<<来栖>>
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#385 [nanoka]

「何も聞こえない」

「帰ったら早速現像してみよう」

など意味不明なことを話しながら写真を撮っている彼らがあのマンションを撮っているのだと気付いた時は酷く不快な気分になった。

⏰:09/10/31 17:11 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#386 [nanoka]

「お前ら何やってるんだよ!」

気付いたら彼らに向かって叫んでいた。

俺の声に気付いた二人は、きょとんとした顔で手をとめた。

⏰:09/10/31 17:13 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#387 [nanoka]

「人が殺された場所の写真なんか撮って楽しいかよっ!!」

怒りに任せて彼らに歩み寄ると、ハチ公が止めに入ってきた。

「ちょ…ちょっと待って下さい。僕たちは別に楽しんでるわけではなくて…」

⏰:09/10/31 17:17 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#388 [nanoka]

「助けにきたんだ」

そう言ったのはカメラの男だった。

「はっ?」

「えっと…うまく言えないんですけどほんとです。助けにきたんです」

⏰:09/10/31 17:19 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#389 [nanoka]

そう付け加えてハチ公は、カメラの男に助けを求めていた。

「説明難しいな…部長も何とか言って下さいよ」

どうやら犯罪マニアというのは俺の間違いらしかった。

⏰:09/10/31 17:21 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#390 [nanoka]

「多分言っても信じてもらえないと思うけど…」

そう前置きしてハチ公はそこにいる理由を説明した。

「この道、大学の通学路なんだ。だからよく通るんだけど最近助けてって声がよく聞こえてて…」

⏰:09/10/31 17:37 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#391 [nanoka]

「…助けて?」

「はい。あと帰りたいって声も。多分同じ声だと思うんだけど」

ハチ公の話を聞いているうちに彼女のことだと直感した。

⏰:09/10/31 17:39 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#392 [nanoka]

「その声って高校生の女の子みたいな声じゃ…?」

俺の質問にハチ公は驚いた顔をした。

「お兄さんも聞いたんですか?あの声」

⏰:09/10/31 17:41 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#393 [nanoka]

「聞いたというか…その声の主に会った…?のかな」

俺の言葉を聞いた時のカメラの男の食い付きは凄かった。

「それは生きてる時と死んでからとどっちだ!?」

⏰:09/10/31 17:45 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


#394 [nanoka]

犯されるんじゃないかってくらい顔近付けてきて、かなり焦った。

その後も色々訊かれたんだけどバイトに遅れそうだったのもあって、俺から話を中断した。

不満そうなカメラ男に

⏰:09/10/31 17:48 📱:P906i 🆔:aBgdcliI


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