死神の約束
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#26 [ゆきな]
『はー…』
最近意外と言ったらいいのか、仕事がスムーズに進んでいた。にもかかわらず…ため息の原因は“事故”である
今までにないぐらいの急がしさらしく、私達も担当関係なく手伝う事になった。
本当に忙しくて、死神なのに私死ぬんじゃないかなと思った程だ。
でもまぁ死ぬ訳なくて、やっと一段落して空中のお昼寝(といっても寝転がるだけで実際に眠ってはいない)をしている
:09/11/18 19:52
:SH001
:TOoakhxU
#27 [ゆきな]
空には一羽の鳥がくるくると円を書くように飛んでいる
私にある“予想”が浮かんだ。もしかしてこの鳥…
糞する気じゃないだろうか
一回思ってしまうとそう考えずにはいられない
:09/11/21 16:00
:SH001
:EJ5RAx5c
#28 [ゆきな]
危険だと感じて私は移動することにした
しばらく飛んでいると忙しそうにしているレイの姿を見かけた。
やばい…あの様子じゃまだ仕事終わってない
私は咄嗟に河原の側の橋の下に隠れた
やっぱり忙しいみたいでレイはすぐに飛んでいった
『危なかった…』
見つかってたら絶対手伝わされた。せっかく私の仕事が終わったのにまた手伝うなんてごめんだ
:09/11/21 16:29
:SH001
:EJ5RAx5c
#29 [ゆきな]
「…い」
それにしてもあの顔は相当いらついてたな
「おい」
今考えればレイに見つからなかったことが奇跡かも
「おい」
あーそうか。私って今日運がいいんだ
「おい!!!!」
:09/11/21 20:13
:SH001
:EJ5RAx5c
#30 [ゆきな]
『…え?』
何だこの状況…
あまりにうるさい声に振り返ると、少年がこっちを見ている。いや、“こっちを見ている”という表現は適切じゃないな
正確にいうと“何かを見ている”んだ
:09/11/21 20:24
:SH001
:EJ5RAx5c
#31 [ゆきな]
何があるんだろう…誰かいたっけ?と顔を向き直しても緑の河原が広がっているだけ
ここには この少年と私しかいなかった
「いつまで無視する気だよ」
『もしかしてもしかしなくても…私に言ってる?』
少年の目はばっちり私に向けられてる
「あんた意外に誰がいるんだ」
:09/11/21 20:45
:SH001
:EJ5RAx5c
#32 [ゆきな]
『……え』
どうして
『何で私が見えるのよ…』
「見えるんだからしょうがねぇだろ。頭大丈夫かよ」
む…ムカつく
何なのこの少年。馬鹿にしたような笑いに私の怒りは最高潮だ
:09/11/22 16:12
:SH001
:3IfSh0e6
#33 [ゆきな]
『私を誰だと思ってんのよ』
別にこんなことを言えるほど偉くもないのだが、これはまぁ…強がりってやつ
「知らね。コスプレマニアとか?」
…は?
何でコスプレなのよ…
私の疑問たっぷりの目を感じとったのか、少年は驚いた顔で指差した
「それ、」
:09/11/22 16:50
:SH001
:3IfSh0e6
#34 [ゆきな]
あぁ。
この人が言う“物”はあれだった
私の大嫌いな
真っ黒い…“羽”
『うるさい』
「え…」
『…話かけないでよ』
:09/11/22 18:12
:SH001
:3IfSh0e6
#35 [ゆきな]
…
「おーいルカ?」
目の前で手をヒラヒラとさせるレイに返事をせず考え込む
どうしよう…やはり言い過ぎただろうか…。うん、初対面であの態度はやり過ぎたかもしれない
そう。あの後私はあの少年の謝ろうとしていた声を振り払って立ち去ってしまったのだ
:09/11/24 20:32
:SH001
:jZ.HcSKQ
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