浮 き 世 の 諸 事 情 。
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#125 []
 
「‥さぁ、帰りますよ」

「‥はい」


そんな顔されちゃぁ、
着物を直す手も躊躇います、ぜ

⏰:10/01/28 19:15 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#126 []
 
本当に‥貴女という人は


「壱助‥さん」




―‥本当に

⏰:10/01/28 19:16 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#127 []
 

「‥ごめんなさい。」




世話が焼ける"子猫"です、ね

⏰:10/01/28 19:16 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#128 [笹]
第四章 【誘われて】

*。*。*。*。*
初の壱助さん目線
が、しかし言葉数が少なすぎる

どうしたもんか、
いきなり大人びた香夜ちゃんに
流石の壱助さんも戸惑いの様子

そして案外
世話好きだった壱助さん
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4676/

⏰:10/01/28 19:23 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#129 []
 
"矯めるなら若木のうち"

悪い癖や欠点などは
柔軟な"幼少"のうちに直さねば
成長してからでは直しにくい。



―‥そういう事、ですよ

⏰:10/01/28 20:25 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#130 []




穏やかな朝に

不釣り合いな‥


「いッ‥たぁああぁあいぃい!!」


激痛の目覚まし。

⏰:10/01/28 20:25 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#131 []
 
「朝から‥騒がしいです、ね」

人の顔面ひっぱたいといて‥
憎い‥憎すぎる


「朝くらい穏やかに‥」

起き上がり目線を上げると

「起きさせて‥」

⏰:10/01/28 20:26 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#132 []
 
異様な重い空気と
壱助さんの鋭い視線

「ください‥」

迫力に

「‥な、何でも‥ないです」



負けました。

⏰:10/01/28 20:27 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#133 []


「お金は‥稼げたんですかい?」

明らかにいつもより声質が鋭い
そして、正座‥辛い

「いえ‥全く」

ちゅんちゅん、と鳴く雀
こけこけ、と鳴く鶏
ぼろぼろ、と泣く私

‥惨めです本当に

⏰:10/01/28 20:28 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


#134 []
 
「情けない」

「ご、ごもっとも‥です」

後悔先に立たずとは
このこと‥ですね

じりじり迫る壱助さんの視線
じりじり痺れる足

呆れたように深く息を吐き
いらいらしているのか
組んだ腕を片指で叩く壱助さん

⏰:10/01/28 20:28 📱:D905i 🆔:Ad90U/U2


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