死神の約束
最新 最初 🆕
#116 [ゆきな]
「はっ…笑」

『…何で笑うのよ』
こっちは真剣なのに!

「いや、何でもない」
と言いながらくくっと笑う雪。ひとつ分かった事がある。雪は笑うと可愛い。普段はツンケンしてるんだけどなー…。

「オッケー。よろしく友達さん」
手を差し出されて、少し戸惑った。だって触れるかわかんないから。通りぬけたらって思うと、ちょっと怖い。まぁ本来それが当然なんだけど…。

⏰:10/01/07 21:26 📱:SH001 🆔:fz61lv9U


#117 [ゆきな]
一応感想板貼っておきます灌http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4629/

⏰:10/01/07 22:27 📱:SH001 🆔:fz61lv9U


#118 [ゆきな]
『よろしく』



ドキドキと心臓がうるさいなか



私は初めて人間に触れた



とても温かく

大きな手だった。

⏰:10/01/08 19:26 📱:SH001 🆔:k7ddwS7s


#119 [ゆきな]
「お前手冷たいな」


…またお前だし
『まぁ体温ないからね』

「だからそんなに白いのか」
私の顔をまじまじと見ながら言う。こんな暗い所で見えるんだろうか…。辺りには小さな街灯しかない。


『私そんな白いの?』

「あぁ。なんかどっちかっつーとお前の方が“雪”っぽいよ。自分で白いと思わねーの?」

⏰:10/01/09 20:47 📱:SH001 🆔:Gj2pp4YU


#120 [ゆきな]
自分で白いと…?

うわー私ってこんなに白いんだー。惚れ惚れしちゃう。まるで雪みたいよね。



こんな感じ…?
わ…我ながら気持ち悪い。

⏰:10/01/10 19:07 📱:SH001 🆔:HA8y7qXY


#121 [ゆきな]
『残念ながら私自分の顔なんて見た事ないから』


「…え!?」

びっ…くりした…
少年の発した予想外の声の大きさにこっちが驚いてしまった。

『うるさいなー』

⏰:10/01/10 21:19 📱:SH001 🆔:HA8y7qXY


#122 [ゆきな]
「まぢかよ…そんな奴いるんだ。」

そんなに驚く?だって…


『死神が鏡に映るとでも?』


少年はしばらく考えて「そうか。それもそうだな」と言った。こんな事でも人間との大きな違いなんだなー。

⏰:10/01/11 07:26 📱:SH001 🆔:8SGz7eS.


#123 [ゆきな]
「やばっ」


『へ?』と言う声も虚しく、少年の手が私の腕を掴んで引っ張って走った。

何!?
何なのいきなり!!

当たり前だが心の声は届かず、転びそうになる自分の足を頑張って動かした。

⏰:10/01/11 21:32 📱:SH001 🆔:8SGz7eS.


#124 [ゆきな]





『はぁはぁ…ちょ…どうしたの!?』

連れて来られたのは橋の下。ここは街灯がないから周りからは全く見えないだろう。何故こんな所に…。


「警察」


け…警察?

⏰:10/01/13 23:12 📱:SH001 🆔:zyyMuq2k


#125 [ゆきな]
橋から顔を覗かせると、雪の言っていた通りライトをつけた自転車に乗っている警察官がいた。この暗闇でライトは…何か火の玉みたい。


『見回りだろ』


「何で隠れるの?」

『いや、一応俺未成年。色々と…迷惑かけらねぇんだよ』

⏰:10/01/14 23:26 📱:SH001 🆔:bnoaYZr6


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194