エージェント!?
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#130 [テトこ]
…チカラ??
チカラって…何


梓「いったい…ここは何なんですか!?いきなり拉致られるわ,襲われるわ,驚かされるわ。チカラって…ッ」

もう梓は
いっぱいいっぱいだった

ボ「そうだね,君にはいろいろと説明しないとな。」

そう言うと
ボスは座り直し梓を真っ直ぐに見た――

⏰:09/10/30 16:30 📱:F902i 🆔:MVIIJluE


#131 [テトこ]
ボ「私はここ,[キース]のボス,指令役の"道長孝志"だ。無理矢理連れてきたのは君をテストするためでもあった。手荒なまねをしてすまなかったね。」

そう言い頭を下げた


[キース]…??


梓「[キース]なんて聞いたこともない…。どういうところなんですか??」

恐る恐る梓は聞いた

⏰:09/11/04 20:23 📱:F902i 🆔:6YjgFrt6


#132 [テトこ]
ボ「"万屋(ヨロズヤ)"って聞いたことはないかい??」

梓「え…あ,はい,あります。何でも屋さん―…」


正解を請うようにボスを見る


ボ「あぁ,その通り。[キース]は"何でも屋さん"さ。」


見た目よりも随分幼い笑顔を見せるボス

⏰:09/11/04 20:29 📱:F902i 🆔:6YjgFrt6


#133 [テトこ]
ボ「警察じゃ相手にしてもらえないけど,困ってるって奴らはいっぱいいるんだよ。私たちはそういう奴らの手助けをしている。」

梓「警察じゃ,相手にしてもらえない人??」

ボ「ん〜そうだな,分かりやすいところで言えば…ストーカー被害にあってる女性とかね。」

確かに何度も見たことがある
被害届を出しても警察は相手にしてくれず
エスカレートして…殺害されるというニュースを―

⏰:09/11/04 20:45 📱:F902i 🆔:6YjgFrt6


#134 [テトこ]
ボ「それに,ウチみたいなとこはあまり知られていない。君が知らなかったようにね。だからこそ解決できる問題もあったりするんだよ。」


本当にこの人は,さっきのゲラ男なのだろうか―

とてもカッコ良く思えた


梓「…でも,私なんかがそんなとこで…。」


役に立つはずないよ―

⏰:09/11/04 20:57 📱:F902i 🆔:6YjgFrt6


#135 [テトこ]
ボ「君だからだよ。」

梓「えッ…」

梓の気持ちを察したかのようにボスは話し始めた


ボ「君のチカラ。見た事を瞬時に記憶し実行できる!!それだけじゃないんだ,君はそれに対応できる体を持っている!!」

梓「体…??」

ボ「真似はできても,あんなに華麗に動くことは簡単にできることじゃない。君だからできるんだよ。」

⏰:09/11/06 17:31 📱:F902i 🆔:FMD35mxY


#136 [テトこ]
ボスは得意気に口角を上げた


私のチカラ

真似する…チカラ??


なんでもすぐ出来てしまって正直つまらなかった
それが自分のチカラだったなんて―


呆然とする梓にボスは言う

⏰:09/11/06 17:34 📱:F902i 🆔:FMD35mxY


#137 [テトこ]
ボ「君はチカラにうんざりしていたかもしれないが,本当にスゴいことなんだ!!そのチカラをもっと磨いて,我々と共にたたかってくれないか??」

ボスの言葉に梓は目を大きくした

しかし

梓「でも私…そんな事,自信ないですし。褒めてもらえて嬉しいけど…」

と俯く

⏰:09/11/06 17:43 📱:F902i 🆔:FMD35mxY


#138 [テトこ]
ボ「出来るさー!!そりゃ訓練もするがな。さっき海にしたように,あれだけの度胸があれば大丈夫ッ!!」

梓「ッ―…。」


なんだろう
何の根拠もない話なのに
この人に"大丈夫"と言われただけで…



大丈夫な気がする――

⏰:09/11/06 17:49 📱:F902i 🆔:FMD35mxY


#139 [テトこ]
どうだい??
と優しく微笑むボス


でも―


梓「ッ…分かりません。正直,今自分がここにいるのも本当に現実か分かんないし,いきなりそんな事言われても…」


信じられない―

⏰:09/11/06 17:51 📱:F902i 🆔:FMD35mxY


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