こちら満腹堂【BL】
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#452 [ひとり]
「え、外で飲むの?公園とか?それはナシだわ〜」
べぇやんまで・・・
「"飲む"って発想も捨てて!!!!・・・いや、捨てなくてもいいか」
「どっちだよ!?!?」
ひろむがすかさずツッコんだ。そうだな、軽くひっかけてからってほうがテンション上がるかも・・・・
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:10/01/18 10:11 :F01B :gE0ZDug6
#453 [ひとり]
「まぁ聞け、つまりだ。景気づけに軽〜く飲んでから、夜の町でお姉さんといいことしませんか?」
言ってて我ながらオヤジくさい下品な発言だと思った。でもこれくらいが丁度いいんだ。
俺の提案は効果覿面(テキメン)。コイツらも、どんだけしょっぱい性生活なんだか。
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:10/01/18 10:11 :F01B :gE0ZDug6
#454 [ひとり]
それから俺達は立ち飲みの串カツ屋で本当に軽〜くひっかけて、ちょっとテンション上がったところでお姉さん達のもとへ向かった。
雑居ビルにネオンが眩しい街の一角。そこに地下へ下る細い急勾配の階段がある。入り口には陳腐な店名の周りに、これまた陳腐な光を放つ電球がくっつけられた看板が立っていて。俺達四人はその看板にハシャぎながら、地下へと降りて行った。
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:10/01/18 10:12 :F01B :gE0ZDug6
#455 [ひとり]
薄暗いホールに降り立つと、そこで好みの娘を選抜してそれぞれ指定の個室に通される。
こんな店来たの、どれくらいぶりだろ。一時期ハマって通ったことがあったけど、店の娘に病気をもらったっぽいことが発覚して以来、疎遠になっていた。てか今思えば、通うって行為自体なんか虚しいし。
過去のアホな自分を思って、ちょっとおセンチな俺。
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:10/01/18 10:12 :F01B :gE0ZDug6
#456 [ひとり]
部屋には既に女の子がスタンバイしていて、窓口のパネルで見るより実物はポッチャリさんだった。
年は・・俺より下だろう。プラスチック製の桶んなかに、たっぷり入ったピンク色の液体を、 クチャクチャとほぐしている。
「今晩は」
「今晩は」
「シャワー浴びます?それともすぐに始める?」
クチャクチャさせながら聞いてくる。上目使いがいきすぎていてちょっと怖いよ。
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:10/01/18 19:25 :F01B :gE0ZDug6
#457 [ひとり]
「じゃ、念のためにシャワー浴びます」
何で敬語なんだ俺。てかどうしよ、ちょっと面倒いかも。
でも金を払っちまった手前、元を取らなきゃやっぱ損だろ。
「それともあっちにマットひいてする?」
女の子はシャワールームを顎でクイッと差して、誘うように笑った。
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:10/01/18 19:25 :F01B :gE0ZDug6
#458 [ひとり]
「てか、本番も別で払ってくれたらしたげてもいいけど」
何をおっしゃってるんですかアナタは!?もっと体を大事にしなさいよ!!!
「いや、今日持ち合わせもそんなないから、本番はこの次にします」
「そう。じゃ、いってらっしゃい」
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:10/01/18 19:48 :F01B :gE0ZDug6
#459 [ひとり]
言われて大人しくシャワールームに行き、ざっと洗って部屋に戻ると、女の子はつまらなそうな顔でまだローションをこねくり回していた。
遠目から見ると、料理してるみたいだ。
「おかえり、じゃ、始めよっか」
素知らぬ顔してこの娘は今日、何人の男共の相手をしてきたんだろ。いらない考えが頭をよぎる。
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:10/01/18 19:49 :F01B :gE0ZDug6
#460 [ひとり]
「本番しなければ、触ってもいいからね」
「あ、はい」
だからその上目使いが怖いんだってば。
俺はベッドに横たわり、女の子がその上に跨ってくる。
今自分が体を沈めるこのベッドに、何人の男が己の欲を吐き出していったんだ・・・ってまた余計なことを。いかんいかん。今は目の前のおっぱいに集中しよう。
取り敢えず、肩慣らしに右の乳房を揉んでみた。
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:10/01/18 19:49 :F01B :gE0ZDug6
#461 [ひとり]
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「いや〜久々だったぁ〜」
「俺今回当たりだったわ」
「マヂ?俺は悪かないんだけどイマイチ」
「とか言ってやることはやってるくせに〜」
「やらしー」
ひろむと滝とべぇやんが盛り上がってる。担当した娘のここがよかったあそこがおしかったでもまた指名して行っちゃおうかな云々カンヌン。俺はその輪には入らずに、一人微妙に距離をとって先を歩いた。
「オイ、三田はどうだったんさ?」
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:10/01/19 21:44 :F01B :Dj8enbd2
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