love * 〜夢のような恋〜
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#1 [ゆっきー C]
* 乙女な女の子の恋物語です


更新遅いかもしれませんが、
よろしくお願いします 。。

⏰:10/01/09 01:03 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#2 [ゆっきー C]
あたしの名前は紗英。
高校三年生の18歳。

クラスの中でもあまり口数は少ない方。話しかけられたら話す感じで、友達も親友が1人いる程度だ。

でも根暗とかじゃなく、ただ人と話すのが苦手なだけ。

もちろん、そのことでいじめられることなんかない。

⏰:10/01/09 01:05 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#3 [ゆっきー C]
リリリーン ♪ リリリーン ♪



目覚ましが鳴った。



「もう朝〜?早いなぁ…」



ぶつぶつ言いながら起き、



眠い目をこすりながら、いつも通り洗面所へ向かい顔を洗う。



「あーさっぱりする〜♪」

⏰:10/01/09 01:12 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#4 [ゆっきー C]
制服に着替えて
リビングへと向かう


いつも通りお母さんが朝食を作ってくれている。


(お母さんなんでそんなに早く起きれんのよ〜うらやましい…)


そう思いながら椅子に座る

⏰:10/01/09 01:17 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#5 [ゆっきー C]
お母さんが気付き、


あらおはよ〜。


「おは〜。」


「あんたそんなにのんびりしてていいの〜?遅刻するわよ?」


え?


時計を見た。

⏰:10/01/09 01:20 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#6 [ゆっきー C]
「あ。本当だ。でも走るのめんどくさいからいいや。どーせ遅刻だし。」


あたしはいつもこんな感じだ。


だから毎日遅刻をしている。


そんなあたしにお母さんは呆れている。

⏰:10/01/09 01:24 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#7 [ゆっきー C]
「じゃあそろそろ行ってくる〜。」


「行ってらっしゃ〜い。」


あたしは重い足で家を出た。


30分後、学校に着いた。

⏰:10/01/09 01:27 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#8 [ゆっきー C]
遅刻して教室に入っても、みんなからの目線は来ない。


なのに先生からはジロジロと見られる。気持ち悪いぐらいに。


それもこれもいつものことだ。


自分の席に座りぼーっとする。


あたしの席は一番前の窓側。


こうして外を見ながらぼーっとすること、それだけであたしは幸せになれる。

⏰:10/01/09 01:32 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#9 [ゆっきー C]
1限が終わり、10分間の休み時間になった。


「紗英ちゃんおはよ〜ん★」


同じクラスのちょっと派手目の女の子。名前は、ゆみちゃん。


いつも話しかけてくる。


理由は分からない。


まぁ普通に接している。


いつも通り、おは〜 と返した。

⏰:10/01/09 01:40 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#10 [ゆっきー C]
すると突然ゆみちゃんが


「ねぇ、紗英ちゃんって好きな人いないのぉ〜?。」と聞いてきた。


突然のことにびっくりしたあたしは


「い、いないよ〜ど〜して〜?」


声が裏返っちゃった。


「ん〜〜?怪しいな〜。」


と言いながら顔をジロジロ見られる。

⏰:10/01/09 01:46 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#11 [ゆっきー C]
本当は、あたしには好きな人がいるんだけど、ゆみちゃんに言うとすぐ広まっちゃうから、口が裂けても言えないの。


「ふーん。いないんだぁ〜。」


ゆみちゃんは性格があっさりしていて、あまり追及してこないタイプ。


「そういうゆみちゃんはいるの?」

あたしは聞いた。

⏰:10/01/09 01:53 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#12 [ゆっきー C]
「え!好きな人どころか、彼氏いるって〜!普通に廊下とかで話してるよ〜ん☆」


(え!!知らなかった〜!あんま廊下行かないからなぁ。)


「あ、そうなんだ。」


結局、彼氏の話で休み時間を潰された。


まぁ、暇潰しにはなるんだけど。

その彼氏のことで分かったことは、彼氏は隣のクラスだってことだけ。

⏰:10/01/09 02:00 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#13 [ゆっきー C]
こんなにあたしに話かけてくるなんて本当に珍しい子だなぁ…。


あたしなんかよりもっと気が合う子いっぱいいると思うんだけどなぁ。


2限は、そんなことを考えてた。しばらくしてチャイムが鳴り、その音で目が覚めた。


気づかない間に眠りについてたんだ。

⏰:10/01/09 02:06 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#14 [ゆっきー C]
3、4限が終了し、


お昼の一番楽しい時間がやってきた。


親友の梨香と屋上でお昼食べながらのガールズトーク!(笑


学校内の売店でパンと麦茶を買い、屋上へ向かった。

⏰:10/01/09 02:13 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#15 [ゆっきー C]
もちろん、屋上はうちらの他にも男女仲良く食べてる子もいれば、彼氏と食べてる子もいる。


男子が集団になって食べてるときもある。


その男子集団の中の1人にあたしは恋に落ちているのである。

⏰:10/01/09 02:18 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#16 [ゆっきー C]
(今日はあの人いっるかな〜〜っ♪)


この時間になるとすごくテンションが高くなる。


あたしはルンルン気分で屋上に向かった。

⏰:10/01/09 02:21 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#17 [ゆっきー C]
屋上のドアを開けた。


梨香を見つけ、すぐさま
「梨香〜♪♪」と叫んだ。


あたしどんだけ梨香好きなんだろう。


梨香がはやくはやくーっ!と手招きしてる。


梨香のもとへ走って向かった。

⏰:10/01/09 02:25 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#18 [ゆっきー C]
「今日あの子いるかなぁ?」


とあたしは言った。


「どうだろうね〜。あ!紗英、いたよ!」


あたしは顔を見ることができない。


だからあの子にはいつも背を向ける状態になってしまう。

⏰:10/01/09 02:28 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#19 [ゆっきー C]
「また見ない〜!もぉ〜せっかくのチャンスなのに〜!」


いつも言われる言葉。


あたしは、名前も学年も知らない"あの子"に一目惚れしちゃったんだけど、


いざ改めて見ようって時になると緊張しちゃって見れなくなっちゃうの。

⏰:10/01/09 02:35 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#20 [ゆっきー C]
「ダメだよ〜もっと積極的にならなくちゃ。」


梨香にはいつも言われる。


「あたし多分言い過ぎて口癖になりつつあるわ〜。あはは〜♪」


って笑っていってくれるところとか本当に心の広い、優しい子だなぁ。と、つくづく思う。

⏰:10/01/09 02:39 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#21 [ゆっきー C]
「さ!食べよ食べよ!」


あたしが気を紛らすように言った。


青空のきれいな場所へと移動し、お昼を食べながら、いつものような笑いの絶えない話で盛り上がりあっという間に時が流れる。

悩み事なんて吹き飛んでしまう。
本当に幸せな気分になれる時間。

⏰:10/01/09 02:45 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#22 [ゆっきー C]
梨香と出会ったのは高校1年の時。あたしに一番に話しかけてくれた。そしてどんどん仲良くなり、なんでも話せる親友になった。


2年のクラス替えでも同じクラスになれたんだけど、3年になって別のクラスになってしまった。
そううまくは行かないものなのね。


梨香には大学3年生の彼氏がいる。きっかけは高1から嫌々始めた週4の家庭教師。その先生に梨香は恋をした。先生も段々と梨香に思いを寄せ始め、二人は付き合い始めた。

⏰:10/01/09 03:04 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#23 [ゆっきー C]
ほぼ毎日会えて、勉強も教えてもらえるなんてずるい!


梨香にはいつも先を越される…


何事にも優柔不断で不器用…


でもそんなあたしの恋を、ずっと笑顔で応援してくれている。


梨香はどこまで優しいんだろう。涙が出てくる。

⏰:10/01/09 03:05 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#24 [ゆっきー C]
そんなことを思ってしばらくした時、気づけば、青空を見ながら泣いていた。


隣では梨香が寝ていた。


お昼も食べ終わり、気づけばうちら二人だけしかいなかった。
もうすぐ授業が始まる時間なのだろうか。


「梨香!起きて!次の授業あの鬼ババアなんじゃないの?」


梨香は結構熟睡していたらしく、起きない。

⏰:10/01/09 03:11 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#25 [ゆっきー C]
仕方ないので、梨香を教室まで運ぶことにした。


なんか新鮮だった。


あたしは鬼ババアのミニ説教を受けたせいで授業に遅刻した。


鬼ババアは、何かにつけてケチをつけてくる几帳面な普通のおばさん。(笑
でも飽きるのが早い。
切り替えが早いって言うのかな。


そしてそして、鬼ババアは、ゆみちゃんと意外に仲が良い。タイプが似てるから気が合うのかな。(笑

⏰:10/01/09 03:18 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#26 [ゆっきー C]
そしてまた、つまらない5限の授業が始まった。



あの子名前なんていうんだろう。


せめて名前だけでも知りたいな〜。



そんなことを思っていた。

⏰:10/01/09 03:34 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#27 [ゆっきー C]
あの子に一目惚れしたのは、ちょうど高2の最後らへん。



下校するときに自転車置き場から自分の自転車取ろうとしてた時に、あたしの隣に自転車を置いていたらしく、ものすごい勢いで自転車に鍵を付けて乗った瞬間さっさと帰って行っちゃった。急いでたのかな。



あたしには、その子の自転車に乗った後ろ姿がかっこよく見えちゃったの。

⏰:10/01/09 03:37 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#28 [ゆっきー C]
翌日、やっぱりその子のことが気になって、梨香と一緒に自転車置き場の見える位置であの子が来るまで見てたの。そして自転車を取りにその子が来た。昨日みたいに急いではなかった。



あたしはその時珍しいものでも見るように、マジマジと顔を見た。



背が高くて、がたいも良くて、頼りになる男!って感じのイメージを持った。

⏰:10/01/09 03:43 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#29 [ゆっきー C]
気づいたら5限6限終わってて、帰りのホームルームになっていた。



「おい!綾瀬(私)!」



「はい。分かってますよ〜。」



あたしは気力のない声で返事をした。

⏰:10/01/09 03:47 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#30 [ゆっきー C]
授業に全く参加しなかった時(寝てた時)は必ず掃除をするという決まりがある。



めんどくさいけど、授業中の眠さに耐えてまで掃除をしたくないほど掃除が嫌いってわけじゃないからさ。(笑



でもこの掃除、意外と疲れんのよねー。

⏰:10/01/09 03:53 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#31 [ゆっきー C]
ふと青空を見た。



なんて清々しいんだろう。



あたし、生まれ変わったら青空になりたい。



そんなことを思って掃除をしていた。

⏰:10/01/09 03:54 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#32 [ゆっきー C]
ん?



今誰か見てたような…。



気のせい?



ま、いいや。

⏰:10/01/09 03:55 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#33 [ゆっきー C]
はぁーーーー!!!



やっと終わったー!



さぁて!帰ろ帰ろ!



下駄箱で待ってくれてる梨香に申し訳ないと思いながらも、梨香と帰れる嬉しさに胸が踊った♪



無意識のうちに、廊下を1人でスキップしてたかもしれない。

⏰:10/01/09 03:59 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#34 [ゆっきー C]
「梨香お待たせ〜ごめんね。」


「全然いいよ♪気にしない気にしない★それより5限ごめんね…」


「え?あー!全然大丈夫♪重かったけど(笑」


「本当ごめんね……。。」


「うそうそ!冗談だよー☆☆」

⏰:10/01/09 04:02 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#35 [ゆっきー C]
そんな話から始まり次第に話が膨らんでいって大袈裟になってく。いつものパターン!



梨香は自転車ないから2ケツ〜!



朝はどうしてるのかっていうと、大学生の彼氏に送ってもらってる。うらやましい。

⏰:10/01/09 04:06 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#36 [ゆっきー C]
本当すべてにおいて憧れの存在だなぁ。



すごいよ!



どこかで嫉妬してたりするかもしれない。

⏰:10/01/09 04:08 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#37 [ゆっきー C]
会話も弾み、しばらくして梨香の家に着いた。



「毎日ありがとう♪」いつものことなのに欠かさず毎日言ってくれる。



そんな梨香が大好き。



また明日!と言って別れて自分の家へと向かった。

⏰:10/01/09 04:11 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#38 [ゆっきー C]
しばらくして家に着いた。



「ただいまぁー。お兄ちゃんー?お姉ちゃーん?いないのー?」



誰もいないのか。
珍しいー。



あたしにはお兄ちゃんが2人とお姉ちゃんが1人いる。

⏰:10/01/09 04:16 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#39 [ゆっきー C]
長男であるお兄ちゃんは、忍。
次男であるお兄ちゃんは、勇太
長女であるお姉ちゃんの名前は瑠美



いつ聞いても可愛い名前だなぁ。

⏰:10/01/09 04:22 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#40 [ゆっきー C]
あたしはリビングのテーブルに置いてある一枚の紙に目を向けた。


おそるおそる見てみると、



瑠美は大学の友達のとこにとまるから今日は戻りません。

忍、勇太はバイトで帰りが遅くなるかも知れません。

以上。


と書いてあった。

⏰:10/01/09 04:26 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#41 [ゆっきー C]
お父さんとお母さんは仕事でいつも帰りは遅いし、お兄ちゃん二人は同じバイト先だからしょうがないとしてお姉ちゃんずるい!


自分で料理するのがめんどくさい。あたしすっごいめんどくさがり屋だなぁ。改めて思う。


とりあえずお腹すいたからどっか食べいこっかなー。


今日梨香は家庭教師だから誘えない…。1人で憂鬱だから誰か誘いたい。


そう思って携帯のアドレス帳を見る。


んー……
……山本祐実!!!?


あ!ゆみちゃんか♪
ゆみちゃんなら空いてそう!


てかなんで入ってんだろう?


ま、いっか!(笑

⏰:10/01/09 04:36 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#42 [ゆっきー C]
プルル…プルル…プルル…


ガチャ


「もしもし〜?」


「あ。もしもしあたし!紗英!」


「うわ!まさかの紗英ちゃん!どしたのー??」


「お腹空いたからどこか食べ行きたいんだけど…一緒に食べに行かない?てか急にごめんね。」


「アポなし全然大丈夫よーん☆かもんかもんって感じ♪」

⏰:10/01/09 04:41 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#43 [ゆっきー C]
(こういうところ少し苦手…。)

「そ、そっか…。」

「んで?どこ集合?あ!紗英ちゃん家迎えに行こっかー?♪」


「え?あ!本当に?ありがとう☆」


なんで家を知ってるのか謎だけどあまり気にしなかった。



じゃあ、あとでね♪
といって電話を切った。

⏰:10/01/09 04:47 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#44 [ゆっきー C]
あ!着替えなくちゃ;;


化粧もしてこっと♪





30分後…ゆみちゃんが来た。

⏰:10/01/09 04:49 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#45 [ゆっきー C]
「紗英ちゃんかわいい!!なんで学校にはメイクしてこないの?
そのメイクまじ可愛い!」



「朝はやる気も何も起きないから…」と言ったあとすぐに、ゆみちゃんが


「服装も可愛い♪森ガールっぽいね!★」


ちょっと嬉しかった。
森ガール意識してるから。


「さぁ行こ♪」
あたしが言うと


「れっつごー!」
とゆみちゃんは、はっちゃけていた。

⏰:10/01/09 04:56 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#46 [ゆっきー C]
「すぐそこのマック行こうよ!」



とゆみちゃんが言った。



「あ、いいけど…。。」



正直どこでも良かった。

⏰:10/01/09 04:58 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#47 [ゆっきー C]
マックに着くと、中には人がいっぱいいた。



「こんな時間でも結構いるんだ〜。さすがだね!」



すかさずゆみちゃんが、



「席確保しといて。」
と言ってきた。



あたしは従った。


空いてる席ないかな〜。





…………………………え?

⏰:10/01/09 05:05 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#48 [ゆっきー C]
あの子がいた。
たしかにあの子だ。
綺麗な感じの女の人と親しげに話している…。




え………




(え………梨香………?)




あたしは目を疑った。
あの子と仲良く話してる梨香…。

⏰:10/01/09 05:11 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#49 [ゆっきー C]
あたしはどうしたらいいか分からなくなって、涙目でゆみちゃんのところへ行った。



ゆみちゃんは知っているような口調で、
「大丈夫。」と頭を撫でて一言言った。



え………?



なんかあたしだけが何もわかってない感じに襲われた。

⏰:10/01/09 05:16 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#50 [ゆっきー C]
もうどうしたらいいの…。



空いてる席は案の定、梨香達の隣。



あたしは、不運な自分を呪った。


今までにない衝撃的な光景に、全身が麻痺しはじめたような感覚に陥った。

⏰:10/01/09 05:20 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#51 [ゆっきー C]
ゆみちゃんが買い終わったから、おそるおそる聞いてみた。


「…なにが大丈夫なの…?」


「あの二人付き合ってるとかじゃないからさ。」


え…??


「まぁあそこしか空いてないからとりあえず座ろーよ。」


「う…うん。」

⏰:10/01/09 08:59 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#52 [ゆっきー C]
いきなりゆみちゃんが梨香に声をかけた。


「やほやほ〜おふたりさん♪」


「あ!きたきた♪」
梨香が言った。


来た来た?どういうこと……??

あたしはもうこの訳のわからない状況から抜け出したいがために、


こう言った。

⏰:10/01/09 09:04 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#53 [ゆっきー C]
「二人ともなに…?あたしバカにされてるの?からかわれてるの?なんでこの子がいるの?」


「ごめんね紗英…」


「なんで謝るの…?」


「あたしはこの子の相談に乗ってただけなの。」


「相談…?」


そこから経緯を話し始めた。
どうやら梨香には随分前から相談していたみたい。


「言わなきゃな言わなきゃなって思ってたんだけど…あたしはわざと言わなかった。でもこれには訳があるの。」


「うん。」


怒る前にとりあえず話を聞こうと思った。

⏰:10/01/09 09:14 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#54 [ゆっきー C]
「紗英に、もっと積極的になってほしくて、告白までは行けなくても、積極的に話しかけたりして欲しかったの」


…………そうだったんだ。


「本当にごめんね。騙すつもりじゃなかったの…。」

⏰:10/01/09 09:21 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#55 [ゆっきー C]
「そっか…。」


あたしの為に努力してくれてたんだと思うとなんだか涙が出てきた……。


その涙を見た梨香は、


「紗英本当にごめん。」


と悲しそうな表情をした


「ううん。違うの。嬉しくて泣いてるの。」


あたしは怒る以前に、まず感謝しなきゃいけないと思った。


「ありがとう梨香。」

⏰:10/01/09 09:51 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#56 [ゆっきー C]
梨香は「本当にごめんね…。図々しいと思うけど、あたしのこと…許してくれる…??」


あたしはもちろんだと言った。


梨香も泣いていた。


さっきからあたしは、あることが気になっていた。


それは、あの子からの視線。


ずっと黙って私を見ている。


気になりつつも、さっき梨香が言ってた相談の内容を聞いてみた。


すると、ゆみちゃんが


「え〜紗英ちゃん鈍感すぎ〜。」


「紗英は本当天然ちゃんだねぇ〜」

と一言言い、


二人で仲良くね♪と言ってその場から立ち去ってしまった…。

⏰:10/01/09 10:07 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#57 [ゆっきー C]
今までは梨香と真剣な話をしてたから、この子のことはあまり気になってなかった。でも、段々熱が覚めてきて気になってきた。


え!なんで好きな人がここにいるんだろう?っていう知ってるはずの不思議な思いに襲われた。


そんな事を考えてたら、


「ねぇ。紗英ちゃん。」


突然名前を呼ばれて、あたしはパニックに陥った。


きっと夢なのかな…。


恥ずかしいって気持ちとこの状況の不思議さから、ただ


「はい…。」


という一言だけしか返事ができなかった。

⏰:10/01/09 10:13 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#58 [我輩は匿名である]
可愛いお話しですね!

文も読みやすくて
続き気になります♪

⏰:10/01/09 11:37 📱:N08A3 🆔:1sOfJ1vA


#59 [ゆっきー C]
>>58さん *

ありがとう!読んでくださる方がいて光栄です!頑張ります!

⏰:10/01/09 18:01 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#60 [ゆっきー C]
「俺、紗英ちゃんとタメだよ♪」


「え!!!全く分からなかった。」

「あはは。だろーね。学校あんま来てなかったから。最近は、昼だけ食いに来てるって感じ。たまに顔出す程度。」


「あ、そうなんだ。」


まだ話しに慣れない。


うちら初めて話してるんだよ…?(笑


違和感ありあり。

⏰:10/01/09 18:06 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#61 [ゆっきー C]
私はC組。



彼はA組だということが分かった。



名前は松下宏平くん。



A組の中ではサボリ魔と呼ばれてるらしい。

⏰:10/01/09 18:11 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#62 [ゆっきー C]
あたしもしかして…


変な人好きになっちゃった……?

「てかハンバーガー覚めるよ?笑」

あたしはそう言われても、口がポカーンと開いたまま。


「おーい!ハンバーガー。」


我に振り返ったあたしは、


「あたし…ハンバーガー?」


「あ〜違うよ。ハンバーガー覚めちゃうよ?」

⏰:10/01/09 18:15 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#63 [ゆっきー C]
そう言われてハンバーガーを手にとった。



あたしさっきまで凄くお腹すいてたのに、なんでだろう……?
今は全然空いてない。
むしろ満腹感の方があるくらい。



好きな人が目の前にいるから緊張しちゃってそうなってんのかな…。



その時のあたしは、いつものあたしじゃなかった。

⏰:10/01/09 18:18 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#64 [ゆっきー C]
妙な緊張があたしを襲う。



松下くん食べてるあたしをずっと見つめている。



そんなに見つめないで欲しい。



自分の顔がどんどん赤くなっていくのが分かった。



あたしは気を紛らすために言った。

⏰:10/01/09 18:21 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#65 [ゆっきー C]
「あたし一人じゃ食べきれないから食べてほしいな!」



すると松下くんは



「いいよ俺食ったし。」



すごいクールに返された。

⏰:10/01/09 18:24 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#66 [ゆっきー C]
しばらく沈黙が続いた。


その沈黙を破るかのように、突然


「紗英ちゃん。」



と呼んだ。



松下くんは真剣な顔つきになっていた。



あたしはおそるおそる



「なに…???」



と返事をした。

⏰:10/01/09 18:29 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#67 [ゆっきー C]
「良かったら、俺と付き合わない?」



………!!!!??



あたしからかわれてる。。



とっさにそう思った。



でも…
目が本気だった。

⏰:10/01/09 18:31 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#68 [ゆっきー C]
あたしは、まだ男の人との付き合いなんか全くしたことがない。


松下くんのことは好きだけど、今初めて話したばかりで急に付き合うなんてそんなこといいのかな……


「ちょっと…急すぎない?」



あたし反応冷たいかな。。



男の人と話すことなんて今までにあんまなかったから、反応に困った。

⏰:10/01/09 18:37 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#69 [ゆっきー C]
松下くんは、「そうだよね…ごめんね」と謝ってきた。




あたしは、松下くんが梨香に相談してた内容がようやくわかった。それと同時に、鈍感とか言われた意味も分かった。




「あたしが松下くん好きなの梨香からもう聞いてるよね?」




一応聞いてみた。



案の定、聞いていると言っていた。

⏰:10/01/09 19:24 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#70 [ゆっきー C]
あたしは決意した。



今思ってることをまんべんなく話そう。



「あたし松下くんに一目惚れしたけど、今日の今日で付きあうっていうことにまだ気持ちに整理がつかないの。だから少し待ってもらいたいな。考えさせてほしい。」




言いきった。



あたしは何故か嫌われそうな予感がした。

⏰:10/01/09 19:28 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#71 [ゆっきー C]
松下くんは少し考えた様子を見せ、




「うん。分かった。いい返事を待ってるよ!」




この子はポジティブだな、と思った。




マックも全部食べ終わり、携帯番号とメールアドレスを交換して二人は別れた。

⏰:10/01/09 19:32 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#72 [ゆっきー C]
松下くんかっこよかったなぁ。




改めて思った。




体格がよく背が高い。
雰囲気もよく、少し人見知りしそうな容姿だけど案外そんなでもなかった。




そんなことを思いつつ帰宅した。

⏰:10/01/09 19:35 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#73 [ゆっきー C]
ただいま〜。
って誰もいないはずなのに呼んでる。あたしバカだ。(笑


家が静かなのって慣れない。


松下くんのことどうしよう。


そう思った直後、突然メールが来た。



案の定松下くんからだった。



<今日は話せて嬉しかったよ!
あ!今日青空きれいだったね。>


という文章だった。


確かに今日は空が一段ときれいに感じたなぁ。


<今日の空きれいだったね。清々しい天気だった。>


と返信をした。

⏰:10/01/09 20:00 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#74 [ゆっきー C]
今日はもう寝ようかな。





まだ時間は8時。






今日は時間が経つのが遅く感じた。




しばらくして松下くんから二通目のメールがきた。

⏰:10/01/09 20:11 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#75 [ゆっきー C]
<俺は前から紗英ちゃんのことが好きだったよ。高校の入学式の時に一目惚れしたんだ。>



え…??



あたしより全然前。



なんで今まで気づかなかったんだろう?



自転車置き場であったあの時も想いを寄せてくれてたってことだよね。

⏰:10/01/09 20:18 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#76 [ゆっきー C]
そんな松下くんを振る権利なんてあたしにはない。。


そう思った。
なおかつあたしも松下くんのことが好きなのに。


すぐさまメールをした。


<考えるなんて偉そうなこと言っちゃってごめんね。>



しばらくしてメールが返ってきた。



<謝ってもらうために送ったんじゃないよ。たださっきいい忘れてただけ。>

⏰:10/01/09 20:23 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#77 [ゆっきー C]
松下くんて大人だな〜。



ふと思った。



あたしと釣り合うかな…。



そんなことを考えていた。

⏰:10/01/09 20:25 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#78 [ゆっきー C]
あたしは横になってずっと考えていた。



さっきは、振る権利ないとか思ったけど、付き合ったら…という現実に引き戻された。



何時間寝ていただろうか。




目が覚めてリビングへと足を運ぶ。



お泊まりのお姉ちゃん以外は帰宅していた。

⏰:10/01/09 20:30 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#79 [ゆっきー C]
みんなで仲良くお酒を飲んでいた。



はぁ……。



心の中で深いため息をついた。



リビングへ向かっていた足を再び自分の部屋へと方向を変えた。

⏰:10/01/09 20:33 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#80 [ゆっきー C]
なんかめんどくさい。



そんなことをぶつぶつ言いながらも、さっき見た夢について考えていた。




そう、あたしは夢を見ていた。

⏰:10/01/09 20:35 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#81 [ゆっきー C]
あたしが松下くんと付き合っている夢を。



すごく仲良く話していた。



松下くんはすごくニコニコして幸せそうだった。



でもあたしの顔は幸せそうに見えてどこか曇っていた。

⏰:10/01/09 20:37 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#82 [ゆっきー C]
夢の中でのシーンが変わった。


教室で空を見上げるあたし。


廊下では松下くんが女の子と親しげに話している様子。


夢の中で松下くんはすごくモテていた。


顔かっこいいし実際もモテモテだとあたしは思う。


あたしは全然気づかない。


いや、気づいててわざと見てなかったのかな。

⏰:10/01/09 20:41 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#83 [ゆっきー C]
そんな松下くんが教室に入ってくるなりこう言った。



「空ばっか見てて楽しい?」



少しバカにしたような口調でそう言われた。



「いつも教室でこんな感じなんだ…」



「ふーん。つまんないね。」

⏰:10/01/09 20:49 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#84 [ゆっきー C]
そこで夢は終わった。



あっという間な夢がすごく長いような気がした。



部屋に入ってさっき寝ていたベッドを見ると、枕が濡れていた。



あたしは泣いていたのだろうか。

⏰:10/01/09 20:52 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#85 [ゆっきー C]
あたしはすぐ不安にかられた。



あたし本当に松下くんと付き合っちゃって良いのかな…



どうしよう。。

⏰:10/01/09 21:43 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#86 [ゆっきー C]
夢みたいな感じで結構モテると思うんだよね……。



正夢になったらどうしよう。。



あたしいつも教室では上の空みたいな感じだからそういうこと分かってくれる人じゃなきゃ無理なのかな。


本当どうしよう。

⏰:10/01/09 21:58 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#87 [ゆっきー C]
そんなことをずっと考えてたら、深夜の2時が過ぎた。



こういうことは考えすぎても良くないんだろうなぁ。



あ〜眠い。



催眠術にかけられたようにあたしは眠った。

⏰:10/01/09 23:54 📱:INFOBAR2 🆔:Kg9RBzh6


#88 [ゆっきー C]
-翌朝-

いつも通り目覚ましが鳴り響き、支度をしリビングへ。


あ〜
眠い。めんどくさい。


「今日休みたいな〜。」


「休んじゃえ!」
一番上のお兄ちゃんに言われた。

「うん、今日休むね。」


お母さんには呆れられた。

⏰:10/01/10 00:01 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#89 [ゆっきー C]
見てくれてる人いるかな…?
一人や二人でも見てくれてたら嬉しい♪あと、もっとこうした方が良いなどの要望もあったら、遠慮なく言ってください。。
よろしくお願いします。

今日はもう寝ます。

おやすみなさい。

⏰:10/01/10 00:07 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#90 [我輩は匿名である]
見てますよ〜♪
読みやすいと思います☆

楽しみにしてます(*^^*)

⏰:10/01/10 00:29 📱:812SH 🆔:ZnptIpog


#91 [ゆっきー C]
ずっと昨日のこと考えてた。




あたし弱いな〜。





あたしなんで休んじゃうの?





あたしどうしたらいい?

⏰:10/01/10 11:25 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#92 [ゆっきー C]
>>90
ありがとうございます!
ご期待に応えられる展開にならなかったらすみません。。

よろしくお願いします。

⏰:10/01/10 11:27 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#93 [ゆっきー C]
そんなことばっかり考えすぎたのか、頭が痛くなってしまった。





さっき着てたパジャマに着替え直して、





ベッドに横になった。

⏰:10/01/10 11:30 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#94 [ゆっきー C]
はぁ。。





憂鬱……。




どうしよう。

⏰:10/01/10 11:33 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#95 [ゆんちゃん]
そんなことを考えてどれくらい経っただろうか。


携帯を開くとメールが4通来ていた。


梨香とゆみちゃんから、昨日何かあった?大丈夫?というメールが来ていた。


松下くんからのメールは、案外冷静な感じで、「昨日のことだよね。明日は来てほしいな。」


というような内容だった。

⏰:10/01/10 20:26 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#96 [ゆっきー C]
そんなことを考えてどれくらい経っただろうか。


携帯を開くとメールが4通来ていた。


梨香とゆみちゃんから、昨日何かあった?大丈夫?というメールが来ていた。


松下くんからのメールは、案外冷静な感じで、
<昨日のことだよね。明日は来てほしいな。>


というような内容だった。

⏰:10/01/10 20:27 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#97 [ゆっきー C]
なんだか寂しいな。
松下くん本当にあたしのこと好きなのかな。


あたしは更に不安に不安が積もった。



そして4件目。




(ん………???)




4件目は知らないメールアドレスからだ。

⏰:10/01/10 20:27 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#98 [ゆっきー C]
<はじめまして。隣のクラスの長岡恭平だけど、分かる?>



長岡くん……?



誰だろう……?



フルネームで言ってくれたのに分からないとか失礼だ…。



でも本当に分からない。

⏰:10/01/10 20:31 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#99 [ゆっきー C]
<はじめまして。長岡くん…?ごめん分からない。>





大分失礼かもだけど、嘘はつきたくなかった。




相手に嘘ついたり、つかれたりするのが一番好きじゃないかもしれない。




もちろん、自分にも嘘はつきたくない。

⏰:10/01/10 20:34 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#100 [ゆっきー C]
そして梨香とゆみちゃんには
<少し体がだるいだけだから。心配かけてごめんね。>




と返事を返した。




松下くんには、
<大丈夫。授業頑張ってね。>



と一行打って送信した。

⏰:10/01/10 20:40 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#101 [ゆっきー C]
- 松下宏平 -

俺は高校の入学式の時に可愛いと思っていた一人の女の子がいた。

俺が見る限り、大人しい感じで、清楚な女の子な感じだった。


まさに俺の好きなタイプだった。休み時間はいつもC組に顔を覗かせ、紗英ちゃんの様子を伺っていた。


いつも青空を見てる。


一体、紗英ちゃんがどんな表情をして青空を見ているのか、俺は気になった。

⏰:10/01/10 20:50 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#102 [ゆっきー C]
俺は紗英ちゃんのことが好きだ。

梨香ちゃんといるときの笑顔も青空を見ている時の紗英ちゃんも全部。
俺がその青空になれないだろうかと、いつも思っていた。


俺はクラスでもモテる方だ。背も高く、廊下にいる俺の周りにはいつも女の子がたかり、声をかけてくる。


極端にがり勉かチャラ男かって言うと、チャラ男な感じだ。


そんな俺は、これまでに結構悪いことと呼ばれるものは全部してきてしまっていた。
そして今でもしている。


そんなやつを、あんなに大人しい女の子が好きになってくれるはずがない。

⏰:10/01/10 21:00 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#103 [ゆっきー C]
俺は、梨香ちゃんと幼なじみで、何かあるときは、いつも一緒にいた。



高校生活にもだんだん慣れ、落ちついてきた2年生の半ば頃、梨香ちゃんに、紗英ちゃんが好きなことを話した。



それから、紗英ちゃんも好きなことを伝えられ、一気にテンションが上がった。

⏰:10/01/10 21:06 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#104 [ゆっきー C]
でも紗英ちゃんは、チャラ男みたいなタイプが一番苦手らしい。



俺は悩んだ。



俺は今の自分を捨ててまで紗英ちゃんに想いを伝えるべきなのか。

⏰:10/01/10 21:09 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#105 [ゆっきー C]
俺は学校をちょくちょく休みながらも、ひたすら考えた。


タバコも酒もやってる俺。
以前は女ったらしな最低な男だった。


そんな俺に告白する権利があるのだろうか。


紗英ちゃんの人生を汚すことにならないだろうか。


そんなことばかり考える日々が続いた。


そして3年生になった今、想いを伝えようと決心した。

⏰:10/01/10 21:13 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#106 [ゆっきー C]
そんなある日、学校に着いたら梨香が俺の教室にいた。


しかも俺の席に座ってなにやらにやけている。


気持ち悪かったけど、俺は聞いた。


「どうかした?俺に何か用?」
梨香ちゃんとの会話はいつもこんな感じだ。

⏰:10/01/10 21:23 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#107 [ゆっきー C]
ちなみに一回、「めんどくさいから梨香って呼びたいんだけど。」
と言ったことがある。
そしたら、


「呼んでいいのは特別な人だけ。」

って言われて終わった。(笑


まあ彼女なりのプライドみたいな意地があるんだろうなと思ってそれ以来ずっと梨香ちゃんって呼んでる。

⏰:10/01/10 21:27 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#108 [ゆっきー C]
梨香ちゃんに、
「ちょっときて。」
と言われ、俺はめんどくさいけどついていき、屋上へたどり着いた。



「どーした?」



俺は聞いた。



「宏平くん、紗英に告白したい?」


いきなり聞かれ、俺は焦ったが、あえて冷静に、



「できるものならしたいよ。」



と言った。

⏰:10/01/10 21:32 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#109 [ゆっきー C]
「じゃあ計画立てなきゃでしょ?」

「は?計画?なにそれ。」


「紗英に好きになってもらえるような人になるための計画だよ!」


「いきなりそんなこと言われても困るわ〜(笑」

⏰:10/01/10 21:53 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#110 [ゆっきー C]
俺のそんな言葉も無視して、


「紗英は超鈍感で天然ちゃんだから、宏平くんがチャラいことにさえ気付いてないはず。だから作ってきたの!」


「は?何を?」


俺は勝手に話を進められていることに腹が立ち始めていた。

⏰:10/01/10 21:53 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#111 [ゆっきー C]
梨香ちゃんは一枚の紙をひろげて「ジャジャーン!」と言った。


その紙の一番上には、計画表と書かれてあった。


俺は紙を手にとり全体を眺めた。


そこに大体書いてあることは、今までの生活を見直して、紗英のちゃんのために真面目になってから、告白をするというものだった。

⏰:10/01/10 21:54 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#112 [ゆっきー C]
俺は、できればチャラチャラしているそのままの俺を好きになってもらいたかった。



だけどそんな甘い考え、ダメなんだな。



でも、想いを伝えない限りこの恋は終わらないんだよな…。

⏰:10/01/10 22:00 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#113 [ゆっきー C]
「紗英は、知ってるはずのことを知らないって言ったりする子だから、もしかしたら知らないっていうかもよ(笑)緊張してる時とパニクってる時は特に。ま、そういう可愛い子だから。丁重にね☆」


そういい残し去っていった。


よし!俺は決意した。


真面目になってこの想いを伝えよう!


今日から真面目になるぞ!


そう意気込んでから一週間が経った。


俺は、見た目は変わった。


だが肝心な中身は全く変われてなかった。

⏰:10/01/10 22:09 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#114 [ゆっきー C]
「紗英は、知ってるはずのことを知らないって言ったりする子だから、もしかしたら宏平くんの事も知らないっていうかもよ(笑)特に緊張してる時とパニクってる時はそういう風になるらしい。ま、そういう可愛い子だから。丁重にね☆」


そういい残し去っていった。


よし!俺は決意した。


真面目になってこの想いを伝えよう!


今日から真面目になるぞ!


そう意気込んでから一週間が経った。


俺は、見た目は変わった。


だが肝心な中身は全く変われてなかった。

⏰:10/01/10 22:10 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#115 [ゆっきー C]
むしろ見た目を変えたストレスからか、家で荒れていた。



落ち着きを取り戻したときに俺は思った。



もう、見た目だけ変えて中身は想いを伝えてからでいいや。



もしかしたら振られるかもしれないし。

⏰:10/01/10 22:14 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#116 [ゆっきー C]
あとは話し方さえ変えればいいか。



俺は学校が終わり、梨香ちゃんにメールした。



「俺、変わることできたから紗英ちゃんを呼んでほしい。場所はどこでもいい。よろしく」

⏰:10/01/10 22:18 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#117 [ゆっきー C]
「OK〜♪♪」


そして場所がマックだと分かって直行した。


「こっちこっち〜!」


もう梨香ちゃんは待っていた。


そして紗英ちゃんはゆみと来ることが分かった。

⏰:10/01/10 22:35 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#118 [ゆっきー C]
実は、ゆみは俺元カノ。


俺達は中2から付き合い始め、みんなが憧れる理想のカップルだった。同じ高校を選び、入学した。


そんな入学式の時。俺は紗英ちゃんに一目惚れしてしまったのだ。好きな人が出来たと言い、それを理由にフった。


本当最低だよな。俺。

⏰:10/01/10 22:35 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#119 [ゆっきー C]
ゆみには、もし口が滑ってもそれは絶対誰にも言っちゃだめだからね。広まるんだから。と会う度にいつも言われている。


俺はそんなこと分かってる。


たとえ酔っぱらってても、口が裂けてもそんなこと言えるはずがない。

⏰:10/01/10 22:36 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#120 [ゆっきー C]
しばらくしてゆみと紗英ちゃんがマックに入ってきた。



紗英ちゃんはこっちにまだ気付いてない。



ゆみがこっちを見てアイコンタクトをした。



ゆみと紗英がなにかを話し、席の空きをみている。

⏰:10/01/10 22:44 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#121 [ゆっきー C]
そして俺達がわざとあけておいた席を見ている。



あ!空いてると思ったのか、こっちにはまだ気づいてない様子。



でも気づかれた。



てか気づかれなきゃ始まらないんだけど。



俺は梨香ちゃんと話すフリをした。笑ってもみた。

⏰:10/01/10 22:44 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#122 [ゆっきー C]
見てくれてる人いなかったらどうしよう…。。

⏰:10/01/10 22:48 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#123 [ゆっきー C]
俺はこんな芝居じみた事をするのがめんどくさくなりはじめていた。


一回ゆみのところへ戻り、泣きそうにしていた。


でもゆみは穏やかな顔で

「大丈夫」

と言った(ように思えた)。


ゆみが買い終わり、


俺達を見て唖然としている紗英ちゃんを連れて隣へ来た。

⏰:10/01/10 22:54 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#124 [我輩は匿名である]
またまた書き込み

みてますよ!

⏰:10/01/10 23:26 📱:N08A3 🆔:JJLkpWnI


#125 [ゆっきー C]
俺の隣にゆみが座り、梨香ちゃんの隣に紗英が座った。

(俺こーゆーの一番苦手かも)


そう思いながら梨香ちゃんと紗英ちゃんが話してるのを横で聞いていた。


(なんかめちゃめちゃ長くなりそうなんすけど。)


俺はこの状況にだんだん苛立ちを感じ始め、足を組んでタバコを吸おうと思ってポケットから取り出そうとした。だが隣にいるゆみにさりげなく止められた。


俺は我に返った。


(あぶねーあぶねー。ガチで無意識だったわ。サンキューゆみ。)

⏰:10/01/10 23:30 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#126 [ゆっきー C]
ありがとうございます!

一人でも見てくれてる人がいるというのは心強いです!

頑張ります♪

⏰:10/01/10 23:33 📱:INFOBAR2 🆔:FSnqz3gA


#127 [ゆっきー C]
俺はポケットから手を抜き、いつ話が終わるのかと思っていた。




話が終わったのはそれから10分後くらいだった。




じゃああとは二人で仲良くね♪
という言葉をあとにゆみと梨香ちゃんは去ってしまった。

⏰:10/01/11 00:59 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#128 [ゆっきー C]
そういえば俺、さっきからずっと紗英ちゃんのこと見てる。


可愛い服着てる。
てか化粧してて可愛い。



見とれちゃっていた。



見とれながらハンバーガー食ってた俺って…どーなの?(笑

⏰:10/01/11 01:10 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#129 [ゆっきー C]
どうしよう。



どこから切り出せばいいんだ…?



とりあえず話そう。




「ねぇ紗英ちゃん。」




やべ………言い方軽かったか?

⏰:10/01/11 01:12 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#130 [ゆっきー C]
おそるおそる紗英ちゃんは
「……はい」
と返事をしてる。




しょっぱなからやっちまったな…。




まぁこんなかんじでいいよな。




急に口調変わるってのもおかしーはなしだし。(笑

⏰:10/01/11 01:14 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#131 [ゆっきー C]
タメだと言ったあとの紗英ちゃんの驚く表情がなんか可愛く見えた。




紗英ちゃんに
「お〜い!ハンバーガー!」って言ったときの表情と反応もすげぇ笑えた。お前がハンバーガーなわけねーだろ!!心の中では爆笑していた。



心の中で突っ込み入れてる俺って……

⏰:10/01/11 01:19 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#132 [ゆっきー C]
でも相手は大人しい女の子。



ノリツッコミなんて絶対にしてくれない。



もうコクった方がいいよな?



なぁゆみ、梨香、いいよな?

⏰:10/01/11 01:21 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#133 [ゆっきー C]
俺はコクった。



でも口調を失敗した。



また軽い言い方になってしまった。俺はやっぱこーゆーのに向いてねぇのかもな。



(もう雑な言い方だと思われてもいい。俺は本気だ)



そう心の中で唱えた。



目じからを強くし、本気な心を紗英ちゃんの瞳に向けた。

⏰:10/01/11 01:27 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#134 [ゆっきー C]
それからしばらくして


紗英ちゃんが口を開いた。


確かに一目惚れはしたけど、今日の今日では気持ちに整理がつかないから考えさせてほしいと何故か強気な感じで言われた。


俺は口調に失敗したのかと思った。


そう考える意外他になかった。


滅多な事でフラれるはずがないというポリシーのようなものが俺にはあったからだ。

⏰:10/01/11 01:32 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#135 [ゆっきー C]
まだフラれたわけでもないのに、一人で先走っていた。


とりあえずメールアドレスを交換し二人は別れた。


俺は振り返って紗英ちゃんの後ろ姿をみた。


俺は………


紗英ちゃんのことが本当に好きなのだろうか。


今はそんなことを考えながら帰っていった。



そして自宅近くで俺は、思った。

⏰:10/01/11 01:42 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#136 [ゆっきー C]
好きだとかこの際どうでもいい。


俺にだってプライドというものはある。


俺はフラれたことがない。
こんなことでプライドを傷つけられたらたまったもんじゃねぇ。



(なんとしてでも振り向かせてやる!)



この時にはもう、紗英ちゃんへの"好きだ"という気持ちはどこかへ消えてしまっていた。

⏰:10/01/11 01:43 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#137 [ゆっきー C]
俺はすかさずメールをした。




今日のことと、青空がきれいだったね。ということをメールした。



メールが返ってきた。

⏰:10/01/11 01:45 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#138 [ゆっきー C]
清々しい天気だったというメールだった。



今日のことに触れてこない。



(俺も触れない方がいいか。)



そう思い、



前から紗英ちゃんが好きだったことを強調するメールを送った。

⏰:10/01/11 01:49 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#139 [ゆっきー C]
すると、
「考えるなんて偉そうなこといってごめんね。」
という謝りのメールがきた。




なんで謝ってんのか分からなかったが、まぁ別にいいやと思い、



謙虚に、謝ってもらうために送ったんじゃない。いい忘れてただけと送った。

⏰:10/01/11 01:53 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#140 [ゆっきー C]
俺はふと、ゆみの顔が浮かんだ。


やっぱり俺にはゆみしかいないのかもな。



そう思ってゆみにメールをしようと思った。でもまだ紗英ちゃんの返答を聞いてないのにおかしいと思われる。どうせならフラれてからの方があとでめんどうなことにならねぇ。



俺はゆみと戻れるのなら、フラれてプライドに傷がつこうがどーでもいいと思った。

⏰:10/01/11 02:06 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#141 [ゆっきー C]
明日学校に紗英ちゃんが来たら呼び出してすぐ返答をもらおう。



そう思った。



だが紗英ちゃんは学校に来なかった。



俺への返答で悩んでるんだと思い、「昨日のことだよね。明日は学校きてほしいな」というわざと冷めたようなメールを送り、俺への好きな気持ちを少しでも冷ませたかった。


俺はいつしかフラれるための方法を考え始めていた。

⏰:10/01/11 02:11 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#142 [ゆっきー C]
**************

<はじめまして。長岡くん…?ごめん分からない。>

とメールしてから2、3時間ずっと返信がこない。


やばい。怒ってるのかも。
あ、授業中なのかな。
でも休み時間のときとかメール見てる筈だよね…。


と思い、あたしは、
<さっきのメールで傷つけてしまったなら、ごめんなさい。許してください。>
という謝りのメールを送った。


<いや、違うよ。てかそんなんで傷つくほど弱くないっす。(笑)
バイトだったからさ。今やっと昼休憩入った。俺こそごめんね。ところで紗英ちゃん俺のこと知らないって言ってたよね?俺も知らないから大丈夫!(笑)>

⏰:10/01/11 02:26 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#143 [ゆっきー C]
学校はどうしたんだろう…?



なんであたしのこと知らないのにアドレスしってるんだろう…?



あ!よくドキュメンタリーなんかでやってる悪用とかかな…。
突然見ず知らずの人からメールがきて何か巻き込まれるとか……。


なんか軽々しくメールの返信をしてしまったことを今更ながら後悔した。

⏰:10/01/11 02:30 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#144 [ゆっきー C]
今日はもう寝ます。

おやすみなさい(>_<)

⏰:10/01/11 02:45 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#145 [ゆっきー C]
<あたしのこと知らないって…どういうことですか?>


怒らせるような言い方しちゃったカモ(>_<)


少し経って返事がきた。


<俺ゆみの彼氏なんだよね。紗英ちゃんに学校で話しかけようと思ってたんだけど、休み時間はいつも窓見てるかゆみと話してるかなんだもん。昼と帰りも誰かといるっしょ?だから話すタイミングが全くないから、こっそりゆみの携帯から俺の携帯に紗英ちゃんのアドレス移したんだよ。で、メールしたってわけ。あ!このこと絶対に内緒にしてね。休憩終わるからまたあとでメールするわ!>

⏰:10/01/11 12:19 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#146 [ゆっきー C]
この内容、めっちゃ突っ込むところがある。





でも今メールしたところで返ってこないわけだし、バイトの邪魔にもなるだろうと思い、とりあえずメールを待つことにした。

⏰:10/01/11 12:23 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#147 [ゆっきー C]
- 長岡恭平 -

俺は高1の時はめちゃくちゃ荒れていて自分をコントロールできなくなり不登校になってた。


背が高いことだけは自慢できるが、それ意外は普通な感じだ。


ある日俺は、進級が危ういことを知り、追試を受け、なんとか進級することができた。そして高2の3学期。


そろそろまじめにならなきゃやべーと思い、学校にもよく来るようになった。ある日、下校しようとした時、校門の前で変な女が声を掛けてきた。


「ねぇ〜♪♪そっこっのっきっみ♪」

⏰:10/01/11 12:42 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#148 [ゆっきー C]
俺は全く訳が分からない。
だれだテメェ。


無視して行こうとすると、腕を捕まれ、「待ってよ〜!」と言ってきた。女は腕を捕んだのを良いことに、腕を組んできた。


(は!!!??
気安く腕なんか組むんじゃねーよ!)

⏰:10/01/11 12:50 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#149 [ゆっきー C]
俺はぶっきらぼうに、


「君、誰?」


と言った。


すると女は、3年C組のゆみだと言った。


もうめんどくせーし早く帰りてぇから一緒に下校した。歩いてるときもずっとペチャクチャくだらないことを話してくる。


そんなことが毎日続いた。

⏰:10/01/11 12:50 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#150 [ゆっきー C]
多分この女は俺に惚れてるんだろう。


いつしか俺も、


「この女悪くねぇかも」


と思い始めていた。


案の定、今日も待ち伏せしていた。


俺はすぐに言った。


「俺と付き合ってほしい」と。


軽い気持ちなのか本気なのかわからない心境で告白をした。


ただこの女といると暇潰しになるから。


それだけの理由。


気づいたら女は泣いていた。

⏰:10/01/11 12:58 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#151 [ゆっきー C]
よっぽど嬉しかったのかもな。



俺は軽い気持ちで言ったことを少し後悔した。



それからはずっと登下校をともにし、授業中のメールも欠かさずにしていた。たまに廊下で話したりもしている。もちろん、お昼も仲良く食べている。ゆみといる時間が一番楽しい。



そう思ってた。



ついこの間までは。

⏰:10/01/11 13:02 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#152 [ゆっきー C]
最近、俺といても楽しくなさそうな感じ。




別の誰かのことを想ってるんじゃないかと俺は思い込んだ。

⏰:10/01/11 13:07 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#153 [ゆっきー C]
真相を探るべく、俺は、ゆみとよく話している女の子"紗英ちゃん"が何か知っているんじゃないかと考えて、話しかけるタイミングを見計らっていた。



だかゆみと同じクラスというデメリットがあり、これから先、話しかけられる可能性はゼロだと確信し、しょうがなく他の手段を考えた。



ゆみの隙を見計らい、紗英ちゃんにメールをした。



俺は、こうするしか手っ取り早い方法はないと思った。

⏰:10/01/11 13:15 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#154 [ゆっきー C]
紗英ちゃんからメールがきた。



メールでのイメージは、消極的な女の子。そんなところかな。



俺とは合わなそうな子だな。

⏰:10/01/11 13:17 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#155 [ゆっきー C]
とりあえずバイトがあるからあとでメールすると言って




バイトに戻った。

⏰:10/01/11 13:19 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#156 [ゆっきー C]
- 島崎ゆみ -


あたしはずっと宏平と一緒にいれると思っていた。




あの日までは。




「入学式の日に好きな子ができた」と突然言われ、




あたしは全身の力が抜けた。

⏰:10/01/11 13:35 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#157 [ゆっきー C]
それからというもの、あたしは少し不登校になり、いつまでもめげてはいられないと思い学校に行くようになった。



久しぶりの学校であたしは、好きな人ができ、高2の終わり頃に思い切って話しかけることにした。

⏰:10/01/11 13:36 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#158 [ゆっきー C]
あたしの言葉1つ1つにうざそうな顔をされたが、それはあえて気にしなかった。



その男の子は恭平くん。
先生に恭平くんのこといろいろ聞いたが、恭平くんの悪いところばかり言っていた。本当に良いところがないらしい。でも、先生は最後にこういった。

⏰:10/01/11 13:36 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#159 [ゆっきー C]
「そんな子だけれども、表には出さない思いやりのある優しい男の子なのよ。」



あたしは、恭平くんの秘密を知れたみたいな感覚になり、



あたしの日常生活から色んなことをしゃべった。



恭平くんは、聞いててくれてないみたいだった。

⏰:10/01/11 13:41 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#160 [ゆっきー C]
でもあたしはそれだけで満足だった。




次の日も次の日も待ち伏せしては積極的にはなしかけていった。

⏰:10/01/11 13:42 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#161 [ゆっきー C]
そんなある日、告白をされた。



本当に嬉しかった。

⏰:10/01/11 13:43 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#162 [ゆっきー C]
私の目からは大量の涙が溢れてきた。




本当に嬉しかったのだ。




これで宏平のことをきっぱり忘れよう。




そう思った。

⏰:10/01/11 13:44 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#163 [ゆっきー C]
それからは恭平と仲良く学校生活を送っていた。


あたしは高3になり、恭平とは別のクラスになった。


そんなある日、休み時間に必ずうちのクラスを覗いては紗英ちゃんのことをみる宏平の姿が。


好きな子って紗英ちゃんだったんだ。

⏰:10/01/11 13:48 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#164 [ゆっきー C]
あたしは、付き合ってそんなに経たないくらいの時、宏平が言ってた言葉を思い出した。



「俺お前みたいなのより大人しい女の方が好きかも。(笑)」



宏平はこういうことを平気で言うやつだったから気にしてなかった。



やっぱ本当だったのかもね。

⏰:10/01/11 14:18 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#165 [ゆっきー C]
しょうがないよね。こういう運命なんだもん。




それからというもの、休み時間に紗英を見に来ては教室へ戻り………そんな日々の繰り返しだった。


紗英の隣にのあたしには一切目を向けてくれない。



あたしは何故かそれが辛く感じた。

⏰:10/01/11 14:21 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#166 [ゆっきー C]
あたしには、恭平という優しい彼氏が出来たにも関わらず、宏平という今は紗英ちゃんに想いを寄せている元カレへの恋心を忘れられず、引きずっている。



いつしかあたしの頭には、恭平という存在が薄れてきていた。



恭平と一緒にいても想うのは宏平。



忘れられない。

⏰:10/01/11 14:25 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#167 [ゆっきー C]
あたし最低だ。



宏平は軽い男だと知っている。



だから紗英ちゃんのことも何かをきっかけにすれば忘れてくれるかもしれない。



そのきっかけを作るために、梨香ちゃんに話を持ちかけた。

⏰:10/01/11 14:27 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#168 [ゆっきー C]
梨香ちゃんには、
「あたし、宏平と紗英ちゃんの恋を応援してるの。」



そういうと、梨香ちゃんは、



「本当に?大歓迎ヽ(´∇`)ノ実はあたし今、宏平くんに紗英とのこと相談されてて、計画練ってるの!あたし達、恋のキューピッドになっちゃおうよ★」



宏平から相談受けてたんだ…。
そういえば幼なじみだったっけ。

⏰:10/01/11 14:34 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#169 [ゆっきー C]
あたしが紗英ちゃんと宏平を引き離すなんて知らない梨香ちゃんは、勝手に話を進めている。



梨香ちゃんが言うには、宏平にまじめになって告白してもらいたいらしい。そのためにこの計画を考えていると言っていた。



あたしは、宏平がそんなことできるはずがないと思いながらも、



「いいアイデアだね★」



と賛成の意志を示した。

⏰:10/01/11 14:39 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#170 [ゆっきー C]
そして数日後…………………
恭平と帰宅してすぐ


梨香ちゃんからメールがきた。


「宏平くんが、まじめになることができたって。どっかで待ち合わせしたいんだけど、あたしが誘ったら、今日、家庭教師なのに変だと思われるから、ゆみちゃんから誘ってほしい。大丈夫?」


そんなメールだった。


宏平本気なんだ……。


そう思った。

⏰:10/01/11 14:44 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#171 [ゆっきー C]
あたしは紗英ちゃんに電話をかけようとした。



その時、紗英ちゃんから電話が来た。



心臓止まるかと思った。



ご飯食べにいかないかという話だった。



とりあえず家に迎えにいくと告げ、電話を切った。



そしてすぐさま梨香ちゃんにこのことをメールした。



すると梨香ちゃんからの返事で、マックがいいと言っていた。



あたしは、迎えにいった。そこにはいつもと全然違う、一段と可愛い紗英ちゃんがいた。



なんで近く食べに行くだけなのにこんなにお洒落するのかわからなかった。それと同時に、紗英に可愛いを連発する宏平の姿が脳裏に浮かんでしまった。



そしていろいろ話し、マックに向かった。

⏰:10/01/11 14:53 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#172 [ゆっきー C]
なんであたしがこんなことしなきゃいけないんだろう。。



あたし使われてる。



これで二人がくっついたらどうしよう。



あたしバカだ。



くっついてほしいと思ってる人とよくこんな計画実行してるよね。



上手いように使われてるし。

⏰:10/01/11 14:55 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#173 [ゆっきー C]
そんなことを思った。
でも、計画通りに進んでる。


梨香ちゃんが凄いと思った。


しばらくして宏平が足を組みはじめタバコを出そうとした。。


あたしは、親友の為に努力をしている梨香ちゃんを裏切ることが出来ず、タバコを出す手を止めてしまった…。



あたしは何をしているの…?



なんの為にここにいるのか、



いる意味さえ分からなくなっていた。

⏰:10/01/11 15:00 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#174 [ゆっきー C]
二人で仲良くね♪



その言葉を最後に、あたし達は立ち去った。



帰り道、梨香ちゃんに、あたしは聞いた。



「なんでそこまで紗英ちゃんのために頑張れちゃうの?」

⏰:10/01/11 15:02 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#175 [ゆっきー C]
梨香ちゃんは当然のように言った。


「決まってるじゃない!紗英に幸せになってもらいたいからだよ!」



梨香は全てに完璧で、すばらしいと思った。




「あたしは、人にそんなこと思ったことなんて一度もないかも。」



あたしは呟いた。

⏰:10/01/11 15:04 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#176 [ゆっきー C]
「まずは自分が幸せにならなきゃそうは思えないことだと思うよ☆これからこれから♪じゃあね!」



と言い、



走って去っていってしまった。

⏰:10/01/11 15:06 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#177 [ゆっきー C]
自分が幸せにならなきゃ……か。




あたし今幸せかなーー。





そんなことを考えながら自宅へと足を向かわせた。。

⏰:10/01/11 15:08 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#178 [ゆっきー C]
家に帰ると誰もいなかった。



あたしは母子家庭で一人っ子。



いつもお母さんはあたしのために、仕事を頑張っている。

⏰:10/01/11 15:10 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#179 [ゆっきー C]
自分の部屋へいき、



あたしはなんだか涙が溢れてきた。



そのまま深い眠りについた。

⏰:10/01/11 15:12 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#180 [ゆっきー C]
次の日学校に紗英ちゃんが来なかった。


昨日何かあったのかな?


と思いメールをしてみた。


微熱だと返事が来た。


本当なのかな。


あたしはわざと通りすがりながらA組をチラッと覗いた。


宏平いる。


なにやら切れている。


何かあったのだろうか。


気になって学校ではただただテンパっていた。

⏰:10/01/11 20:15 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#181 [ゆっきー C]
このまま別れてもらいたい。




次第にその思いが以前より強まっていた。

⏰:10/01/11 20:16 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#182 [ゆっきー C]
どうか二人がうまくいきませんよーに。




この時のあたしは豹変していた。

⏰:10/01/11 20:18 📱:INFOBAR2 🆔:f.cuECe6


#183 [ゆっきー C]
あたし本当最低な女だ。




でも自分の気持ちに嘘はつきたくない




嫌われたっていい。




梨香ちゃん紗英ちゃん恭平を裏切ってるのはあたしだから。

⏰:10/01/12 01:19 📱:INFOBAR2 🆔:qqwkoO4c


#184 [ロン]
気になる〜>ω<

⏰:10/01/13 12:13 📱:SO906i 🆔:☆☆☆


#185 [ゆっきー]
- 工藤梨香 -

あたしは梨香。


紗英とは高校に入ってはじめての友達。そこから仲良なり、あたし達はいつしか親友になっていった。


あたしは、紗英に好きな人が出来て、応援していた。そんなときに松下くんが現れ、紗英が好きだと言うことを告げられた。そしてあたしは実るようにミニ計画を立てた。


マックでは紗英に少し怒鳴られてしまった。また怒鳴られるのを覚悟で本当のことを話した。でも紗英は涙を流し、許してくれた。


裏切りに近い事をしていたのに、本当に紗英は優しい子だな。。


改めて思った。

⏰:10/01/13 21:56 📱:INFOBAR2 🆔:U8V1qhW2


#186 [ゆっきー]
ロンさん(*´∀`*)

ありがとうございます!
嬉しいです!

⏰:10/01/13 21:57 📱:INFOBAR2 🆔:U8V1qhW2


#187 [ゆっきー]
次の日紗英は学校を休んだ。





何があったのだろうか。





その事には触れずメールをした。体調が悪いらしい。






やっぱり何かあったのかな

⏰:10/01/13 23:36 📱:INFOBAR2 🆔:U8V1qhW2


#188 [ゆっきー]
あたしは凄く気になったけど、様子を見ようと思った。






明日は元気になった紗英を見れますように……。

⏰:10/01/13 23:37 📱:INFOBAR2 🆔:U8V1qhW2


#189 [ゆっきー]
*******************

あれからどれくらい待ってただろうか。



考えれば考えるほど、長岡くんがどんな人なのかだんだん気になってきた。



あたしゆみちゃんとよく話してるのに知らないとか問題外だよね……。



てか彼氏がいることさえ知らなかったんだから。本当あたし友達なくすタイプだ…。

⏰:10/01/14 07:36 📱:INFOBAR2 🆔:2GmbQJfw


#190 [我輩は匿名である]
続き見たいんだけど?ww

⏰:10/02/05 16:10 📱:PC 🆔:gBo8RgR2


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