ピンクな気分。U
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#542 [のの子]
 
真琴と付き合う事になった時、まずスノードロップの頭の二人を紹介された。

それから何回も会っているうちに仲良くさせてもらってるつもり‥だけど

「‥こんな子供っぽい人だったとは‥
「テメェ今なんつった?」

昇さんが俺を睨む。

「いや、何も言ってないです。」

ニッコリ笑う俺に昇さんも怒りを抑えるかのように笑う。

俺と昇さんの相性はあまり良くないみたいだ。
.

⏰:10/03/10 20:04 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#543 [のの子]
  
――――――
「ふーん。大変みたいだね。」

「はぁあ〜‥指輪買える金貯まっても渡す相手がいなくなっちゃ最悪だろ‥」

「確かに。」

久しぶりに竜二と会った。

「ってかもうお金貯まったの?」

「まぁね。彼女と会わずに頑張りましたから‥明日買いに行くつもり。」

「すごいじゃん。」

指輪を買って、無理矢理にでも会って渡せば許してくれるかな‥なんて。

⏰:10/03/10 20:09 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#544 [のの子]
 
「指輪のサイズとかわかんの?」
「わかる。」

真琴の指の思い浮かべる。

‥‥あぁ、触れたい。

「真琴、今何してんのかなぁ。」

「昨日真琴が来てたんだけどさ、」

へぇー

竜二のベッドに座りながらクッションを胸にボーッとする俺。

「えっマジッ?!」

クッションを投げ飛ばす。.

⏰:10/03/10 20:19 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#545 [のの子]
 
「うん。」

竜二がゲームをしながら頷く。

「まっえぇっ!連絡しろよっ!なんでしないんだし!」

「だって‥お前こっちが電話しても出ないじゃん。」

‥‥あぁ‥それは、まぁ、最近バイトで忙しくて‥
ねぇ?

「出ないのは別にいいし、バイトなのもわかってるけどさ‥そういう都合良いときだけ使うなよ。」

‥‥そぉっすよね。

「真琴がお前と会えなかった夏休み、何してたと思う?」

⏰:10/03/10 20:27 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#546 [のの子]
 
‥‥ん〜‥‥‥

「喧嘩とか?」

俺が苦笑いしながら言うと竜二がブチッとゲームの電源を切る。

「残念。正解は俺と会ってました。」

ドクンッ

「はぁっ?!!」

「したくもない勉強させられたり、漫画読んだり、そのベッドで寝たり‥
グイッ!

俺は竜二のシャツを力強く引っ張る。

「お前真琴になんか
「‥するわけないだろ。」

⏰:10/03/10 20:34 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#547 [のの子]
 
俺はジッと竜二を見つめる。

竜二は少しイラつきながら、寂しそうな目で俺を見つめ返した。

「‥はぁっわかんないの?真琴は俺といたらお前と会えるかもって思ってたんだよ。」

はっ?

「口では強がってたけどさ、俺んとこ何回も来てお前の事聞いてきたし‥」

あのワガママ姫が?

「俺に連絡する時間があれば真琴に連絡するって言ってんのに何回も来てさ。」

強くにぎった竜二のシャツからゆっくり手を離す。

⏰:10/03/10 20:42 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#548 [のの子]
 
「あいつ‥結構寂しかったんだと思う。」

そんなに?

最後に会った時とか全然そんなそぶり見せなかったのに‥

「だから俺何回も電話したろ?真琴には言ったらぶっ飛ばすとか脅されるしはっきり言えなかったのは悪かったけど‥」

「そんなっそんなのメールしろよっ!」

思わず大きな声になる。

「っ‥お前彼氏だろ?それぐらい気づいてやれよ‥」.

⏰:10/03/10 20:51 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#549 [のの子]
 
「余計なお世話だったかもしんないけどっ自分で伝えるより、人に教えてもらうよりもお前自身に気づいて欲しかったんだよっ。」

竜二もムキになるかのように大きな声を出す。

「‥‥俺ならそう思う。気づいて欲しいって‥」

俺は何も言えずにただ黙り込む。





「‥たぶん今もそう思ってんじゃないの?」
.

⏰:10/03/10 20:57 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#550 [のの子]
 
竜二が気まずそうに目が会わないよう横目で俺を見る。

「会いたくないって言ってるけど、本当は会いたいって思ってるよ。」




この時、俺は自分の未熟さと真琴に負けないほどの自分勝手さを知った。

そして真琴に会いたい気持ちが溢れ出す。

その溢れ出した気持ちが

次の日

真琴との最後の日に

繋がった。
.

⏰:10/03/10 21:07 📱:SH06A3 🆔:Dey7OGlg


#551 [のの子]
 
――――――
ザワザワ


「‥‥‥はい、ではこちらでお間違えはないですか?」

「はい、それで。」

「かしこまりました。ありがとうございます。では‥「それ、そのままケースでください。」

銀色に光る指輪を指差す。

「あっ、お包みしなくてよろしいんですか?」

「この後すぐ渡すんで。」

そうですか、と優しく笑った店員に俺はうっすら頬を赤くする。

⏰:10/03/12 22:31 📱:SH06A3 🆔:incjl1jE


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