死神の約束
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#156 [ゆきな]
「お前最近何処行ってんだよー」
それは久しぶりに聞いたレイの声だった。まぁ久しぶりと言っても一週間ぐらいなのだけれど。このところ仕事が終わればすぐ河原へ行くのでレイと話す時間は減ってしまった。そのかわり、雪と居る時間が増えたかな?

⏰:10/03/14 07:22 📱:SH001 🆔:uOl5Yt96


#157 [ゆきな]



『別にー地上をブラブラ』

「本当に?」

私の顔を覗き込み、真剣な眼差しで聞いてくるレイは何だか…いつもの調子じゃない。


『本当だよ』

⏰:10/03/14 23:21 📱:SH001 🆔:uOl5Yt96


#158 [ゆきな]
私は嘘をつくのがあまり上手ではない。いや、どちらかと言うと下手な方。


だからきっと…この嘘もすぐに

「嘘つくな」


あぁ…ほら、ばれてしまう。

⏰:10/03/15 08:48 📱:SH001 🆔:ydihLrQw


#159 [ゆきな]
『どうしたのレイ。何か変』

「…変なのはお前だろ?」


目を逸らそうとした私は、頬にあるレイ両手の両手にあっさり拒否された。
再び目を見なければならなくて…なぜだかそれが辛くて、悲しかった。

どうして?何でレイはそんな顔するの?


『私が…何かした?』

「自分で分かるだろ?」

⏰:10/03/15 12:11 📱:SH001 🆔:ydihLrQw


#160 [ゆきな]




「ルナが言う気ないならいいけど、何かあったら俺に言えよ?」

そう言ってレイは手の力を緩め私の横をすり抜けていった。


知ってるんだな…。まぁばれて当然かもしれない。隠れて会ってる訳じゃないし

⏰:10/03/15 18:26 📱:SH001 🆔:ydihLrQw


#161 [ゆきな]
……でもこれからは気をつけた方がいいかもしれない。

今更だけど見つかったのがレイで良かった。きっと、誰にも言わない。


何故か私の頭の中には“会わないでおこう”なんて考えはなかった。






そんな考えなど、いらなかった。

⏰:10/03/18 19:38 📱:SH001 🆔:x8QffiXM


#162 [ゆきな]
「聞いていいか?」

それはいつものように河原で雪と話している時だった。
私は―あぁ空が綺麗だなぁ―なんて呑気な事を考えていて、心の中に暗い感情などこれっぽっちもない…まぁいわば、快晴だった。


『んー?』
欠伸が出るのと同じぐらいの腑抜けた声だったと思う。
空には鳥もいて、ますます私の気持ちはぽかぽかとしていた。

⏰:10/03/22 23:37 📱:SH001 🆔:j6uo87NA


#163 [ゆきな]



だからかもしれない。



この綺麗すぎる空というキャンパスの中で






「羽の事」



君が私を 黒く塗り潰した気がしたんだ。

⏰:10/03/22 23:41 📱:SH001 🆔:j6uo87NA


#164 [ゆきな]
あぁ。どうして






どうして どうして


『雪…何で聞くの?』


「…」




そんな事を言われたら


『君を憎みたくなる。』

⏰:10/03/22 23:46 📱:SH001 🆔:j6uo87NA


#165 [ゆきな]
「俺はただルナの事が知りたいんだ」

そんな真っすぐな目で私を見ないで。逸らさないと、私が私じゃなくなってしまいそう。


『私は…言いたくないの』

⏰:10/03/23 10:44 📱:SH001 🆔:4/28CzgY


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