕を組みながら俺を見つめる。
「じゃ今何月何日?」
「8月‥23日。」
.
:10/02/23 22:57
:SH06A3
:73lvWJ/6
#534 [のの子]
「夏休みだよね?ってかもう終わるよね?」
「‥だね。」
クーラーの効いたファミレスで、しかも飯を前にこの重い空気って‥
「アンタ夏休み何してたの?」
‥‥最悪だ。
「別に普通に生きてた。」
「バカにしてんの?」
‥‥‥やっぱ最悪だ。
:10/02/23 23:01
:SH06A3
:73lvWJ/6
#535 [のの子]
「ねぇバカにしてんのか聞いてんのっ。」
「してないっす‥」
旨そうな飯を前に俺の胃は心と一緒に小さくなっていく。
「私達夏休み何回あったっけ?」
「っと‥6回?」
「今日入れて5回なんだけど。」
真琴が目の前のサラダに思いっ切りフォークを刺した。
怖〜‥
.
:10/02/24 01:42
:SH06A3
:wxXIHsW.
#536 [のの子]
「怒ってんの?」
俺がヘラッと笑うと真琴が更に俺を睨む。
「‥はぁ‥めんどくさいんだよね、こういうの。」
「めんどくさいって‥」
サラダをむしゃむしゃ食べる真琴。
「疲れるの。ってか既に疲れた。」
チーーーン
.
:10/03/04 15:29
:SH06A3
:JoPqir2o
#537 [のの子]
「そんな事言うなよ。」
俺もため息混じりに言うと、真琴は相変わらずサラダを食べつづける。
こんな暑い日が続いてんのにサラダだけで生きてけんのかよ‥
「私達‥‥別れる?」
「はぁっ?!!」
俺も頼んだステーキを食べようとして手を止める。
「だって別れたいんじゃないの?」
「なんでっ?なんでそうなんだよぉ〜‥」
.
:10/03/04 15:40
:SH06A3
:JoPqir2o
#538 [のの子]
「お前すぐ別れるとか口にすんのやめろよ。」
「だって別れたいのかと思って。」
「あのねぇ俺は一言も言ってないし、思ってもない!」
真琴が俺のステーキをひょいっととると、口に運んだ。
「‥っ‥じゃ何なのアンタ。意味わかんない。」
「だからぁ〜‥」
「彰、言葉だけじゃ伝わんない事もあんのよ。今のアンタから‥何も伝わってこない。」
.
:10/03/04 15:53
:SH06A3
:JoPqir2o
#539 [のの子]
いっそお前の為にバイトして指輪買おうとしてますって言っちゃおうか..
すっげぇ悩んで無言になる俺に、真琴は悲しそうな瞳で小さくため息をした。
「もういい‥やっぱわかんない。」
「あっちょっ‥
「当分会うのやめよ。じゃぁね。」
真琴は席を立つとそのままファミレスを出ていく。
「‥‥‥どうすりゃいいんだよ、もうー!」
追いかけてもきっと返り討ちに一発殴られるだけだろうし‥
:10/03/04 16:07
:SH06A3
:JoPqir2o
#540 [のの子]
―――――
あれから本当に真琴とは会わなかった。
というか連絡してもシカトで会ってくれない。
「〜ですからぁ、真琴に会わせてくださいよっ。」
「真琴だぁ?うちの姫を呼び捨てとは良い度胸してんじゃん。ん?」
昇さんが俺のおでこをつつく。
むかっ
「そんなんより真琴に会わせてくださいって。」
.
:10/03/09 23:52
:SH06A3
:FDjxzlos
#541 [のの子]
「ヤダッ!」
「真琴は会いたくないらしいからさ、会わせたら俺らが怒られちゃうのよ。」
亮さんがタバコに火をつける。
「ほら、真琴って怒ると恐いし?だから無理なんだわ。」
困ったように笑う亮さん。
会いたくないって‥
「そんなの納得できなっ
「帰れ帰れぇー♪」
昇さんがニヤニヤ笑いながら拳をあげる。
.
:10/03/10 19:58
:SH06A3
:Dey7OGlg
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194