死神の約束
最新 最初 🆕
#112 [ゆきな]
『ルナ。まぁ名前なんて何でもいいけどね』




「ルナか……」

⏰:10/01/07 11:18 📱:SH001 🆔:fz61lv9U


#113 [ゆきな]
「聞いていいか」

『ん?』

「…ルナは天使か?」



『ぶっ…違う違う』
あまりに雪が真剣な顔で聞くもんだから、吹き出してしまった。

『私は死神よ』

⏰:10/01/07 11:22 📱:SH001 🆔:fz61lv9U


#114 [ゆきな]
「死神…本当にいるんだな。」

『当たり前。じゃなきゃ、人間は生まれないわよ』

「どういうことだよ」

『んー…私達は地獄か天国に死んだ魂を送るの。そこで100年を終えた魂がまた人間として生まれ変わるのよ。』

「…信じらんねぇ」

『まぁそうだろうね。あっ!ちなみに天使なんていないから。君達が夢見る白い羽が生えてるのも死神。天国に送る役か、地獄に送る役かで羽の色は違うの』

⏰:10/01/07 11:31 📱:SH001 🆔:fz61lv9U


#115 [ゆきな]
「ふーん」と興味なさそうに答える雪。天使はいないって“人間的”にはビッグニュースじゃないの?
現に私に天使なのか聞いてたのに…

『読めない少年だなー…』

「いいんだよそれで」

でもせっかく出会ったし…死神人生で会える確率がかなり低い“見える”人だし…。

よし!
『雪と私は友達ね!』

⏰:10/01/07 21:20 📱:SH001 🆔:fz61lv9U


#116 [ゆきな]
「はっ…笑」

『…何で笑うのよ』
こっちは真剣なのに!

「いや、何でもない」
と言いながらくくっと笑う雪。ひとつ分かった事がある。雪は笑うと可愛い。普段はツンケンしてるんだけどなー…。

「オッケー。よろしく友達さん」
手を差し出されて、少し戸惑った。だって触れるかわかんないから。通りぬけたらって思うと、ちょっと怖い。まぁ本来それが当然なんだけど…。

⏰:10/01/07 21:26 📱:SH001 🆔:fz61lv9U


#117 [ゆきな]
一応感想板貼っておきます灌http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4629/

⏰:10/01/07 22:27 📱:SH001 🆔:fz61lv9U


#118 [ゆきな]
『よろしく』



ドキドキと心臓がうるさいなか



私は初めて人間に触れた



とても温かく

大きな手だった。

⏰:10/01/08 19:26 📱:SH001 🆔:k7ddwS7s


#119 [ゆきな]
「お前手冷たいな」


…またお前だし
『まぁ体温ないからね』

「だからそんなに白いのか」
私の顔をまじまじと見ながら言う。こんな暗い所で見えるんだろうか…。辺りには小さな街灯しかない。


『私そんな白いの?』

「あぁ。なんかどっちかっつーとお前の方が“雪”っぽいよ。自分で白いと思わねーの?」

⏰:10/01/09 20:47 📱:SH001 🆔:Gj2pp4YU


#120 [ゆきな]
自分で白いと…?

うわー私ってこんなに白いんだー。惚れ惚れしちゃう。まるで雪みたいよね。



こんな感じ…?
わ…我ながら気持ち悪い。

⏰:10/01/10 19:07 📱:SH001 🆔:HA8y7qXY


#121 [ゆきな]
『残念ながら私自分の顔なんて見た事ないから』


「…え!?」

びっ…くりした…
少年の発した予想外の声の大きさにこっちが驚いてしまった。

『うるさいなー』

⏰:10/01/10 21:19 📱:SH001 🆔:HA8y7qXY


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194