Vampire Kiss
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#256 [ゆかぴ]
何回も愛理の家に
来ているせいか、
どこに何があるかが
だいたい分かっている。
俺は手際よく料理を
作っていた。
カサッ…
急に音がして俺は
包丁の動きを止めた。
そして俺はゆっくりと
愛理のほうに行った。
「あ…起きた。」
俺は笑いながら言った。
:10/02/20 17:20
:SH03A
:1mW9F1Hs
#257 [ゆかぴ]
▼愛理side▼
そこにいたのはレイくん。
ジャージには「KANZAKI」と
書かれていた。
寝起きのせいか頭が
ちゃんと回らない。
「まぬけな顔笑
体調不良だって聞いて
心配して来たんだよ。」
ああ…。
だからいるんだ。
「ありがとう。
てか何してるの?」
:10/02/20 17:30
:SH03A
:1mW9F1Hs
#258 [ゆかぴ]
「料理作ってる。」
レイくんは当たり前だ
という風に言った。
私の家なんですが…汗
私はムッとした表情で
レイくんを見た。
「愛理体調不良だし、
作ってんだよ。」
レイくんは私の表情を見て
慌てて付け足した。
:10/02/20 17:39
:SH03A
:1mW9F1Hs
#259 [ゆかぴ]
私のために…?
私は嬉しくなり、
ちょっと微笑んだ。
「んじゃ続き作るわ。」
レイくんはそう言うと
キッチンに入っていった。
私はその後を追うように
キッチンに向かった。
:10/02/20 19:53
:SH03A
:1mW9F1Hs
#260 [ゆかぴ]
「どうした?」
「私も手伝うよ。」
「ばか。寝てろ。」
レイくんは私の両肩を掴んで
軽くぐいっと押した。
「でも…。」
私体調不良じゃないのに…。
澪くんに……。
私は片手で口をバッと押さえた。
:10/02/20 22:02
:SH03A
:1mW9F1Hs
#261 [ゆかぴ]
「…ん?」
レイくんは心配そうに
私の顔を覗き込んだ。
私は無言で首を横に
ブンブンと振った。
私…澪くんと…
キスしたんだった。
私は泣きそうになった。
レイくんの前で
思い出したからかな…。
「愛理?どうした?」
「…ごめん。
何もないから…。」
:10/02/20 22:07
:SH03A
:1mW9F1Hs
#262 [ゆかぴ]
私はそう言ってニコッと
笑ってみせたつもりだった。
でもレイくんには
見透かされてたみたい。
レイくんは私をギュッと
抱きしめてくれた。
「体調不良じゃねーよな?」
「体調不良だよ。」
私はレイくんの胸に
顔を埋めた。
すると一層強くギュッと
抱きしめてくれた。
「嘘つき。」
「嘘なんか…キャッ!」
:10/02/20 22:13
:SH03A
:1mW9F1Hs
#263 [ゆかぴ]
レイくんが私を
お姫様抱っこをした。
私はビックリして
レイくんの首に腕を回した。
「なっ…何?汗」
レイくんを見上げて聞いた。
でもレイくんは無視。
それよりも顔が怖かった。
私は背筋がゾクッとした。
レイくんは私をベッドまで
連れていき、
ドサッと私を押し倒した。
「え…。」
:10/02/20 22:22
:SH03A
:1mW9F1Hs
#264 [ゆかぴ]
「嘘つきって言ってんだよ。」
レイくんは私の上に
覆いかぶさるようにして言った。
「誰とキスした…?」
「え…。」
私は心臓が飛び出るかと思った。
私は変に思われないように
レイくんの目をじっと見た。
「唇にキスの跡残ってる。
吸血鬼にしか見えない
吸血鬼の跡が…。」
レイくんはそう言うと
親指で私の唇をツーッと
なぞった。
私はピクンッと身体が反応した。
:10/02/20 22:31
:SH03A
:1mW9F1Hs
#265 [ゆかぴ]
吸血鬼…!?
澪くんも吸血鬼…?
「キスされて嬉しかった?」
レイくんな冷たく言った。
私は恐怖に犯されていた。
「嬉しくなんか…ないっ…。」
私がそう言うと一気に
レイくんの顔が近くになった。
レイくんの息遣いが
聞こえてきそうなぐらい近い。
「俺とのキスは…?」
:10/02/20 22:43
:SH03A
:1mW9F1Hs
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