死神の約束
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#157 [ゆきな]



『別にー地上をブラブラ』

「本当に?」

私の顔を覗き込み、真剣な眼差しで聞いてくるレイは何だか…いつもの調子じゃない。


『本当だよ』

⏰:10/03/14 23:21 📱:SH001 🆔:uOl5Yt96


#158 [ゆきな]
私は嘘をつくのがあまり上手ではない。いや、どちらかと言うと下手な方。


だからきっと…この嘘もすぐに

「嘘つくな」


あぁ…ほら、ばれてしまう。

⏰:10/03/15 08:48 📱:SH001 🆔:ydihLrQw


#159 [ゆきな]
『どうしたのレイ。何か変』

「…変なのはお前だろ?」


目を逸らそうとした私は、頬にあるレイ両手の両手にあっさり拒否された。
再び目を見なければならなくて…なぜだかそれが辛くて、悲しかった。

どうして?何でレイはそんな顔するの?


『私が…何かした?』

「自分で分かるだろ?」

⏰:10/03/15 12:11 📱:SH001 🆔:ydihLrQw


#160 [ゆきな]




「ルナが言う気ないならいいけど、何かあったら俺に言えよ?」

そう言ってレイは手の力を緩め私の横をすり抜けていった。


知ってるんだな…。まぁばれて当然かもしれない。隠れて会ってる訳じゃないし

⏰:10/03/15 18:26 📱:SH001 🆔:ydihLrQw


#161 [ゆきな]
……でもこれからは気をつけた方がいいかもしれない。

今更だけど見つかったのがレイで良かった。きっと、誰にも言わない。


何故か私の頭の中には“会わないでおこう”なんて考えはなかった。






そんな考えなど、いらなかった。

⏰:10/03/18 19:38 📱:SH001 🆔:x8QffiXM


#162 [ゆきな]
「聞いていいか?」

それはいつものように河原で雪と話している時だった。
私は―あぁ空が綺麗だなぁ―なんて呑気な事を考えていて、心の中に暗い感情などこれっぽっちもない…まぁいわば、快晴だった。


『んー?』
欠伸が出るのと同じぐらいの腑抜けた声だったと思う。
空には鳥もいて、ますます私の気持ちはぽかぽかとしていた。

⏰:10/03/22 23:37 📱:SH001 🆔:j6uo87NA


#163 [ゆきな]



だからかもしれない。



この綺麗すぎる空というキャンパスの中で






「羽の事」



君が私を 黒く塗り潰した気がしたんだ。

⏰:10/03/22 23:41 📱:SH001 🆔:j6uo87NA


#164 [ゆきな]
あぁ。どうして






どうして どうして


『雪…何で聞くの?』


「…」




そんな事を言われたら


『君を憎みたくなる。』

⏰:10/03/22 23:46 📱:SH001 🆔:j6uo87NA


#165 [ゆきな]
「俺はただルナの事が知りたいんだ」

そんな真っすぐな目で私を見ないで。逸らさないと、私が私じゃなくなってしまいそう。


『私は…言いたくないの』

⏰:10/03/23 10:44 📱:SH001 🆔:4/28CzgY


#166 [ゆきな]
膝の上で握りしめた拳が少し震えたのは…気づかれてないだろうか…

私は再び空を見上げた
先程は感じなかった違和感。今は晴れているけれど、違和感がある空。


天は私の味方なのかな…




『雪、雨が降るよ。』

⏰:10/03/24 22:53 📱:SH001 🆔:9Ldu1MnY


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