こちら満腹堂【BL】
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#485 [ひとり]
舐めれば舐めるほど湿って柔らかくなる唇。
その感触に夢中になっていると、ぐっと頭を捕まれて
「お前舐めすぎ」
「だって気持ちいから」
「変態め」
「今更」
・
:10/01/24 11:26 :F01B :dvJHU/6.
#486 [ホシ]
アゲ・ω・
:10/01/26 01:06 :Sportio :9dZ9XDpk
#487 [明希]
あげとく〜!
:10/01/26 02:50 :W65T :WvV/vnzc
#488 [りんご]
あたしも
あげとく〜\(^∀^)/
:10/01/26 11:44 :SH903i :lK0FKcTA
#489 [キム]
あげー( ´∀`)/~~
:10/01/26 22:56 :P03A :Fb3ywn56
#490 [ひとり]
なんかちょっといい感じの雰囲気でその気になってた俺だったのに、三田さんの完全に全て無視した発言が、らしすぎると言うか何と言うか。
「そこは『あはん』くらい言っときましょうよ」
「口をペロペロされて『あはん』なんて、完全にただの淫魔じゃん」
「雰囲気ですよ、雰囲気」
「青いんだなーそうゆうとこ」
・
:10/01/29 08:47 :F01B :1RggK/fA
#491 [ひとり]
「ちょっとくらい夢見たっていいでしょ」
「俺に対して夢を抱こうってその姿勢が先ず間違ってんだよお前さんは」
「・・・・ごもっとも」
「だろ?」
そうだよ今までも別に三田さんに夢見たことなんかなかったよ。そんな夢見る隙もない程リアルなあんたが強烈過ぎて。凄げぇ引力で俺をかっさらう本物のこの人に惚れたんだから。
「はい」
すると三田さんは不適に笑って見せて
「ならとっととこいよ」
俺の唇にかぶりつくようなキスをよこしたんだ。
・
:10/01/29 08:48 :F01B :1RggK/fA
#492 [ひとり]
「はいそこまで!!」
「痛゙ッッ」
もう何度目かわからない回想に耽っていると、パンッと小気味いい音と同時にケツに若干の痛みが。ケツキック。
横に立っていたのは弘さんだった。
「お前いい加減その締まりのねぇ顔なんとかならんのかい」
そう言って緩みきりの俺の頬をぐっとつねった。
「ひおうはん、いはい」
「聞こえない」
・
:10/01/29 08:48 :F01B :1RggK/fA
#493 [ひとり]
「いはい・・・ってば!やめて下さい」
忌々しい手を払いのけると、痛くもないくせにわざとたらしく目の前でふって見せた。
「一体あとどんくらい続くのそのニヤニヤ顔」
「別にいいじゃないですか、なんか雰囲気とっつきやすくなったってお客さんにも好評なんすから」
「お前らが良くても俺が気になってしょうがねんだよ、店ん中で二人も顔の弛緩した野郎がウロチョロしてると」
「え?」
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:10/01/29 08:49 :F01B :1RggK/fA
#494 [ひとり]
実はここ、満腹堂の店先だったりして。俺の手には箒とチリトリが握られてたりして。今はランチ前だったりして。
「それって」
言いかけたところで背中からかけられたやる気のない挨拶は、絶対間違うはずのないあの人の声で。
「はよーお前らサボってんなよ店の真ん前で」
振り向けばやっぱりあの人で。
・
:10/01/29 08:50 :F01B :1RggK/fA
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