Vampire Kiss
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#336 [ゆかぴ]
「だめだっ。」
ミオくんはそう言うと
私からパッと離れた。
そして苦笑いの表情をした。
「まじで襲いそうになる笑」
私はその言葉に反応し、
顔が熱くなった。
冷まそうと両手で
両頬を触った。
「ごめんごめん笑」
ミオくんは私の両手を
両頬から引き離して言った。
:10/02/25 10:34
:SH03A
:oBa1TR4Q
#337 [ゆかぴ]
「じゃあ…帰るな。」
ミオくんはそう言うと
その場から消えた。
レイくんのことはもう…。
うん…。
考えないでおこう。
もうどうでもいいやって
思えるようにしよ。
:10/02/25 10:37
:SH03A
:oBa1TR4Q
#338 [ゆかぴ]
翌日。
私の気分はなぜかよかった。
私は意気揚々と学校に行った。
1限目の授業がある
教室に行くと、
香奈と友達が喋っていた。
「おはよー!」
私はその集団の所まで
小走りで行きながら言った。
するとみんな私に気付いて
「おはよう。」と言ってくれた。
「今日テンション高いねっ笑」
香奈が私のために席を
空けながら言った。
:10/02/25 11:44
:SH03A
:oBa1TR4Q
#339 [ゆかぴ]
「ありがと。
…そう?笑」
私はお礼を言い、
愛理の隣に座った。
「いいことあったの?」
別の友達が色々と
私に聞いてきた。
ちょっと焦った。
「いや、何もないよっ。」
私は顔の前で片手を
ブンブン振った。
:10/02/25 12:12
:SH03A
:oBa1TR4Q
#340 [ゆかぴ]
「ふーん…。」
逆に嫌なことばかりだよ。
でももういいんだ。
私は前に進むと決めた。
―ーー…
なんで学生課に
呼ばれるかなぁ…。
私は理由を考えながら
廊下を歩いていた。
学内掲示板に
「中山愛理さん。
至急学生課に来て下さい。」
と書かれた紙が
掲示されていたのだ。
:10/02/25 15:34
:SH03A
:oBa1TR4Q
#341 [ゆかぴ]
めんどくさいなぁ。
そんなことを考えながら
廊下を歩いていると
前からレイくんが
歩いてきた。
うわ……最悪。
私は一瞬目を伏せた。
でも前に進むって決めたから
私は目線を前に戻した。
:10/02/25 16:42
:SH03A
:oBa1TR4Q
#342 [ゆかぴ]
レイくんとの距離が
どんどん縮まっていった。
レイくんは絶対私に
気付いてるはず。
「おはよ。」
私はすれ違い様に言った。
レイくんはビックリして
立ち止まっていた。
私は普通に通り過ぎた。
:10/02/25 16:49
:SH03A
:oBa1TR4Q
#343 [ゆかぴ]
もし「おはよ。」って
言わなかったら
後悔してたはず。
前に進めないままだった。
レイくんから返事は
来なかったけど、
それでもいいと感じた。
前までの私なら絶対に
悲しんでいたはず。
:10/02/25 16:50
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:oBa1TR4Q
#344 [ゆかぴ]
学生課に行くと、
私のノートが届いていた。
まったく気付いてなかった!
気付かないほど私は
色々考えてたのか…。
私はノートの表紙を
ぼーっと見つめていた。
ハッとして我に還り、
部活に向かった。
:10/02/25 17:06
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:oBa1TR4Q
#345 [ゆかぴ]
ジャージに着替えて
グラウンドに出ると
みんな練習していた。
その中にはもちろん
レイくんがいた。
私はレイくんの姿を
チラッとだけ見て、
香奈の元へ行った。
―ーー…
「そういやレイくんと
話できたの?」
香奈がグラウンドを
見ながら言った。
:10/02/25 17:36
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