ピンクな気分。U
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#622 [のの子]
たぶん私がメールすればまこ姉はすぐ来てくれるだろうけど‥
『その後どうなっても知らないよ?』
「え?平気平気〜♪」
手をヒラヒラ揺らす昇さんを横に私はメールを打つ。
30分後、まこ姉は公園に来てくれた。
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:10/03/24 19:44
:SH06A3
:m9iHNUa2
#623 [のの子]
「聡美連れてなにやってんの?」
まこ姉は昇さん達を呆れた目つきで睨む。
「真琴が最近つれないからさ、さとちゃんを勧誘してたの♪」
「はぁ?冗談よしてよ。」
三人用のブランコの前でまこ姉は立ったまま腕を組む。
「冗談はいいから本題に入ろうよ。」
亮さんがタバコの煙りを空に向かって吐く。
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:10/03/24 19:50
:SH06A3
:m9iHNUa2
#624 [のの子]
「本題って何?」
「ん〜‥実は今度キングリーがあるんだよねぇ。で、お前も参加してねって話。」
まこ姉の眉間にシワがよる。
「嫌に決まってんじゃん。」
「ダメ〜。これは命令だからねぇ♪」
まこ姉とは反対に昇さんはニコニコ笑う。
「やだってば!私がそういうの好きじゃないの知ってるでしょ?」
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:10/03/24 19:55
:SH06A3
:m9iHNUa2
#625 [のの子]
「だから命令してんじゃん。お前だってスノードロップの上に立つ存在ならそれなりの行動しろ。」
亮さんがまこ姉を見つめる。
想像以上の空気の重さに私はじっとその場で固まる。
「ムカつく言い方‥」
ふっと鼻で笑うまこ姉に、昇さんが立ち上がって目の前に立つ。
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:10/03/25 01:12
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#626 [のの子]
「場所は前と同じ所‥バレないはずだよ。お前のもう一つの顔を汚す事はない。」
まこ姉は学校では普通の女子高生として過ごして、夜のスノードロップでは黒蝶の名前を持つ。
その二つの真逆の仮面を被る生活が、どこか私の心を満たしてくれる‥
前にそんな事を口にしていた事を思い出す。
「頼むよ、お前もスノードロップの仲間だろ?」
優しく笑う昇さんをじっと見つめるまこ姉。
「‥‥はぁ、総長に頼まれちゃ行くしかないか。」
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:10/03/25 01:22
:SH06A3
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#627 [のの子]
「おっ珍しく素直じゃ〜ん♪いつもこうなら可愛いのにね、真琴ちゃんっ♪」
昇さんがまこ姉の頭をクシャクシャ撫でる。
「ちょっ、もう!やめてよね。ぶっ飛ばすよ?」
「恐い事言わないのー。」
そんな事言いながらまこ姉はクスクス笑っていた。
やっぱ仲いいなぁ〜
私もニコニコして見つめる。
:10/03/25 20:08
:SH06A3
:t5AGYcKM
#628 [のの子]
「本当真琴にしては珍しく素直で恐いな。」
亮さんもタバコを手に笑う。
「なんか最近若い子達に影響されてるのかも。私も純粋で可愛らしくなってきたでしょ?」
首を傾げるまこ姉は確かに可愛い。
「いいなぁ♪俺も若いエキスがほしいよぉ〜。」
「ってか高校生がいう言葉じゃねぇだろ。」
『生徒さんの影響?』
私がノートを見せるとまこ姉はニヤッと笑う。
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:10/03/25 20:15
:SH06A3
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#629 [のの子]
「なんかあいつら面白いんだよね〜。でもちょっとめんどくさい所もあるんだけど‥」
何かを思い出してクスクス笑うまこ姉。
「からかって遊んでんな?」
「遊んでないしっ。なんか私には持ってないモノ持ってて‥ちょっとこの子を見てたいなーって思う。」
「うわぁっ年下なんてやめとけ〜。俺が許さん!」
昇さんがフンッとそっぽを向く。
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:10/03/25 20:20
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#630 [のの子]
「別に興味深いって話でしょうが。ってか聡美、もう帰ろ。」
手招きするまこ姉に走って近づくと、まこ姉から知らない家の匂いがした。
甘い甘いお菓子みたいな匂い。
「じゃあね。」
「おう、キングリー忘れんなよ。」
「さとちゃんばいばーい♪」
昇さん達に手を振って公園を出る。
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:10/03/25 20:25
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:t5AGYcKM
#631 [のの子]
ツンツン
「ん?なぁに?」
『生徒さんと仲良しなんだね。』
「あぁ、仲良しっていうか‥一人は一方的に好いてくれてて、もう一人は問題児なだけだよ。変な奴らでしょ?」
そう言いながら優しく笑うまこ姉。
『相変わらず友達はいつも来るの?』
「そうそう、なんか私の事気に入っちゃったみたい。」
気に入ったって‥まこ姉の事好きなのかな?
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:10/03/25 20:30
:SH06A3
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