太陽と夏の空
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#345 [ラビ]
ヒロキ母「ごめんね…本当に勝手な話なんだけど…。ヒロキも…一緒に甲子園に連れて行ってあげて欲しいの…」


泣き続けるお母さんを見て、俺は紙袋をぎゅっと握りしめた。


達矢「大丈夫です。ヒロキは愛川高校のエースですよ。エースが甲子園に行けないわけないじゃないですか…。」

⏰:06/09/10 10:20 📱:W32SA 🆔:hksmURtU


#346 [(^_-)-☆]
アゲッ頑張ってね

⏰:06/09/10 12:21 📱:SH902i 🆔:iSp8Hat2


#347 [ラビ]
(^_-)-☆さん♪ありがとうございます☆(*^^*)頑張ります↑(*≧m≦*)

⏰:06/09/10 18:23 📱:W32SA 🆔:hksmURtU


#348 [ラビ]
達矢「…ヒロキが連れて行ってくれた甲子園ですから…。ヒロキも連れて行きます。」


そこまで言って、俺は涙をこらえるのが限界だった。


ヒロキ母「ありがとう…。ありがとう…。」


達矢「じゃあ、俺行きます。ヒロキの分も投げてきますから。見てて下さい…。」

⏰:06/09/10 18:33 📱:W32SA 🆔:hksmURtU


#349 [ラビ]
そう言って俺は、ヒロキのお母さんに背を向けた。


ヒロキ母「気を付けてね…」


ヒロキのお母さんに見送られながら、俺は歩きだした。



…本当は、自分の息子に言いたかっただろう…。


「気を付けてね」…

「頑張ってね」…

…って…。

⏰:06/09/10 19:02 📱:W32SA 🆔:hksmURtU


#350 [ラビ]
きっと…甲子園を決めた日から…


ヒロキのお母さんは、この日…


ヒロキを送り出すことを…

楽しみにしていたと思う。


俺は…


そんなヒロキの母さんの気持ちを思うと


胸が苦しくて苦しくて仕方がなかった。

⏰:06/09/10 19:09 📱:W32SA 🆔:hksmURtU


#351 [ラビ]
達矢「…ッ…行ってきます!!」


俺は目に涙をため、大空に向かって叫んだ。


ぎゅっとつぶった目から


涙がポロポロと流れ出る。



達矢「…ヒロキの…バカヤロー…ッ…」


俺は片手で目を抑えながらつぶやいた。


今日この日…


ヒロキがいないことが

ツラくて死にたいくらいだった。

⏰:06/09/10 19:18 📱:W32SA 🆔:hksmURtU


#352 [ナナ]
失礼します
>>320-380

⏰:06/09/10 19:59 📱:N900iS 🆔:87hWeA4g


#353 [ラビ]
ナナさん☆アンカーありがとうございます(*^_^*)

⏰:06/09/10 20:11 📱:W32SA 🆔:hksmURtU


#354 [ラビ]
学校に着くと、ほとんどの部員が集まっていた。


俺はさっきまで泣いていたのがバレないように

帽子を深くかぶり直す。


しばらくして、監督が現れた。



監督「全員いるなー?荷物積めー」


ゾロゾロと荷物を積み込み、バスに乗っていく。

⏰:06/09/10 20:36 📱:W32SA 🆔:hksmURtU


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