ピンクな気分。U
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#681 [のの子]
「まこ姉は死ぬ時ちゃんと死を受け入れてた‥」
だから最期の言葉が生まれたの。
「最期の言葉に憎しみも後悔もなかった。それどころか‥愛がこもってたって思う。」
一緒に生きてきた家族へ..
恋人の彰君へ..
「彰君‥彰君は生きて。今を精一杯生きてほしい‥生きてまた誰かを好きになって幸せになって?」
.
:10/05/16 22:31
:SH06A3
:rNVBZsSE
#682 [のの子]
「それでもまだ自分を責めるなら‥償って。」
まこ姉の人生の分
「心から好きになった人を幸せにしてあげて?」
まこ姉の夢を
「‥いつか結婚して、彰君がその人を幸せにするの。それがまこ姉の夢だったから。」
まこ姉が愛した彰君が叶えてあげてほしい‥
「それが償い‥だよ?」
.
:10/05/16 22:40
:SH06A3
:rNVBZsSE
#683 [のの子]
「‥ッ‥‥そんなのが‥償いかよ‥」
「うん‥」
「‥‥俺は‥本当に、真琴を愛してた。」
「うん、わかってる。」
「忘れられる訳ないっ‥」
「うん。」
.
:10/05/16 22:43
:SH06A3
:rNVBZsSE
#684 [のの子]
「‥っ‥‥忘れない‥‥」
ベンチの上に置いていた私の手に彰君の手が重なる。
「でも‥‥‥俺は‥前に進んで‥」
「いいよ‥進んでいいの。」
私は彰君の手をキュッと握る。
「 うん‥ 」
彰君がキュッと握り返すように力を入れた。
「‥ありがとう、聡美」
.
:10/05/16 22:52
:SH06A3
:rNVBZsSE
#685 [のの子]
私こそ、ありがとう‥
まこ姉を愛してくれて
私の隠していた過去を受け入れてくれて
彰君、ありがとう。
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:10/05/16 23:08
:SH06A3
:rNVBZsSE
#686 [のの子]
彰Side
「‥‥クスッ‥‥」
「? 今笑った?」
「笑った。」
俺は笑いながら横にいる聡美を見つめる。
「‥なんで?」
聡美は困ったように笑いながら首を傾げる。
「ん、これ‥俺達ずっと手繋いでる。」
俺は聡美と繋いでる手をあげてまた笑う。
「あっ‥これは変な意味はなくってですねっ!」
顔を赤くして慌てて手を離す聡美。
‥真琴と似ているようで似てないな。
俺は聡美を見つめながらふっと思った。
:10/05/16 23:15
:SH06A3
:rNVBZsSE
#687 [のの子]
「っはぁ〜‥ってかまたお前の前で泣いちゃったし、最悪。ってか俺キモい。」
うげっと舌を出す。
「あははっ、でももういつもの彰君だね。」
そんな俺を見て笑う聡美。
あぁ‥やっぱり似てる。
笑った顔はどこか真琴と似ている気がした。
「よしっ!明日バーベキューだし帰ろっか!」
「うわ〜っ話終わったら即効帰るのかよ。薄情な奴〜‥」
横目で見つめた俺に聡美はほっぺを膨らます。
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:10/05/19 20:57
:SH06A3
:CtT7/wcU
#688 [のの子]
「えぇ〜‥だって彰君大丈夫そうだし、それに私も泣いたから顔汚れてない?」
化粧を気にしてるのか目元を隠す聡美のほっぺには、涙の跡がうっすら残っていた。
やべっ俺も残ってるかも‥
俺は慌てて自分の頬をこする。
「それにバーベキュー楽しみなんだもんっ。」
そう言って目元から手を離して笑う聡美。
「‥お前目よりほっぺ。」
「へ?」
.
:10/05/19 21:04
:SH06A3
:CtT7/wcU
#689 [のの子]
「‥だからほっぺ。」
「ほっぺ?ほっぺってほっぺ?」
キョトンとしてほっぺを指差す聡美。
‥‥‥‥イラッ
「だぁかぁらぁっ!ほっぺに涙の跡ついてんだよ!」
「ちょっ!むぅわっんぅ〜!」
つい聡美のほっぺに手をやると勢いよくこする。
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:10/05/20 19:07
:SH06A3
:5PfRElhM
#690 [のの子]
「‥ったく。」
ゴシゴシゴシッ
うっすら赤くなった頬をこする俺に対して聡美は目をつぶる。
ゴシゴシッ
‥ゴシッ
っつか俺何してんだ?
真琴の話でさっきまでお互いピーピー泣いてたくせに今じゃすっかり普通に聡美の頬触って‥それにこいつもこいつで何目つぶって黙ったまま俺のいいなりになってんだよっ!!
「ん、とれた?」
聡美が目を開けるとバチッと目が合った。
:10/05/20 19:22
:SH06A3
:5PfRElhM
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